19時頃の道場、チャリが数台あるのが北大っぽいところだと思っている。 |
部室に辿り着くと代表がいらしてた。
相変わらず飄々とした言動で、何というかホッとした。
着替えを済ませて畳に上がれば、反復の終わり際、2人から横三角を受けた。
同じ技でも特徴は別で、だからこそ指導の方向性もちょっと変えている。
展開を増やす方と、根幹を育てる方。
それが終わって次は乱取か、なんて思ってたところ、今回は研究であった。
背負い潰しの紹介、受け台として皆の前で絞められること10回ほどだったろうか。
そこそこツライ、世間様には見せられないような顔になっていたはずなので、代表に写真撮られてなくて良かった。
その後はテーマ別で実践練習、まだまだ慣れていない様子だったけど、そのうち良くなってくるだろう。
おさらいがてらここに概要を残しておく。
背負い潰しは1. 背負い投げを止める工程と、2. 止めた相手を絞めて取る工程に分けられる。
練習の目的としては、立技の対処(1. の工程)よりも絞めの習得・習熟(2. の工程)がメインである。
1. では主に3つの方法が紹介され、
1-1. 腰を落として相手よりも低い位置を取る
1-2. 自由な方の腕で背後から相手の股を掬う
1-3. 膝を相手の腰に当てて押し込む
これらを1つないしは複数組み合わせて回転を止め、受けるという説明がなされた。
2. はさらに2系統に分かれる。
2-1. 後ろについての絞めと、2-2. 横についての腰絞め。
これらの締めは①片羽絞め型と②送り襟絞め型に大別され、それぞれで使用状況や体の使い方が若干異なる。
以上簡単に分別しても最低3×2×2=12通りの展開があるのだが、個人的には初心者や締めの苦手な者は2-1. で比較的安全な位置かつコントロールの効き易い展開を、志願者や出来る者は2-2. のより素早く展開できる方を練習するのが良いと思う。
とまあ絞めが主軸ではあるものの、テーマ別の動きでは半数以上が背負いを胸で受けようとしていたので、これはこれでそのうち修正させるべきところかとも思った。
練習後小耳に挟んだところによれば、今週末は成人式のために多くの部員がいなくなるとのこと。
もし本ブログを読んでいるOBOGその他関係者の方々がいれば、今週末はひとつ狙い目かもしれない。
道場に入って左手、階段の手前には自動簡易検温器が設置されているので、ちょびっとだけ安心感も増すことだろう。
何となく景色を見たくて、メンストを下って帰った。
教養棟のあたりから南方向。 |
おわり。
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