まず極私的な話をさせてもらうと、久々に走った。
1年ぶりくらいのランニング、今現在自分の膝がいかに脆弱かがよーく分かった。
物心つく前の幼子の気分。
走りたくとも足が出ぬ。
そういうわけで終業後に一旦帰宅の後、チャリで道場に向かった。
負担少なくスイスイ進めるのは文明の有難み。
無くとも生き抜ける真のオトナになるにはまだまだ遠そう、出来ないことだらけの三十路が誕生する予定である。
さて本題、「出来ない」を「出来る」にするにはいろんな仕掛けが必要なのだけど、ということで技研の話。
今週前半の指定は腕返し①、重藤ワールド①、湯本返し、金次郎返し、十字五種。
反復の経験値がかなり変動するものが多い、変動の倍率は取りと受けの理解度次第。
よくあるミスだけ記載しておこう。
毎年半数以上が間違えるポイントなので、2周目を観る僕のための備忘録。
腕返しの取り、能動的に結果を求めがち。
重藤ワールド①の受け、日和りがち。
湯本返しの取り、上半身か下半身のどちらかのみに固執しがち。
金次郎返しの取り、腕力だけで返しがち。
十字五種の受け、取りの反応を確かめがち。
多分このあたりだろう。
今は短時間であれこれ詰め込まれているので現役たちも整理しきれていないけど、性に合う技があるはずなので、それを軸に考えさせるのが良いような気がしている。
性に合う合わない話だと、後半組の最後の研究時間での「正対上がかみついたまま守りに入ったら」というテーマでの対応策が面白かった。
あくまで正攻法で打開したいという最初の案に、僕はリスクをとって正攻法が使えそうな状態に近づける方法を、その後女子主将の後藤はより簡易・安全で効果の高そうな別技術の導入を提示した。
たしかにそれはいけそうだな、と思わせられるもので、感心感心。
あとは、そもそも論として「そんな面倒な状態に固定されないように」という解もあったし、やはり人によってやりたいことやれることは違う。
何というか、色んな所で色んな形の芽が出始めてきた、そんな気がした。
おわり。
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