前半は男子部員の大半を集めて練習試合。
6対6の勝ち抜き形式。
審判を務めさせてもらい、今回は立ち技の一本も導入。
結果、先鋒がとん、とんと投げて3人を抜くという事態になった。
15人制なら兎も角、6人なので残り2人では相手チームの5人を返せず、そのまま3人残しにて終了。
いやぁ、立ち技は怖い怖い。
僕自身現役のときにぽこぽこやられている身なので分かるけど、本当に気が休まらない。
相手に主導権を渡したままの立ち姿勢は、こちらの消耗が激しすぎる。
対して向こうは虎視眈々と狙いを澄ます余裕があって、ともすれば打込のような感覚で技を掛けてくる。
良い対処法は、対処しないことである。
後半は女子部員主導で、立技と寝技半々くらいの練習メニューを試行していた。
移動打込やスピード打込、たまにはやってもまあ悪くはないのかもしれない。
前向きな志を持って変化していくのは、確かに必要なことだ。
ついでに個人的な意見を言えば、立ちも寝も、負けないことを目標とするなら費用対効果は多分そこまで変わらないように思う。
ただし勝つことを、それもチーム全体で安定性も求めるというのを目指すなら、立ち技はコスパが悪いと言わざるを得ない。
そのあたりを踏まえて、さて彼女らが今後どこに向かうのか、観る側としてはちょっと楽しみでもある。
おわり。
0 件のコメント:
コメントを投稿