2018年4月25日水曜日

常備菜生活中

実はこの春、4月中旬から住処を変え、自炊中。
と言っても会社の独身寮で、一応独り暮らしスタイル、ちょっと狭めの1ルーム。
最近やっと落ち着いてきたところで、色々やれることが増えてきているこの頃。

しかし初めの頃と言えば、就職の際に家具家電のほとんどを後輩に譲ったので、モノのない暮らしからのスタート。
つまりはミニマリスト予備軍だったわけである。こう言うとかっこよさげ。
とりあえず、持っている家電は炊飯器、前の寮からいただいた冷蔵庫、あとは大学入学時に買ったパソコン、シャツとかに使うハンディスチーマーくらい。
そんでもって、冷蔵庫は駆動音が耳障りなのでコンセントはオフ。

大事なことなのでもう一度言うが、冷蔵庫は常にオフ。
なので、我が家における冷蔵庫は、冷暗所を提供している2ドアの箱、程度の意味しか持たない。
なので、生ものは保存不可、厳禁なわけである。

昨年度の話だが、ソウルシリーズの縛り実況をよく観ていた影響もあって、『この模擬冷蔵庫なし生活も楽しめるんじゃねーか?』と思った次第で、、、と言うことで今は主に白米と常備菜とで食を賄っている。
ちなみにソウルシリーズはダクソ→デモンズ→ダクソ2の順にプレイ。
割と常套句かもしれないが、病み村、アノロンでの闇霊侵入、腐れ谷2、アマナあたりは軽い発狂状態に陥れられてトラウマ。

最初に選んだ素性は聖職者。
「回復使えんじゃん、これでサクサク攻略ですな」とか思ってたら、1時間くらいかけて不死院抜けて、そのあとひたすら墓場の骸骨共に蹂躙されまくって鬱になった。
小ロンドも無理だとわかって、城下不死街ルートを見つけたのはそのさらに2時間後。
『ヒトは自分の見たい世界しか見えてないのだなあ』と悟りを得た。


脱線が過ぎた。常備菜の話。
全部書くと面倒なので、1つに絞る。というかこれを誰かに伝えたかっただけ。
「いやフェイスブックとかインスタでもやってろ」と言うのはナシで。

糠漬け、始めました。
院生の頃から構想は練っていたけど、就職して、それも2年目になってやっと行動に移せた。
「糠漬けは毎日手入れしないとだからメンドクね?」という声が大多数だろうが、そんなもんは知らん。
逆に、『この妙に手のかかる感じが良いんじゃあないか』なんて今は思っている。

とうことで以下写真が延々と続く。
糠2kg inホーロー。野田琺瑯のラウンドストッカー24cmを使用。
米屋から生糠を購入。70円/kgだった。
ちなみに生糠を食べてみたが、案の定おいしくはなかった。
精米店でよく嗅ぐあの匂いが鼻孔に充満して、懐かしい気持ちでいっぱいになった。

塩。多分200gくらい。秤なんぞ我が家にはない。

「水道水はやめとけ」とgoogle先生が言ってたので、スーパーで買ってきた。
2Lで80円くらい。
僕は基本的に水道水も構わずに飲む類の人間だが、美味い不味いくらいなら判る。
25年生きてきた中での、蛇口から出る水選手権では、実家>>今の我が家=学生時代のアパート>職場>研究室=北大道場(冷水機ではない)>前の独身寮となる、誰得よこれ。

少しずつ水を加えて混ぜていく。
最初はフカフカの状態から、どんどん粘度が上がっていく。

いい感じにまとまってきた。この時で多分1.5L弱くらい。

最終的に1.9Lくらい入れた。
硬さは味噌くらいに。

次はうまみを出すのにいろいろ入れていく。
分量は例によってテキトー。美味けりゃいいんだ美味けりゃ。
「まあ失敗しても何とかなるだろ」と言うことでそのまま突っ走る。

鰹節。10gくらい。

昆布。切ったり拭いたりが面倒だったので、加工済みのを使った。
『この方が出汁も出やすいだろ』とか思ってる。

干し椎茸。15gくらい。

捨て漬け用のキャベツと白菜。

ちなみに、キャベツはザワークラウト作りで瓶の一番上に載せてた外葉をそのまま使用。
そっちはそっちで発酵してきてそうだったので、『うまいこと糠漬けにも菌が移らないかなー』と祈ってる。

鷹の爪も入れた。

全部埋め込む。

平にならして、容器の側面を拭いておわり。

そういうわけで、今後も常備菜探求の日々は続きそう。
実家ではばあちゃんが瓜やら生姜やらの味噌漬けを作っていたので、そのうちそれにも手を出していきたい。


おわり。

2018年4月24日火曜日

練習参加 20180424【現役紹介】

仕事が定時で無事終了したので、「これは行けるッ」と思い道場へ。
17:35分が定時で、そこから着替えてチャリを漕いで、18:00過ぎくらいに到着。

乱取が始まったくらいだったので、途中から合流する形に。
とその前に、証拠写真でも、ということでスマホでパシャリ。

乱取中。

新入生に何か色々と教えてるみたい。


(なんか少なくね?風邪でも流行ってるのか?)と思いつつ現役に相手をしてもらっていると、いつの間にか人数が増えていた。
どうやら少数精鋭でビラ配り&声掛けに行ってたみたい。
病気とかではなさそうでちょっと安心した。
ついでに新入生も捕まえてきたらしい。

遠目で見てた範囲だと、女子で未経験者の、マネージャー志望とのこと。
こう、女子大生、って具合の風貌から、僕の1つ下の女子マネ2人組の雰囲気を感じたが、話はしていないので実際のところはよく判らん。
そういうのは北大柔道部ログのごっつぁん記事にでも上がるだろうから、気になる方はこちらへどうぞ。


まあしかし、新入生というのは初々しいもので。
僕が入部してからもう8年目になるとは、時の流れを感じても仕様のないことだろう。
自分ではどこが変わったとかは判別できない部分はあるが、後輩、特に初心者スタートの人たちはもう見た目からして変化がすごい。
中高の同窓会で会ったとしたら、まず間違いなく「お前どうした!?」となること請け合いなのが何人もいる。
これも北大柔道部を観察する醍醐味の1つで、間近で見ていると本当に興味深いし感慨深い。


4年目の川上も、初心者スタートだった。
入部当初は元バスケ部として、運動はできるけど柔道やるには細いかなー、という体つきだった。
170前半くらいの身長で、体重が60とか65kg位のイメージ。
それが今や80kg近くになっている。
上半身、特に背中の発達が著しく、入部当初からの猫背と相まって、横から見たときの厚みが常人の倍くらいあるんじゃないかと思ってしまう。言い過ぎか?

柔道では、パワー派の正対師として、下からグイグイやってくる。
動体視力が良いのか、組み手を弾いたり、捌くのが割と巧い。
最近は組み手に古武術を応用できないかを実践しているらしい。
是非『月刊秘伝』を読んでいただきたい。個人的に、あの胡散臭さがとても好き。

そんな川上は、猫背・背中の厚み・正対師ということで、イメージはリンタさん。
特徴の話で、外見はそんなに似ていない。いや、顔から下は結構おんなじかも、、、。
まあ、そうは言っても近辺の代の人しか分からないだろうから、とりあえずエヴァ。

※著作権的な問題で、画像は削除しました。

初号機は流石にリンタさんに譲るとして、量産機にしてみた。
あと2ヶ月ちょっとだけれど、頑張ってS2機関のようなスタミナと、翼を生やしてもいいくらいのカラダに仕上げてほしい。
そういえば就活生でもあるみたい。あんまり上手こといってないみたいだけど。
うーん、3年でここまで変われる人材なのだから、本当に即戦力が求められるところ以外なら、何だってできるような気もするけどなあ。
贔屓目なのかもしれんが、正直どうなんだろ?まあ僕が言ってもどうもこうもできないのだけれど。
良いところと縁があるのを祈るばかりである。


今回はここまで。
ただ、ペースを上げないと、七帝までに4年目の紹介が終わらない気がしてきた。
まあその時はその時、ということで、マイペースでやってきます。


おわり。

2018年4月22日日曜日

練習参加 20180421

13時過ぎくらいに道場着。
土曜日ということで練習の始めから参加。
前日の会社関係の飲み会、カラオケオール朝帰りの身体に鞭打っての練習。
(まあ現役はその前平日5日間練習やってるし、残りHP的にはどっこいどっこい位だろ)と自己暗示をかけて臨んだ。

結果、基礎運動がつらい。
足回しでは膝から下に神経が繋がってないような状態だし、這えば重いし、倒立もかなりギリギリでなんとか、という体たらくだった。


新入生は、入部した女子4人が来てくれており、南側の階段近くでケガ人とOBOGの指導のもと受身やら抑え込み屋らをやっていたような気がする。
男子の新入部員は確か来ていなかった。
まあ、僕が入部した時もそうだったが、最近の北大柔道部では、1年目は新歓合宿からちゃんと来てくれればいいから、という方針でやっている。
だから、むしろ休日に来てくれているだけありがたいし、偉いなあ、と思う次第である。

まあしかし、新入女子部員もなかなかの個性派揃いのよう。
「色々と興味を示して不用心に近寄っていくから目を離せない」
「倒立とかでも、とりあえず何でもやってみようとする」
うーん、積極性があるのは非常に喜ばしいことだけど、怪我にだけは気を付けてほしいかなあ。

あとは、女子主将小島に留年をせがんだり、主将北口をお友達扱いしたりと、既に幾つかネタを提供しているらしい。
そろそろちゃんとしたツッコミがいないと、そのうちボケの坩堝になって、蠱毒みたいなすさまじいものが生まれそうで怖い。


練習後は筋トレして雑談。
最近ケトルベルとかウエイト用のバーを振り回すトレーニングにハマっている。
雑談の中では、小島が「良いチャリ欲しい」ということだったが、
「クロスバイクの『クロス』って、『なんか強い』って意味ですよね」
と持ち前の脳筋ぶりを発揮して、岡本と2人で爆笑だった。
あと記憶に残ってるのは「バナナぁ!」、詳しくは現役、若しくは現在仙台にいるらしい山脇まで。


おわり。

2018年4月20日金曜日

練習参加 20180419

やっと練習できた。
先週末から、引越やら何やらで時間がとれず、いろんなことをさぼっていたのだが、とりあえずひと段落したので道場に行ってみた。

気付けば新歓期も後半に差し掛かっており、柔道部については、今のところ見学者が35人くらい(だった気がする)。
そして入部したのは、男子2人、女子3人の計5名。
男子2人は経験者、女子は3人とも白帯してたから多分初心者。


僕の体感だけれど、女子は未経験で入部する率が結構高い気がする。
それでもって、男子よりも濃い練習をしてると思う。
押し出し形式の乱取でも、2本やって1本休む、というのが多分普通のペースだが、苦しい顔をしても4,5本連続でやってたりする。
個人的には乱取の合間に水分補給はしたくないし、押し出しで2本やって「あ~一休みだ~」って壁際に一目散、というのが何となく気に食わないので、女子の練習への姿勢には『お~やってるなぁ』なんて感心することも多い。

まあ、男子は相対的に数がいるもんだから、全員ひとまとめに乱取、というのも空間的な制約があって仕方ないのだろうけれど。


最近の練習では、最後の仕上げとして、すりあげがスペシャルをやっている。
この日はスペシャルの日だったけど、小笠原が「すりあげやる人~」って声を上げて、誰も来なくて哀しそうにしてたのですりあげをすることに。
と思ってたら佐久間も入って、3人で10ずつ数えていって100回。
佐久間はすりあげに慣れていないみたいでかなりきつそうだったけれど、ペースに追い付けなかった分も含めてきっちりやり切っていた。

まあ、あれは腕立てじゃなくて全身運動だから、如何に負荷を分散させるか、ってのが肝になると思っている。
ウエイトトレーニングで筋力アップも重要だけど、結局は各部の力をつなげて相手に伝えないといけないので、そういった体をつなげる能力にも意味を見出してほしいもの。


練習後は懸垂したり、ケトルベル振り回したり。
あと、新入部員が律儀にも挨拶に来てくれたので、無いコミュ力を振り絞って「怪我には気を付けて」とかいい感じに話をまとめておいた。
僕以外のOBOGにも挨拶して回っているみたいで、『いやー、しっかりしてる』と思って我が身を恥じた。はあ。

最後は、どこから出てきたかは知らんが、妙に空気の抜けたバレーボールでひと遊びして帰宅。
途中ボールが天井の梁に引っかかるアクシデントもあったけれど、バランスボールを当てて落として一件落着。
ボールが引っ掛かった時に、川上が「俺の生き甲斐がぁぁぁ」と嘆いて唸っていたのがちょっと面白かった。
いやー、引っ掛けてすまんかったね。まあでも取り戻したんで、許してくれ。


おわり。

2018年4月13日金曜日

練習参加 20180412

18:15仕事終わり。
スマホ見てみると、総監督からのメール。
「新歓上手く行ってるけど、ちょっと割高なごっつぁんに行きすぎて資金不足になるかも」とのこと。

「うーん、現場では一体何がどうなってる?」
となったので、とりあえず道場行きを決行。
小雨の中、滑り止めの砂を足元や背中に飛び散らせながらチャリを漕いだ。

19:00前に道場到着。
総監督や仙人佐々木さんの姿も見えて一安心。
乱取と亀取にちょっと参加し、カラダも暖まってきたところで練習終わり。

練習後のミーティング。
この時期は初見の見学者の自己紹介もしてもらう。
たまには描いた絵以外も載せたいと思って撮ってみた。



手の空いたところでメールの件について尋ねると、大まかなところとしては
・新歓イベントを企画して焼肉とか寿司とか甘味とかの単価高めのところに行く機会が多い
・新入生には連絡先(主にLINE)を交換してリピーター率を高める努力もしている
・この時期にしては人数も来てる方だし、経験者ややる気のありそうな比率も高い
(4/12時点で見学者25人くらいで、経験者が半数以上、男女2人ずつ計4人が入部)
ということ。
つまりは嬉しい悲鳴、という解釈を、僕はした。

ただ、そうは言ってもやはり、無い袖は振れない訳である。
どこもかしこも、限られたリソースを割り振ってるのはしょうがないことで、「じゃあどうすんのよ?」というのが正直なところ。

僕が個人的に、遊ばせてるカネを切り崩すことも可能だけれど、「それもどうなんだかなー?」という悶々とした思い。

今日もこれから出勤なので、このあたりで切り上げて、今回は問題定期の回ということでお茶を濁そう。

次は「新歓に一体幾ら掛かるのか?」を試算してみたい。


おわり。

2018年4月9日月曜日

かめの話 練習参加 20180409

亀の話、の前に、寒い。
先週後半くらいから寒い。

確かに、札幌は下手するとGWあたりでも雪が降ることもあるのだけれど、それにしたってあんまりじゃないか。
意気揚々とチャリを引っ張り出して、札幌近郊を徘徊でもするか、なんて気力は何処かに隠れてしまった。
こうなるともう、再来週あたりにひょっこり戻ってくるのを待つしかない。
その間は、仕事関係と柔道関係以外は億劫になるので、半ひきこもりみたいな生活を送るかもしれない。

つまりは、起きて仕事に行って、余裕があれば道場行って、なければ部屋で筋トレして寝てまた起きて、ってこと。
うん、こうして文字に起こすと、いつもの行動と殆ど変わり映えしていない気がする。
しかもそんなに引き籠もれていないという由々しき事態。
と言うことで、ここまでの文章は全部撤回ということでお願いします。
間違って読んでくださった方がいらっしゃれば、申し訳ない、残念ながら上記に使った時間は無駄でした。


さてと、今日の練習の話だった。

今日はなんだか新入生が多くて、10人弱くらいいたような気がする。
しかもその半分くらいが女子。正直ビビッて迂闊に近付けなかった。
練習後に三木とコミュ力について一言二言喋ったけれど、そんなことを言ってるから症状が改善しないのではないか、なんてこの記事を書きながら思った。

今更、である。そしてこのことも明日にはきっとキレイサッパリ忘れている。
僕の頭はそういう具合に都合の悪いことは早く忘れるように出来ており、そんな便利機能付きの頭脳が、もう本当に手放せない。

ようやく本題、亀取。

現役時代良い思い出のないメニューベスト5くらいには入るやつ。
1年目の時は言わずもがな、擬音で表せばグシャッとかゴリッとかメキャッとか。
2年目になると相手によって対応を変えないといけなくなる。
幹部の時には、同期の技を受けるのがツライわ、1個下の連中も強かだわで、心休まる時はなかった。
いや、他の練習でも心安らかな時なんて、結局は無かった気がするが。
そんなんだから、時には心を失くすことを目指した時期もあった。
こう言うと、1つ下の某ゲス君が、「無心」を帯に刻んでいたのを思い出すが、近い代の関係者にとってはネタでしかない。

イメージ図。もう一度言うが、これはイメージで、実際の人物とは多少しか関係ない、、、はず。
インクが滲んだのは下書きを消したからではなくて、隠し切れないゲスさの表れだと思っている。


まあ、一口に亀といっても色々ある。
首と脇をきっちり守る正当派(?)の亀、袖とか裾を掴んで離さないスッポンのような亀、重力に身を任せるデブ亀。
どれについても言えることだけれど、逆転を狙わない亀は、ほんとうにつらい。
何がって、痛めつけられるだけで、それにじっと耐えること。
相手もどこか抉じ開けようと、反則ギリギリのラインで痛めつけてくる。
畳の上で独り耐えないといけなくて、援けてくれそうな浦島太郎みたいなのも、そもそもいない。
だから、各上相手に亀で挑む決意を固めた人は、ある種尊敬に値する人だとも思う。
そして本当に強い亀(専守防衛で「強い」というのも変かもしれんが)は、他の動きなんかもそうだけど、美しさすら帯びてくる。

そして亀の良い(悪い?)ところは、技術以上に気力が試されるところだと思う。
とにかく痛い。キツイ。なんなら血も滴ってくる人もいる。
それでも守りきる、みたいなのが垣間見えてくると、涙腺の緩い人なんかはもう一発K.O.もあり得そうなくらいの強さで胸を打たれる。
逆にその気持ちを作れないと、脆さばかりが際立つことにもなりかねない。
まあ、そもそも論としてどうやって亀に行くか、ってのも1つ大きな課題があるけれど。

最近の七帝では、専守防衛がやり難くなっている気がするが、それもどうなのだろうか。
ああ、このテーマはまた長くなりそうだから別の記事にしよう、またそのうち。

そろそろ疲れたので今日はこのあたりで。


おわり。

2018年4月8日日曜日

口に出すのも考え物【現役紹介】

心底思っていることほど、外には軽々に出さない方が良い、と僕は思っている。
何でかと言うと、思いが嘘っぽくなってしまうから。
僕の表現力の問題もあるのだろうが、それにしても、心底思うことほど、口に出すとしょうも無いことのように響き渡る気がして気持ち悪い。
ただ、それでも伝えないといけないこともあるし、他にやる人もいなさそうだから、僕はこのブログを綴っている。

本当は何もかもひっくるめて、黙って動いて背中で語れるのが理想なのだけれど。
仕方がないからもう余所は余所、ウチはウチ、ってな具合でこのブログに逃げ込んでいる次第。
文字にするにしても、もっとこう、なんかバシッと嵌まる文章にできないかなあ、とは思いつつ、こうしてぐだぐだと無駄玉をばら撒いている状態。
うーん、何とかならないものか。
僕が現役の時にコーチだった山本さんあたりが書けば、この段階でもう本題を通り越してオチもついて、という愉しい記事ができそうだけれど、無い物ねだりしていてもしょうがない。


ただ、たまにはちゃんと語るべき時もある。
最近は4年目の田上に、「なんか思ってることぶちまけてくれないかなー」と内心思っている。
初心者、白帯スタートで、正統派の正対下をする選手だ。
パワータイプではなく、ヌルヌルと足を利かせて引っ掛けて、という感じで、型に嵌まると見ていて非常に安心できる。
基本は物静かで、酔うと陽気になって絡みだすのも面白い。
理知的な印象で、あんまり議論とかはしないタイプだけれど、実際は結構な量の知識を溜め込んでいる、と僕は思っている。
知識に比例して、技術以外にも部のことを考えていそうだから、できればきちんと発信した方が良い気がしている。
練習も真面目にやっているし、人当たりも柔らかいので、話も伝わり易そうで良いんじゃないかなあ。

そういうことで、物知りな雰囲気と、こう、ふわっとしたやわらかさから、フクロウのイメージ。

フクロウは丸いけれど、実際の田上が丸いわけではない。

調べると、梟を用いた言葉に(コトバンク調べ)
梟雄:残忍で強く荒々しいこと(人)。悪人の首領などにいう。
梟将:勇猛な大将。猛将。
梟首:斬首した人の首(を木にかけて晒すこと)
なんてのがあった。
ということは普段陽だまりのような田上も、実は闇属性、陰の者だったのかもしれない。
時たま、練習後に北口の腹を鷲掴みにしているが、あれは本性が漏れ出ていたのだろう。

ああ、そういえば北口はハムスターだっけ、、、なるほど。


おわり。

練習参加 20180407

進めるのなら、半歩でも0.1歩でも良い、けれど、大いなる1歩は探し続けないといけない。
というのが、今回僕が学んだこと、というか、気付いたこと。


前回の記事にも書いたが、僕は引退してからいろんなズルを覚えた。
それらはきっと、現役から見たら、もしかしたら光栄にも1つの技術として捉えられたり、でもたぶん単なるゴリ押しだたり、何だかよく解らないものだったりするのかもしれない。
そんなもの達を総動員して、今僕はやっと、1歩を刻んでいけるようになった気がする。
何を誇れることでもない。
年下の、七帝柔道のキャリアが僕の半分以下の相手に対して、ということであれば、そんなに不思議なことでもないと思う。


何で練習の報告でなくてこんなことをのたまいだしたのかと言うと、技術論が大事なテーマだからだ。
でも今回の話としては、技術ではなくて、それを論じる者の態度の話。

戦士か、求道者か。
もっと具体的に言えば、目的があっての技術なのか、技術そのものが目的か、ということ。

今の現役学生の思考系統としては、「完璧な技術」が存在すると思っているように見える。
力の大小、身体能力の優劣、、経験値の有無、そんなものを吹っ飛ばしてくれる、魔法のようなものがきっと何処かにあって然るべきだ、と。

思考の1つとしては素晴らしく、尊いものだと思う。
仙人、佐々木コーチの考え方に通ずるところもあるのではなかろうか。

だから僕にとって、彼らの姿は眩く映る。
僕なんかの、技術の泥沼とは全く違って、彼らの技術は澄んだ幅広の泉のよう。
けれど、だからこそ、底まで見えてしまう。

うん、これ以上書くと説教の類になってしまう。止めとこう。


僕は長らく留まる者の1人として、基本的には現役以上の何かしらを持っている。
それらをきちんと伝えたいけれど、断定はしたくない。
いつだって、決めるのも、動くのも、闘うのも、主役は現役学生で。
そんなんだから、「これは自分独自のもので万人に通じるものではないけれど」って前置き(もしくは追伸)が割と好き。
その逆が嫌い、と言うことでもないけれど。
たまにはそこまで言えるような力強さも欲しくなる。

僕はそうやって右往左往して、どこに向かっているのかも知らないけれど、とりあえずは歩いている。


おわり。

2018年4月7日土曜日

練習参加 20180406

新歓第1週の平日最終日。
4月になってから練習に参加するのは初めて。
実のところ、2日にも道場に行ってはいたけれど、ビラ配りの関係で練習は終わっていた。
現段階(4/6練習終わり時点)では、新入生は3人が入部を決めてくれている。
経験者の男子2人と、未経験者の女子1人。
見学者も、たしか10名は越えていたはずで、スタートとしてはまあ、悪くはないと思った。
来週になれば新入生も慣れてくるもので、ビラ配りなんぞその辺のティッシュ配りのような扱いを受けるし、「もう入るところ決めてるので」という嘘も平気でつけるようになる。
新生活で目を輝かせていた彼らも処世術を覚えて、「人はこんな風に大人になっていくのだなあ」なんてしみじみとしてしまう。


さて、昨日は18:30頃に道場についたように覚えている。
丁度テーマ別の終わり際で、次の乱取から参加することに。
仕事で固まった腰をほぐして、そろそろか、というところで「集合!」と笹。
不思議に思って近づいてみると、どうやら円陣を組んで気合を入れるらしい。
「新歓第1週お疲れ様です、新入生も来てくれてありがとう、北大柔道部ッ」「オー!」
みたいな流れだったはず。
(円陣?) (仕切ってるけど笹って2年目だよな?) (あ、これ俺もやる流れになってるわ) (あれ、みんな掛け声なんて叫ぶの?)
とまあ内心疑問だらけだったけど、まあこれはこれで良いんじゃないか、とも思った。
おそらく新歓期は毎日やってると思うので、円陣組んで叫びたい人は道場へどうぞ。

乱取では、来ていた現役で、小笠原以外とは大体やったと思う。
流石に腰痛いところに重量級取役はツラいものがあるし、それに彼の練習にならなさそうで申し訳なく思う。
しかし、重量級取役って文字に起こすと、字面がなんかお偉いさんみたい。
まあ、小笠原もパッと見インテリヤクザみたいなもんだから、あながち間違いでもないだろう。

残念ながら、新入生と乱取はしなかったし、腰の不調で動きも限定されていたけれど、うまく誤魔化してできたように思う。
誤魔化す技術は引退してから特に伸びた。
今では、正直に闘うのは気持ちを作れないとかなり難しい。
だからきっと、引退前よりも巧くはなったけど、強くはなっていないような気がする。
というか総合的に見たら弱くなってるのだろう。


ちなみに、腰の痛みはそれなりに良くなった。
やはり、痛いからとじっとするよりも、動かしてその後ちゃんと柔軟やれば大抵はうまくいくと思う。
刃牙のジャック・ハンマーしかり、アライJr.しかり。
そういう訳で、万全ではないけれど、今日も道場には行こうと思う。


おわり。

2018年4月2日月曜日

練習参加 20180331

土曜の練習は、ちょっとだけ憂鬱になる。
何故かと言うと、練習の最初から参加できるから。
つまりは基礎運動をせねばならないということ。
僕にとっては1つの重要なバロメーターで、たとえば倒立歩行で赤畳から赤畳まで歩けなければ、相当体の調子が悪い、もしくは弱っている徴になる。

引退後は参加時刻的に、基礎運動をやらずに、乱取あたりから参加することも多くなったので、たまにやるときに自分の身体を上手く扱えなくなっているのが本当に身に染みる。
例えば、昔は骨盤からつま先までを連動させていた(つもりなだけかも)足回しでは、各部がバラバラに動いて、密度の違う棒を3つ繋げたものを振り回しているように感じる。
這うときには、抑え込みをきめたイメージが全くわかなくて、何となく体が流れるように思われる。
単純に練習量が足りないのだけど、一応社会人の身としては、その中で何とかやるしかない訳である。
いっそのこと練習に行けなければ、と思うこともたまにあるが、現役部員と七帝優勝を追いかけたいから、結局は道場に行く。


自分の衰え、というか単なる練習不足にはこの際目をつむっておこう。
逆に言えば、現役の伸びが分かり易いという利点もある。
幹部以外でいうと、2年目(4月からは3年目)の中島は、年明けあたりから正対下の動きに一体感が出てきて相当やりづらくなった。
僕の1つ下の代の奈須君を思い出させるような、足の戻し方になっていた。

1年目(現2年目)では、西森が芽を出し始めているように思った。
柔道勘は元からある方だし、練習も思考もこつこつと積み上げてきている。
どこかでそれらが巧く繋がる瞬間があるのだけれど、こればっかりはいつ来るのかだれにも分からない。
ただ、努力の分だけ近付くと思うし、七帝柔道はそうであってほしいと願っている。

もう1人、同じく1年目(現2年目)の笹について。
彼も西森と同じく今が下積み時代なのかもしれない。
けど違うのは、デカさと取りにいける能力がより高いということ。
チーム状況的には、多分取りにいくシーンもあるかと思うけど、それについて今試行錯誤しているんだと(勝手に)思っている。
大方の方針はついたみたいだから、いろんな先輩から意見を伝えたり、誰の意見も聞かずに自分自身で練り上げたりするのが重要なのかなぁ、と分析している。

何でこの3人の話をしたかというと、日曜日、新歓に向けて(多分)自主的に動いて、道場の掃除とかをやっていたから。
北大柔道部に関わる人なら皆さんお分かりかと思うが、端的に言って不衛生。
それを、誰かに責を圧しつけるでもなく、自分たちで歓迎の準備をするのは、本当に有り難いことかと思う。

そういうのを「おもてなし」の心というのではないだろうか。
「五輪の経済効果と国内外の商機」みたいなぎらついた目でやるのも間違いではないかもしれないけれど、できれば真摯に語って、それで入部してくれるのが一番嬉しい気がする。
別にそれが言葉でも、背中でも何でもいい。

また脱線した。
兎も角、本当はそんな頑張ってた(らしい、僕は実際に見てなくて総監督から教えてもらった情報だけど)1人1人をきちんと紹介したいのだけれど、僕の方の限界もあって今回はここまで。


おわり。