前回は、本性戦士タイプの方々について考察してみた。
今回は、not戦士の方々について考察したい。
前回も記述したかもしれないが、あくまで僕個人の主観に基づくものであり、異論は大いに認める。
というか、認めざるを得ない。
ちなみに簡単な見分け方は、ツライ瞬間に頑張る理由が「勝ちたい」か「負けたら迷惑かける」のどちらが優位か、だと思っている。
さてさてそういうことで、今回は本性が戦士でない、遠藤さんと僕、森本の2人。
個人的に面白いのは、この2人は通常(練習時)戦士として振る舞っているところ。
北大柔道部での活動時のみ戦士として、あとのプライベートや芯の部分ではおよそ戦士でない振る舞いや心持ちをしている。
例えるなら、遠藤さんの本質は求道者、僕は無為、である。
「北大柔道部は、斯く在るべきだ」を考える遠藤さん。
「北大柔道部ってのが、こうして在る」と考えるのが僕。
遠藤さんは「在るべき」の延長線上に、僕は「在るなら折角だし」の展開先に、それぞれが「戦士たれ」という思想に至ったと、僕は考察している。
つまりは、僕ら指導陣を利用する際には気を付けた方が良い、ということ。
現役部員が僕らの表面を見て、そして真似したり参考にして良いのは最初の方だけ。
独り立ちの際にモデルケースとして見る段階になると、方向性を見誤りかねない。
氷山は一角しか見えないし、SNSに示される投稿は当人が見せたいものしか入っていない。
僕はそれを鵜呑みにする人間になるのは嫌だし、近しい人達がそうなるのも、あまり我慢ならないところがある。
そして僕が思う、遠藤さんと僕を利用するべき人間とは。
遠藤さんを利用した方が良いのは、最終盤まで面倒を見てもらった方が良い人だろう。
割かし細かく管理されて、能力を発揮するタイプの人。
僕は、さてどうだろうか。
定期不定期に発破をかけられたい人だろうか。
自分で言うのもなんだが、指導する意志はあっても計画を伴わないタイプなので、思い付きで何かを言うことが多い。
よって独りだと同じことしかせず、習慣に飽きてしまいがちな人が、僕を利用するのが良い。
以上、今のところ僕はそう思う。
おわり。
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