2020年4月7日火曜日

外出

本日、元々の予定では、関西遠征後のオフ明け。

そう書きだしたものの、今はもう4月になってしまった。
一応、予定通り現役部員の多くは、札幌に戻ってきたらしい。
ヤツのお陰でできないことの方が多いが、それでもできることを探っているみたい。
昨今最もまずいのは・密閉・密集・密接が揃い踏みした状態らしい。
見事なまでの三拍子勢揃いの柔道再開は、いつになるやら。

ああ、僕は専門家でも勉強家でもなく、確度の低いことでも勢いのままにキーを叩く人間なので、皆さんに有益な情報を載せることは、恐らく無いと思う。
客観的に解り易い表現が支配的である現代において、僕の主観は流れにどれ程耐え得るのか、というのが裏テーマの一つだったりもする。

本題、北大柔道部の話に戻る。
昨年末からの今期の冬場は、ひたすらに練習量を重ねるスタイルであったように思う。
量だけで言えば、例えば僕が2年目のときの小竹さんの代の最後の追い込み期間。
僕の2つ下、本田の代の錬成大会後の追い込み期間。
それらに匹敵するような量(=時間)を積んでいた、それらよりも数か月前から。
ということはつまり、ようやく質を上げるための準備が整ったということ。
質は量よりも優先されるが、その上昇には量が不可欠であることもまた経験則。
極一部の者のみが探索できただけで、多くは足を踏み入れるだけに終わっていた近頃。
探索者が多数になるのは久し振りだろうなあ、意志をどちらに向けさせるのが善かろうか、と思っていた矢先のこの状況。


さて、僕は振り上げたこの拳をどこに振り下ろせばいいものか。
そうしていたところにお誘いがあったので、先の土日は外に出てきた。
お誘いと言っても、ヤツが蔓延する前からの予定だったので、僕の日常的フットワークが軽くなったわけでもないのだが、まあそれはいいか。
・開放的・そこそこの距離感・たまに隣接、くらいで山小屋造り。
所属していた研究室の先生の個人プロジェクトに乗っかって、先輩や後輩と肉体労働。

残雪の山裾。

小屋。素人仕事は学びの連続。

焚火。火の始末はきちんと。


思ったのは、生と死を分けて論ずるべきではないということ。
僕らは連続体として存在し、あちらこちらで繋がっている。
こちらの都合で考え易いから個々を切り取っているだけで、本当は全てが複雑系として包括されているという、単純な話。


おわり。

0 件のコメント:

コメントを投稿