時間が経つばかりか、年の瀬も越えてしまった。
この間、ちょくちょくと考えていたのは、「何故我々は勝てたのか」このひとことに尽きるだろう。
見たことのない光景だった。
耐性が無い、と言ってみても良いのかもしれない。
夢見心地の気分で、思考がなかなか進まなかった。
未だ醒めきってないし、だったらいつものように纏まらない話でお茶を濁そう、そんな思いで久々に記事を綴っている。
数は力。
まず分かりやすいところはここだろう。
今回は10人の勝ち抜き戦だったのだけど、東北大が現役13人の内出場可能な10人で駒を配置したのに対し、北大は男子19人の内出場可能が15人(合ってる?)で、そこから駒を選ぶことができた。
直前の対策が功を奏した説。
これはあまり関係ないような気もする。
直接的に役立ったようには見えなかったが、選手の精神的安定剤にはなっていたのかもしれない。
しかしだからと言って、「今後みんな色々できるようにしようぜ」となるべきものでもないことには、注意しておくべきだろう。
3年目は結実の時を迎えつつあるが、2年目は背丈を伸ばし蕾を蓄える時期、1年目は蒔いた種が芽吹いているところ。
COVID-19前と比較すれば、2,3年目は半年〜1年遅れという印象。
ただしこれは両大学とも似たようなものであり、どちらがどう、ということでもない。
むしろ、いままでの環境を思えば良くやっているものだと思っている。
精神面。
部を牽引する幹部を見ると、奇人変人変態性は北大に軍配が上がるだろう(実社会的には不適格の烙印を押されるかもしれないが)。
よって、我の強さで押し切ったと見るのも良いのかもしれない。
実力伯仲であれば、あとは心の問題しかないのだから。
しかし人間の変なところというのは、その変な具合が余程でなければ初見で見抜けないというのもまた事実。
もう何度か交流の機会があれば、滲み出すものがきっとあるだろう。
北大勢もまだまだいろんなのを抱えてるような気もするのが、普段から対応する身としてはちょっと怖いところだけれども。
いやしかし、勝つというのも妙なもんだなあ。
何とか整理して、再現性を持たせるのがひとつ大きな課題。
おわり。
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