丁寧に教え込んでみたところで、やはり自ら得たもの程長続きはしないもので。
そういう意味では、前半組での反復は面白かった。
2年目同士という、僕個人としてはお勧めしない組み合わせだったのでついまじまじと見てみたのであるが、これが存外良かった。
内容としては田村の受け方が厳しめで羽成が難儀していただけであるけれど、それが良い。
ともすればなあなあになってしまいがちな下級生同期同士の反復で、取りに試行錯誤を要求する受けのスタンス。
反復の態度としては一つの理想形でもある。
その後悩んでいた羽成には「とりあえず2つは解決策がある」と指導。
内1つについては彼が自分で導けた、良好。
「もう1つは何ですか?」と訊かれたものの、宿題ということにしてみた。
そう難しい解でもないし、そういうのもたまにはいいだろ、きっと。
同期、というキーワードで言えば、仙人佐々木コーチによる胴絡み練習論もあった。
要約すれば「胴絡みは同期以下には使用禁止、上級生相手ならギリギリ可」ということ。
その要旨としては成長に悪影響を及ぼしがち、ということで、確かにそういう事例はままある。
無理ではないが、3年3ヶ月で結果を求める七帝の性格上は相性が悪いということでり、僕も基本的に同意するところである。
おわり。
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