多少動けるようになってきたので行ってきた。
現在北大柔道部では外部の方やOBOGですら、練習への参加を基本的にお断りしている状況にある。
今回僕は指導陣の一人ということで事前に連絡・承諾をもらって行った次第。
今、練習は2部制にしており、北大が決めた道場の収容人数以下になるようにしている。
僕は18時過ぎ頃に道場についたのだが、ちょうどその入れ替わりくらいの時間だった。
3年目以下、1年目も入っての練習、彼らとはほぼ初めまして。
北大の新入部員数は(僕の知る範囲では)9人と、人数的には良い線いっている。
学生と指導陣含めて、道場内には15人行かないくらいの人数であった。
とりあえず後半組の練習を通して見た感想でも。
基礎運動については改善の余地がめちゃくちゃある。
全部一旦止めて、という思考も頭を過ったが、数人にちょっとだけ口を出すに留めておいた。
今のところ初心者が6割、選手レベルが3割、「使える」ってレベルが1割という印象。
打込が時間制になってた。
これは全柔連の指針なんかとリンクしているだろう。
回数でやるよりも、接触時間を安定させられる効果を見込んでいるものと思われる。
1年目に良い打込をするのが何人かいて、「ほう、ほう、、、」と内心唸ってた。
綱を登れる人数が増えてた。
昨年はまともに登れるのが半分以下なんじゃないか、って勢いだったのが。
柔道できない間の肉体改造の効果だろうか。
昨日の新聞には「日本人の体格はデカくなったが、能力の指標である握力は劣化している」なんて記事もあったので心配していたのだが、北大柔道部には少々杞憂のきらいがあったみたい。
帰りには「時勢柄ごっつぁん行きにくいけど金はくれや(すごく意訳)」と後輩にゆすられ、気温ひと桁台の札幌の夜を独り帰った。
うん、強かになってて、よろしい限りである。
おわり。
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