土曜日のこと。
家事を終え13:50頃に道場に着くと、「15人超えちゃってるんで」と告げられた。
直後に「後半組は少ないんで」と伝えられ、それならばと部室に籠ることに。
北大柔道部は感染防止対策の下、しっかりとやっている。
そういうわけで久々に部室の漫画でも、ということで室外の様子を伺いつつダラダラしていたら、佐々木コーチが登場。
僕と同じ理由で部室に隔離状態となった。
折角なので話を伺い、人生で何度目か分からない昔話を聞くことに。
僕の脳は忘却能が高く、佐々木コーチの話は何度聞いても楽しく聞けるのでとても良い。
今回は、現状と学生運動の頃の共通項についてであった。
曰く、
大学の活動が封鎖されると
↓
「普通の」学生生活でできるはずだった友人関係ができず
↓
部活などのコミュニティへの依存度が高まり
↓
狭く深い人間関係が形成される
とのことだった。
具体的には小菅先輩の代の団結力が例示され、そのエピソードが個人的には面白かったのだけど、あまり表に出せるものではないので詳細は記載しないこととする。
気になる方は佐々木コーチまで、きっと戦前からの今までの話をしてくれるはず。
佐々木洋一による学生柔道論、とか講義として普通に成立しそう。
そんなことをしている間に、道場では清田監督による基礎運動講座の後編が行われていた。
這う~受け身までの一連の動きについて、使用場面や意図、よくある間違いなどについての解説。
とりあえずはそこそこマシな動きになったので、ひと安心。
後はこれをどれだけ維持、発展させていけるかで、それはもう当人たち次第のところ。
あとは反復の技を見つつ「3日間ですけど、まあ見れる程度にはなってきましたね」なんてしゃべって前半組は終了。
後半組は、確か現役は6人くらいだったか。
急遽OBの藤田と笠井が呼び出され、質の担保に協力させられていた。
そういや、この回の基礎運動解説では「コレ、逆のことやってたら私(清田監督)とか森本がめっちゃ怒ります」なんて言われていたが、多分半分だけ正解。
正確には、まずやらかしていたソイツに「それはどういう意図でやってんの?」から始めて、次いで「想定する相手、もしくはレベル帯は?」「君がそれをやることで部全体にどういう影響を及ぼすと思う?」など質問を重ね、我々を納得させられなかったら怒る、のような気がする。
僕らは「できない」にはそこそこ優しいけれど「やらない」には厳しく当たりたいと思っている。
基礎運動の間違いは主に後者なので、となると結果として「怒る」パターンが多くなる、というのはたぶん事実だろうけど。
まあ、それはきっとまだまだこれからの話。
おわり。
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