COVID-19の濃厚接触者期間明けで、10日近くぶりの練習参加。
道場周辺にはフキノトウが顔を出し、しかし蕾は開いた状態になっていて機を逸してしまった。
剣道場前の林の残雪下に期待するしかあるまい、そんな時期。
練習前、4年目の坂田に聞いたところ、新入生の集客具合はそれほど良くないらしい。
見学者は累計3人、うち入部した者は1人とのこと。
とは言え0から1が一番大変なところであり、そこを既に乗り越えているというのはまあ、悪くない。
そんな風に思っていたところ、この日は見学者がぞろぞろ来ていた。
対応は現役部員達がやっていたので詳細は不明だけれど、合計で10人弱くらいいたのではなかろうか。
引き続き、彼ら彼女らを良い雰囲気で迎え、そんでもって続々入部してもらいたい。
数は力。
この日は練習の後半に仙人佐々木コーチからの全体指導。
内容は3点セットについてであり、この亀からの動きについて基本のおさらいと実践的な動きを少々追加。
七帝柔道には珍しく、瞬発性と思い切りの良さが多分に求められる動きのひとつ。
スマートに極める、というよりかは遮二無二抜け出す、という感覚で、大事なのは分の悪い勝負から五分の状況に切り替えるということ。
極めきれずとも五分の状況になれるし、仕手に精神的なプレッシャーもかけられるし、ということで自重+10kgくらいの相手なら反射レベルでできるようにしておいてほしい。
若かりし頃の仙人は60kgの体躯で100kg近い相手にも極めていたとのことで、そういう話を聞けば「だからやった方が良い」「だから考えなしにやるなよ」ということになる。
その他オプションとしては、前付きの相手を潜り抜けた後に自分の首と背中で相手の背面を制する、とかがあるのだけど多分これはちょっと難しい。
簡単なものであれば、相手の腕を脇に抱える際、抱える側の手で自分の奥襟を絞る、と言うのが笹谷コーチからの助言。
その他、これから世界に打って出ていくプロ格闘家ヤマトによる「バックについた時の相手の動きの制し方」講座も番外編としてあったり。
技術的に結構充実した日だったような気がする。
個人的には、調子に乗って立技を多めにしてしまい今現在足腰に不具合中。
おわり。
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