2018年4月2日月曜日

練習参加 20180331

土曜の練習は、ちょっとだけ憂鬱になる。
何故かと言うと、練習の最初から参加できるから。
つまりは基礎運動をせねばならないということ。
僕にとっては1つの重要なバロメーターで、たとえば倒立歩行で赤畳から赤畳まで歩けなければ、相当体の調子が悪い、もしくは弱っている徴になる。

引退後は参加時刻的に、基礎運動をやらずに、乱取あたりから参加することも多くなったので、たまにやるときに自分の身体を上手く扱えなくなっているのが本当に身に染みる。
例えば、昔は骨盤からつま先までを連動させていた(つもりなだけかも)足回しでは、各部がバラバラに動いて、密度の違う棒を3つ繋げたものを振り回しているように感じる。
這うときには、抑え込みをきめたイメージが全くわかなくて、何となく体が流れるように思われる。
単純に練習量が足りないのだけど、一応社会人の身としては、その中で何とかやるしかない訳である。
いっそのこと練習に行けなければ、と思うこともたまにあるが、現役部員と七帝優勝を追いかけたいから、結局は道場に行く。


自分の衰え、というか単なる練習不足にはこの際目をつむっておこう。
逆に言えば、現役の伸びが分かり易いという利点もある。
幹部以外でいうと、2年目(4月からは3年目)の中島は、年明けあたりから正対下の動きに一体感が出てきて相当やりづらくなった。
僕の1つ下の代の奈須君を思い出させるような、足の戻し方になっていた。

1年目(現2年目)では、西森が芽を出し始めているように思った。
柔道勘は元からある方だし、練習も思考もこつこつと積み上げてきている。
どこかでそれらが巧く繋がる瞬間があるのだけれど、こればっかりはいつ来るのかだれにも分からない。
ただ、努力の分だけ近付くと思うし、七帝柔道はそうであってほしいと願っている。

もう1人、同じく1年目(現2年目)の笹について。
彼も西森と同じく今が下積み時代なのかもしれない。
けど違うのは、デカさと取りにいける能力がより高いということ。
チーム状況的には、多分取りにいくシーンもあるかと思うけど、それについて今試行錯誤しているんだと(勝手に)思っている。
大方の方針はついたみたいだから、いろんな先輩から意見を伝えたり、誰の意見も聞かずに自分自身で練り上げたりするのが重要なのかなぁ、と分析している。

何でこの3人の話をしたかというと、日曜日、新歓に向けて(多分)自主的に動いて、道場の掃除とかをやっていたから。
北大柔道部に関わる人なら皆さんお分かりかと思うが、端的に言って不衛生。
それを、誰かに責を圧しつけるでもなく、自分たちで歓迎の準備をするのは、本当に有り難いことかと思う。

そういうのを「おもてなし」の心というのではないだろうか。
「五輪の経済効果と国内外の商機」みたいなぎらついた目でやるのも間違いではないかもしれないけれど、できれば真摯に語って、それで入部してくれるのが一番嬉しい気がする。
別にそれが言葉でも、背中でも何でもいい。

また脱線した。
兎も角、本当はそんな頑張ってた(らしい、僕は実際に見てなくて総監督から教えてもらった情報だけど)1人1人をきちんと紹介したいのだけれど、僕の方の限界もあって今回はここまで。


おわり。

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