道場に着くとテレビ番組の取材でカメラが入っていた。
仙人佐々木コーチを筆頭に、笹谷コーチもいての手厚い体制であれやこれやと語っておられたので、僕は安心して学生だけ見ていればよく、ありがたかった。
そういえば佐々木さん、自称写真などなどのカメラ嫌いだったはずなのだけれど。
まあしかし、なんだかんだ記録に残しておくのは良いということで。
ただし、取材の予定に某部員の自室内でのインタビューがあると聞いたのが、心底不安なところではある。
ちゃんと片付ければいいのだろうが、そういう突貫工事は粗が出ないということはあり得ないので、彼が放送後に親族の方々から引っ叩かれないことを願っている。
練習ではちょこちょこと混ぜてもらった。
足抜きと亀、正対上ならほぼ全員と、正対下と立技は半分ちょっとの人たちとならやれる、というのが僕の現状。
そんなわけで主将の澤田と2日連続で亀取(僕が亀)をやったのだが、これが中々。
前日に「まず亀を削って不安定さを与え、その後に技をかける」ということを伝えたのだけど、削り方が荒いこと荒いこと。
往年の大御所を思い出した、というか何なら超えてた。
そんな被害者意識で練習後、部のタブレットで撮影されていたのを観てみると案外そうでもなかった。
「こんなん一発反則負けじゃねーか」ってレベルのものはそう多くはなかった(0ではない)。
首がやられてしまうと思ったものの、現状2,3日経って異常が無いので、まあ大丈夫ということだろう。
そんなわけで、終わってしまえば澤田の「削り」について、最初の入りとしてはあれでよかったのだろう。
委縮したところから積み上げるより、少々はみ出してそこから磨きをかける方が効率的ではある。
しかし問題は、現在のチーム状況でそれを満足に受けられる人材がいないこと。
しばらくは僕がサンドバッグになるしかないのだろうか、緊急募集かけないと。
おわり。
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