さて、北大柔道部には現在、複数の指導者がいる。
ヒトには好き嫌いがあって、「嫌いな奴の言うこと=取るに足らないこと」となる場合は往々にして、ある。
だからこそ「同じ事象を説明するにも、複数の視点があった方が良い」って、この前の練習で仙人佐々木コーチも言ってた、僕もそう思う。
そんなもんなので、教育機関として学校があるにも関わらず、別の教育所として塾や予備校なんてビジネスが成立するんだろう。
ということで、「現役に一番うまく嵌まるにはどういうのが良いのかねぇ」と考えた時に思いついたことを、備忘録としてここにまとめてみた。
伝えるにあたっても、なるべく事前にまとめとかないと。
長々と道場で喋る、しかも考えながら、ってのも許されない現状だし。
「『俺が』勝ちたい」「強くなりたい」ってヒト。
きっと笹谷さんとの相性が良い。
何故なら両者とも戦士であるから。
戦士が自ら培った能力を分析し、戦術・戦略を理解し他人に伝達できるようになり、指導者としての顔を併せ持つに至った。
いうなれば戦士長兼教官、それが笹谷さんに対する僕なりのイメージである。
そういうわけで、柔道に対する根源が「闘争と勝利への渇望」側の方々への親和性が高いと思われる。
ご本人も以前、「部の組織的なところには口を出さない」と仰ってたのは、きっとそういう一面もあるだろう。
また勿論、笹谷さんが指導者として戦士育成能力だけの人ではないことも、一応ながら付け加えておく。
蛇足か。
また、清田さんも戦士側。
前述の笹谷さんとの違いは、七帝柔道に対する適合率が最たるものだろうか。
これはまあ、そうでしょうねえ、ってところかと思う。
「山下さんから清田さんに代替わりして、『これで練習がちょっとは緩まる』って思ってたら全然そんなことなかった」って話を聞いたことがある。
それも一人の先輩からのお話なもんで、実際のところは不明、なぜならそのあたりの代の部誌は人気で品薄。
※優勝すると連絡が途切れていたOBOGから「部誌を送ってくれ」という依頼が増え、部室の予備が減ってくらしい。
※あと、部誌送付依頼と一緒に寄付金も増えるらしい。
まあ、僕の持つ浅い歴史知識と低い想像力で当時の清田さんを思う限りではやはり、本質は戦士なのだろうと思う。
で、本質が戦士でない方々。
タイプとしては遠藤さんと僕に近い。
戦士でないならば何なのか。
、、、以下解説を続けるつもりだったが、長くなってきたので一旦打ち切る。
こんな感じで今回、不敬ながら先輩方を評することにもなったが、まあ皆さんきっと許してくださることと確信している。
「視点が近いからOK」とかそういうことではないのだけれど。
慣れないうちは近い人の方がストレスなく指導が入り込みやすいだろうし、逆に圧を掛けられた方が良い時期もあるだろう。
その複数手段を使い分けることが、幹部ないしは上級生に求められていることだろう。
この辺りはまた長くなりそうなので、後編の次にもうひとつ分けて記述するかも。
つづく。
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