今週のラインナップ。
横帯取、両足担ぎ、浅野返し①、遠藤返し①、舟漕ぎ。
清田監督による振り返りと、それに追加して展開先、派生先の紹介もなされた。
正直に言うと、全員にやらせるにはハードルの高いもので、しかし実戦運用を考える際にはある程度必須となる、というレベルの技術であった。
逆に言えば、追加事項を1週間のうちにそれなりにこなせるようであれば、ある程度その技が向いている、という判断基準たり得るのかもしれない。
横帯取では、相手を真横に返せるかどうか。
つまりは形に入った際の固定と、掛ける際の位置関係。
両足担ぎにおいては、胴の挟み方と首・袖の制し方。
浅野返し①は噛付かれたその際における下準備。
原型になれば、下準備の精度と重心の感覚的理解。
遠藤返し①では、括った腕の締め上げ力、相手の上半身の制し方、また複数の返し方。
舟漕ぎにおいては、その先の絞めについての理解と、位置取りによって変わる派生技。
どうやら剣道出身者は浅野返しの原型と相性が良いかもしれない、という説が浮上した。
清田監督、前主将片桐の2人に加え、今回1年目の石田がそれなりの筋の良さを見せていた。
後は3年目の石川ができるようになれば、説がより補強されるのだけれど、どうだろうか。
そういえば今回の技研、最後の舟漕ぎは受けが苦しむ技の代表格でもある。
後半組に紹介の際、受け担当が苦悶の表情を浮かべるたびに1年目の某粗相担当君が口の端を持ち上げていたのがちょっと面白かった。
目尻も下がっており、やはり彼は良い性格をしているのだなあ、と。
おわり。
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