北大柔道部ログにもある通り、当面は筋トレメインでやるとのこと。
道場使用可能人数は現在15人までなのでコーチの僕も参加不可。
つまり実際に見てはいないが、どういう筋トレをやっているのだろうか。
まずは再開に漕ぎ付けたということで、満足すべきか。
僕は欲張りなのでもっと言うと、道場でしかできないような、もしくは複数人集まることで相乗効果が出せるような内容ならばいいのだけれど。
個人的には、「這う」や「エビ」なんかの基礎運動を延々とやるのが良いんじゃないかと思う。
あと「受け身」も。
肘や腰、背中が擦り切れるくらいやれば、久しく忘れていたであろう痛みを、ちゃんと思い出せるのではなかろうか。
痛みや苦しみは、艱難を迎えるためにある。
喜怒哀楽の一切合切をひっくるめて、全てを受け容れられるのであれば悟りを得たということなのだろうが、生憎彼らは(もちろん僕も)しっかりとした俗人である。
だからこそ、凌げるよう、乗り越えられるよう、打ち克てるよう、今の内に苦しんでおくべきだろう。
人生の大部分は苦痛であってもいいだろう、その方が、小さなよろこびを大切にできるのではないだろうか。
マイナスから入ってそのうちプラスへと裏返るタイプの僕としては、そんなことを思う。
まあ、苦しさが過ぎるのなら、耐えられないのなら、いざとなったら逃げればいい。
北大柔道部から逃げたとて、世の中の99%以上の人間は気にも留めない。
もっとやるべきことなんて、幾らでも見つけられるはずで。
そもそも逃げるなんて表現も正しくなくて、ただ選んだだけのこと。
では選ぶ自由を行使した我々の、その後の義務って何なのだろうなあ、と最近はまた考え直し中。
おわり。
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