週末の積雪も大方融けた。
今年の雪は出足が遅く、よってチャリは未だ活躍中。
仕事から練習に行くのに、多少のアップ代わりになってよろしい。
19時頃に到着すると、反復の最中だった。
みんなどう思って技を選んだだろうか、器用貧乏にならないようにと願うばかりである。
三澤先輩の、2年目松倉に対する基本形の引き付けについての提案の場に出くわした。
下から引き付ける際は、襟の奥をとった方が強く効く、ということ。
今の現役の多く(つまりは初~中級者)は逆にゆとりを作りがちである。
これが、単にできないだけなのか、それとも別の展開を狙ってのものなのか。
先輩は「今は色んな技術があるから」「これは昭和の根性論だから」と笑っておられたが全くそんなことはなくて。
学生の内に成果を上げたいのであれば、1~2つの技に絞るのが最適解。
色々できて強いけれど、実戦では取れないって技巧者を多く見てきた。
人生を恙無く過ごしたいのならゼネラリストが良いように思うけれど。
練習後、先週の祝日に行われた部内試合について聞いてみた。
試合については、それぞれなりの結果を出していたとのこと。
練習していることを出せたかどうか、結果に繋げられたかどうか、取った後の疲労感が与える影響、たまたまやってみたことが嵌まったとか、指示は機能したのか。
期待値に対してどうであったかが重要。
ちなみに僕が現役の頃から、不可解なほどに期待値に届かなかった者は「戦犯」と呼ばれていた。
話を聞いた限りでは、今回の「戦犯」は3年目坂田と4年目近藤。
坂田は審判の任につき、「そのまま」をかけるべきところで「待て」を宣告、状況が展開しそうなところを中断させてしまったらしい。
七帝の場でやっていたら、その後の主将審判会議が魔女裁判よろしく吊し上げの場になること間違いなしだろう。
個人的には「待て」は審判としては逃げの選択、「そのまま」をかけられぬ場合の緊急策と認識しておくべきだと思っている。
近藤については、タイマーのボタン押し忘れ。
こういうのは観戦に熱をあげているパターンがほとんどなので、つまりは選手やチームとして勝敗に大きく関わりかねない状況。
そのときの1秒は、気の抜けた乱取の1分よりも長く重く感じるもので。
いやいや部内試合でよかったなあ。
実際にやってみると、予期せぬ問題点が見つかるもんだ。
見つかれば対処するのは然程難しいことでもないので、どんどんやってみるべき。
そのためにも活動を拡げていくべきなんだが、うん、オミクロン株の影響が大きくならなければいいなあ。
おわり。
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