2018年5月27日日曜日

優勝大会その後

現役の一部は道場で練習してたらしい。
とんでんに山内さんのご退院情報を確認しに行こうと思って、現役も誘ってみたらそんな答えが返ってきた。
現役の中で一番上に表示されていた中島にLINEすると、清田監督、暇な小形、北口、小島も来れるという。
先に入ってたので、「来る人たちの写真、窓からいい感じに撮れないかなー」と思ってやってみたが結果は失敗。

右下に柔道部のウインドブレーカーらしきものが映ってるけど正直よくわからん。
インスタ映えの全くしない写真。まあインスタやってないけど。

現役にとって、とんでんはなかなか心理的なハードルが高いっぽいので、どうせならあまりとんでん経験のない人を呼びたいと思ったけど、残念誰も捕まらなかった。
まあいいか、ということでいろんな話をしながら飲み食い。
今回真面目な話はほとんどせず、くだらない話に終始していたような気がする。


学会で来札されていた和泉さんが持ってこられたというジンギスカンの余りもいただいた。
実は、木曜日に山内さんのお見舞いに行った際に、和泉さんが来られているという話は聞いていたのだけれど、道場には来られなかった模様。
現役や佐々木さんも知らなかったということだから、学会の方でお忙しかったのだろう。


肝心の山内さん情報だけれど、ご退院は6月上旬~中旬あたりになるみたい。
「本人の状態は大丈夫なんだけど、家やお店に手すりをつけないとで、そっちの準備ができてから」ということらしい。
実際、今の山内さんはその辺歩いてるお勤め疲れの人たちより断然健康に見えるし、お見舞いに行く度、逆にこっちが元気をもらっている気もするくらい。
ただ、先日行ったときは「写真はだめ」ということだったので、全国の山内さんファンの皆様には申し訳ないけれど、今回写真はナシです。ごめんなさい。
実のところ、ホントは院内撮影禁止だったらしいので、今まで撮らせていただいたのが、むしろご厚意とか幸運に恵まれていたのだろう。
ということで、写真の代わりに似顔絵描いたのでそれで勘弁していただきたい。

山内さん。太陽のような人だと思う。
実際、夏の筋トレの時に、雨予報のはずが、山内さんが到着した途端晴れたという逸話も。

とんでんを出た後は、流れでカラオケオールすることに。
最後まで生き残ったのは僕と中島、清田監督の3人。
終盤は清田監督の90年代邦ロック、中島のアニソン、僕の歌謡曲で、てんでバラバラの歌が入り乱れてた気がする。

寝る小島と勝ち誇る北口。
この後北口は蹴られてた。

5:30に店を出て、チャリのない小形と僕は歩いて札幌駅方面へ。
途中「社会人の出会いが~」とか小形が言ってたけど、そんなものは無い。
その辺に落ちてる不幸を拾い集めて「オレって不幸だ」って言ってる小形だし。
僕も僕で、さる先輩から「恋愛(結婚)は年功序列だからな!俺を差し置いて抜け駆けは許さんぞ!!」とのお達しを受けているし、、、。

恋愛の話をすると現実に引き戻されそうになるので、この辺でやめとこう。
というか、誰も僕らの恋愛事情とか知りたくもないだろ、需給バランスは大事。
まあ、このブログの情報に需要がどんだけ、というかそもそも需要があるのかどうか知らんけど。


おわり。

2018年5月26日土曜日

優勝大会

優勝大会おわり。

今日はきたえーるにて北海道学生柔道優勝大会が行われた。
僕は審判員プラス、資格持ちなので指導者席に座る要員として参加させてもらった。
平日よりも少々遅めの7:40頃に家を出てチャリを走らせきたえーるへ。
開場の8:00前についてしまい、鉢合わせた2年目西森と一緒に施設内に入った。
ただし、会場の開場までは更に15分ほどを要したようで、選手がそわそわしている中ぼけーっと立ちつつ北大勢を眺めていた。

このきたえーるは7/7,8に開催される七帝戦の会場でもあるのだが、関係者の方々、早めに来場しても8:00きっかりにしか開場しないので注意していただきたい。
あと、道外からお越しの方々に関しては、市営地下鉄東豊線の「豊平公園駅」直通なので、アクセスはそこそこ良いかと思われる。
アイドルのコンサートさえ無ければ、混み合うことも(恐らく)無いはずなので安心していただきたい。


アップ中の一コマ。


さて、試合の結果。
端的に言うと、負けました、全国行きの切符は取れませんでした、以上。
1回戦、対北海学園大では1-6。
敗者復活戦、対旭川大でも1-6。
まあ指導取られまくっていた。
対戦校としては、「あいつら反則取られすぎ、自滅してくれてラッキー」ってな具合だったのだろうか。
まあ僕個人的には、大きなけがが無くて、各人普段では見えない(または目を逸らしている)課題も見えたはずなので損はしていない、という感覚。
あとは、全体的に普段の練習に近い動きもできていたので、よく言われる「アップ不足問題」についてもまあ及第点なのではないかと思う。

個人的には、岡本センセイの「相手を巧みにコントロールした結果の寝技」という名のどう見ても「遠心力を使った引き込み」は良かった。
あまりに堂々とするもんだから、審判も反則を取らずに流していたのが痛快だった。
他は、「巴投げやるのはいいけど、どうせやるんならもうひとひねり欲しいかなー」という感想。
道内の試合だと、相手もわかってるからねぇ、、、組み手と体幹意識してしっかり立ってたらいいだけだから、こっちも何か工夫しないとすぐにかけ逃げの指導になっちゃうよね。


まあ、その他勝ち負けに関しては、そもそもみんながどれくらいの熱量で「国際ルールでも勝ちたい」と思っているかよく知らないので割愛させていただく。
ただ、「攻め合いをさせて、お客さんに見せるために、強い個同士に鎬を削らせるルール」と「チームのために、個々が柔道と言えるかも怪しい道を選べるし、それで生き残りを掴みにいけるルール」では差が大きすぎて、試合感覚が全くの別物なのだろうということは想像に難くない。
どちらが良い、とかではないけれど。
あと蛇足かとは思うけど、僕は七帝のルールとか、考え方が好き。
まあ、一応どっちも柔道ではあるから、リンクする部分も多いし、きちんと整理すればどっちにも有効な技術だったり戦術はあると思うけどね。


あとは、今回の大会には小菅さんもいらしてた。
前日に試合時間とかの確認のメールが現役に行っていたようだけど、どうやらGmailの設定ミスで通知が来ずにスルーしてしまっていたらしい。
私服で来ていたのに、いつのまにか本部席側に座れるほどの影響力を持つ小菅さん。
現役のアップ中に挨拶した時には、一言も触れていなかったけれど、気にしていないということなのだろうか、それを切に願っているけれど。
もし僕が仕事で同じミスをしたら、上司のそのまた上司とかも出てきて総出で謝るレベルなんだろうか、、、、と考えると、そんな方々とも繋がりができるって面白いなあ、と完全に他人事。


一応メインのお仕事、審判については、比較的無事に終わった。
そもそも、道内の大会で一番面倒なのは北大生の試合で、僕はがっつり関係者なので彼らの試合をさばくことは無い。
その次に、道都と札大の試合がハイレベルになりがちで難しいと思うけど、彼らは北大生みたいに変則的なこともしないので多少は安心して見れる。
いつも北大の試合を担当してくださる各先生方には、それなりに申し訳なく思っている。
ただ、かと言って改善するかと言われれば全く保証もできないのだけれど。

あとは、個人的な課題として、毎回審判の礼法がうろ覚えなのでこの際記事にメモとして残しておくことにする。
ソースは柔道手帳。昇段審査か講習会かの時に購入した(させられた)もの。
○試合開始時。
①場外端で3人そろって正面に礼。
②赤畳上で再度正面に礼。
③②の位置で主審が一歩下がり、副審が向き合って3人で礼。
○試合終了時。
①赤畳上で正面に礼。
②審判同士で互いに礼。
③場外端で正面に礼。
④退場。
試合開始時と終了時で、礼の順番が逆にならないところがミソだと思う。
よし、これで次からは不安要素が1つは減るはず。
ということで。


おわり。

2018年5月24日木曜日

テレビのない生活

タイトルの通り、僕の部屋にはテレビは無い。
無いなら無いで案外生活はできるもんで、デメリットは人と話をするのに話題が合わなくてちょっと困る程度。
まあ、ネット環境は繋がっているので、そこまで情報に飢えているわけでもないし。

卒業の時に後輩に譲って以来、noテレビ生活を送っていて、慣れたと言えば慣れた。
メリットは、テレビからの情報を遮断することで自由な時間を作れること。
ポジティブな人たちか、少々過激なニュース化、(僕にとって出ないことは確かだろうが)上手いこと切り取られた事実から遠ざかることで、より自分自身を見つめられるようになったこと。
要するに、自分の殻に閉じこもって云々唸って過ごせるようになった訳だ。


偏向報道、なんて言葉があるけれど、現状メディアはまあその通りだと思う。
というか、ちょっと考えてみれば、生の情報全てをそっくりそのまま伝えることなんて、誰にもできやしないはず。
だから、意識的にかどうかは知らんが、時間や資金の面からどこかしらの編集はしないといけなくて、しかも商売である以上何かしらのスパイスを効かせるのがフツーなのだろう。
ただ、作為的に変な方に誘導したり、誤ったけど謝らなかったり、勝手に「一般」とか「常識」を名乗っていたりするとしたら、それは問題だと思う。
結局、テレビは見ないから今その辺がどうなっているのかは知らんし、あえて首を突っ込む気も無いけど。


何事も、嫌なら逃げて、目を合わせないのが一番だと思う。
最近はそう思うようになってきた。
こう言うと、柔道なんていう誰かと闘う競技に身を投じている現状や僕のこれまでを台無しにしてしまうのかもしれない。
けれど、何か大事なものがあるのなら、生命や生活、多額のお金とか、その他何でもいいけど、譲れないものだけきっちり守れるのなら、あとは消えてオサラバしても問題ない気がする。
僕はその「譲れないもの」のそれなりの上位に北大柔道部があるだけで、その信条まで他の誰かに強要できるものではないと思っている。
ただ、同じような、似たような人がいれば嬉しいけど。

だから、逃げて、捨てて、目を背けてもいい。
それでも残ったものほど、大事なものだったり、身に沁みついて離れられなくなったものだったりするのだろう。
逆に、離れたものの中には後悔するものも出てくるだろうけど、それはそれで一つの発見だと思う。
失敗して同じ位置に戻ったと思ってても、もしかしたら螺旋階段を真上から見ているだけのことなのかもしれない。
ただ、結局僕は登っているのか、それか転げ落ちて行ってるのかは分からんけど。

それでも生きてるし、もうしばらくは生きている。
なんて自己都合を満足させながら、自分なりの美学はなるだけ忘れないように、このブログで思いの断片を継ぎ接ぎしつつ綴っている。
そんな芯というか、根っことか幹になるものがあれば、日大の選手もあんな行動はしなかったのかなぁ。

人間教育で大事なのは、正しいことを勝ち取る方法を教えるのではなくて、正しい負け方を教えるだとか、間違っても起き上れる方法を一緒に模索していくこととかだと思う。


おわり。

2018年5月22日火曜日

練習参加 20180520

遅くなったけど土曜日の練習の話。


七帝まであと1ヶ月半くらいか。
追い込み期間に入ったのだろう、乱取は基立が主になっていた。
新歓合宿では4年目メインだったのが、この日は2,3年目がメイン。
基立後半になると、散々にやられる分け役もちらほら。
こればっかりはしょうがないところもある。
そもそも論をすると、基立は分け力の直接的な向上にはあまり役に立たない。
ただ、勝負の世界では精神力も重要な因子なので、「苦しい状況でも何とか動く・耐える」って根性の養成には効果的。
あと、「苦し思いをしたから○○」ってな具合の自信とか納得感とかも出てくると思う。

最近は川上とかが、乱取してる人の外から指示出しや声掛けをしていて「お、チームっぽさが出てきたなあ」と思っている。
七帝本番では、熱くなったOBOGが好き勝手アドバイスしようとするので、そういう時に迷わないようにしておくのも案外重要だったりする。
名大なんかは畳の上の選手に一切合切を任せる伝統で、それはそれで個人的には好きだし、上記のリスク低減には効果的かも、とも思う。
まあ僕も割と好き勝手言うタイプなので、好みと実用でどっちを採るか、も多少は考えているけれど。


それと、土曜日は武田先生がいらしてご挨拶。
七帝では審判長をやっていただく関係で、「やるからには七帝の勘をいくらか取り戻さないと」ということでいらしたらしい。
審判長補佐という形で七帝実行に関わるので、10分20分くらい軽く打合せ。
僕も北大柔道部に関わって8年目になるが、先生と会話したのはほぼ初めてのようなもので、偉い人なんだろうに偉ぶる風もなく、おぉ~こういう人を人格者と言うのだろう、と思った。
話の中で、先生が僕の会社の常務と間接的に関わりがある、ということで、「会うことがあればよろしく伝えておいてくれ」と言われたが、一介の平社員の僕には荷が重いような気がしてならない。
まあ、努力目標ということで。


おわり。

2018年5月19日土曜日

趣味の話

他人と話をするときの種に、趣味、というテーマは頻出だ。
僕もこんなんだけど、ちゃんと雑談のようなものに興じることもある。
その時に「趣味は?」と聞かれることがあるが、いつも答えに窮してしまう。


こんなブログを綴っているくらいだから、「(北大/七帝)柔道です」と言えるのかもしれないけれど、なんだか違う気がして言えないでいる。
僕にとって『趣味』という言葉は、『やっていて楽しかったり、癒しであったり、何かしらの向上が得られたりするもの』というイメージがある。
残念ながら、北大柔道部ではそういうものは得られない。
もちろん皆無、というわけではないが、それらは間接的に、副次的に得られるものだ。
というか、(少なくとも僕は)そんなものを得るために道場に行くわけではない。


僕が勝手に「やらねばならぬ」と思っているだけ、「やらずにはいられない」だけ。
地縛霊のようなものだと思っている。

だから、趣味の話は今でも困るし、そういえば就活の時にも困ったような気がする。
あの時は、「北大柔道部に行きやすいホワイトな会社」か、そうでないなら「物理的にも精神的にも離れられる会社」が大きなテーマだった。
要は、北大柔道部に関わるかそうでないかを、就職先に求めようとしていた。
ただ、それを正直に話すのも躊躇われたから、準備したのはいつも、付け焼刃の志望動機と企業研究だった。
まあそれは今だから思うことで、当時は何も考えていなかった。
上手くいかないもんだから、「全部放り投げてどこか放浪でもしようか」なんて考えもした。
いろんなものを捨てたり、箱に詰めて見ないようにしたり、とりあえず奥に押しやったり、でもたまに振り返ってしまったりもして。


うん、こうして文章にすると、随分と暗い雰囲気を撒き散らしてしまいがちだ。
こんな文章を読んだ人たちが病んでしまわないかと心配になるが、まあ仕方ないだろう。
人類みな何かしらのビョーキを抱えて生きていると、僕は思っているから。
現代医学において僕はいま健康体だけれど、いつ病名を付けられて病人扱いされてもおかしくない世の中だ。
それでも僕は生きているし、両親が根を能天気にして産んでくれたお蔭で、暗いことを言っても明日には忘れて飯を食える。


さて趣味の話からだいぶ逸れてきたところで、今回はお終いにしよう。
昼からは道場へ。
最近脚蹴り、足回しが特にキツいんだけれど、「ツラいからやらない」は僕の信条に反するからやらざるを得ない。
こんなこと言ってるから、また「お前はビョーキだ」って言われるんだろうな。


おわり。

2018年5月14日月曜日

練習参加 20180514

今日の札幌は妙な天気だった。
スマホアプリの予報では晴れのマークが出ていたけれど、朝から冷たい風が吹いていた。
晴れのつもりで薄着で職場に向かったものの、結局太陽が顔を見せることも無く今日は終了。
そんでもって仕事終わりには、霧のような霞のようなものまで出始める始末で、高層ビルの上の方は白に遮られて、何か不安がよぎった。
何年か前にトマムで雲海の中に入ったこともあったが、ちょうどその時のような感じ。
ただし今日のは感動も何もなかったのが問題だろうか。

最近雪融けも終わりを迎えつつあるのか、少しずつ澄んできていた豊平の流れも、昨日の雨で今日は濁って嵩も増えていたので、昔々なら祟りの予兆かと思うような一日だったと思う。


そんなことはさておき、今日は定時で終わったので道場へ。
今週は平日にも基立を入れるらしく、僕も気持ちを切り替えて現役を追い立てるのをメインに考えて乱取。
平日月曜だったけれど、清田監督や仙人佐々木コーチを始め、社会人OBも5人くらい集まっていて驚いた。
学内OBOGも本田コーチ始め3,4人いて、結構充実してる気がした。

基立の後はテーマ別の亀取だったのだけれど、なんか流れで1年目女子に送り襟絞めを教えることに。
なかなか絞めの感覚というのも伝えづらいもので、「こんな感じ、あとは申し訳ないけど自分で感覚磨くしかない」って丸投げの指導になってしまった。これは反省事項。
なんたって僕自身が絞め苦手だったので。
最近何となくコツのようなものを掴めたような気もするが、他人様にふんぞり返って教えるにはまだまだ練れていない。
それでも最低限のところは何とか伝えられるはず、と自己暗示をかけて今日はやりきった。

ちょうど(七帝的に)一回り年の違う人、しかも女子に苦手分野を教えるなんて、社会性リハビリ中の身にはなかなかハードル高すぎやしないだろうか。
どの大学の誰のかは忘れたが、「七帝柔道部員が社会復帰するには2,3年はかかる」って読んだ気がするけど、そこから考えると今日のはもう卒業試験レベルのイベントだった気もする。


リハビリと言えば、山内さんの退院は今月終わりから6月の始めあたりになりそう、とのこと。
もう1回か2回くらいはお見舞いに行きたいが、道場に行けそうなときはそっちを優先してるので、まあ、行ける時を逃さないようにしたい。


おわり。

2018年5月13日日曜日

練習参加 20180512

昨日はきたえーるで練習。
道場を他団体が占有するので、というメールが届いたのは確か水曜日。
「突然の変更申し訳ありません」なんてメールにはあったけれど、むしろそのタイミングでよくきたーるの予約が取れたもんだ、と感心していた。

練習内容自体は普段の土曜日とほぼ同様。
最後の研究が、IJFルールの説明会になっていたのが違いと言えばそうだろう。
一応、北大柔道部は七帝以外の大会にも出てるので、聞く人は聞いといてね、という感じで清田監督と笹谷コーチによる説明がなされた。
うちの選手がやっちまいそうな事象としては、
・立ち技と寝技の境目でブン投げられてポイント
・立姿勢からの直接の関節技、引込十字、跳び関節とか
がありそう。

昨今の柔道は商業スポーツなので、他の格闘技との相違点、独自性、見た目の分かり易さ、華やかさが求められるもんだから、そのあたりを踏まえるとルールの変更点にも納得はいく。
分かりはするけど、個人的に気に入るかどうかはまた別の話だけども。
まあ余所は余所、ウチはウチで、七帝柔道のルールには「お客様視点で考えて柔道しましょう」なんて雰囲気は無いのでとても安心する。


さて、本題。練習の話。
今回の乱取は、4年目とやるときは取りにいったり、分けにいったり。
合宿の時はひたすら追い込むのが目的だったけど、今回は普通の押し出し形式だったので、相手によって動きを変える、という方針。
分けにいくときは、そいつの一番嫌そうなやり口で完封目指してやってた。
まあまあ上手いこといったので、個人的な「取れなくてもまあいいけど、取られるのは嫌だ」という矜持は守られた。

今から手札を増やすのは難しいので、持ってるものを活かす練習と、如何に相手を自分の土俵に引きずり込むか、が重要になってくると思う。
そしてこういうのって、全体での技術共有が難しいところでもある。
手足とか体の動かし方なら伝え易いけれど、間の取り方とか外し方、視線の誘導、呼吸を読んで崩していく、なんてのはどうにも伝えようが無い。
単に僕の研究、理解不足なのかもしれんが。

1つ簡単な技術としては、「相手が息を吸う瞬間に動いていく」というのがある。
人間、力を出すときは基本的に息を止めるか吐く(声を出す)かのどちらかだから、足抜きの時なんかにこのコツを使うと、抑えるまでの工程を進め易くなる。
他にもいくつかあるけれど、まあすぐにできるのはこんなところか。
うん、道場で思い出した時に、誰かに教えよう。


おわり。

2018年5月9日水曜日

自主トレ

今日の仕事は時間通り終了、だけど水曜で北大に行けなかったのでそのまま帰った。
山内さんのお見舞いにも行こうかと思ったが、部屋の片付けも控えていたので断念。
帰り着くと、晩飯用にセットしていたつもりの炊飯器が空のままなのを発見して意気消沈した。

片付けと炊飯を並行してやってると、なんだか気分も回復してきたので動くことに。
やはり、やる気は黙って引き籠もるよりも、とりあえず動いてみることが切り替えのスイッチになるらしい。
というわけで、久しぶりに自室でトレーニングした。
前回やったのは引越し前で、いつも使ってるタイマーアプリを見ると、もう30日以上ぶりになっていた。
(まあ、4月は道場行ってたしセーフだろセーフ、むしろ筋トレ以上に動いてたわ)
って独り言い訳しつつタイマースタート。

Everybody pities the weak; jealousy you have to earn.ってシュワちゃんの名言らしきものが載ってた。
「弱くて憐れまれるくらいなら、嫉妬されるくらいに強くなれよ!!」って意味だと思うけど実際は不明。

トレーニングの中身だけれど、就職してから、つまりは1年前からメニュー自体はそんなに変わってない。

プランク 3min
30s 休憩
タバタ (20s運動 → 10s休憩)×10
30s 休憩
タバタ もう1セット
30s 休憩
プランク 3min

タバタの運動では、腕立てとかスクワットとか、自重系の動きをやっている。
ほんとはケトルベルを使いたいけれど、集合住宅で使うのも躊躇われるし、軍資金の関係もあって購入する目途は立っていない。

プランクがどのくらいできるかで、その時々の肉体強度が測れるから便利。
今日は最初の3minはほとんど静止状態で維持できてたけど、最後の3minでは1minも保たずに体勢崩れまくるわ、呼吸も乱れるわで散々。
もしリサリサ先生に呼吸矯正マスクを着けられていたら、窒息死まっしぐらだったに違いない、とか思いつつシャワーで汗を流してた。
呼吸は大事、なんたってジョジョでも月刊秘伝でもそう言ってたし、うんうん。


そのあとは飯食って、今年の七帝札幌大会での審判用の資料を作成して、それに飽きたので今こうしてブログを綴っている。
審判については、七帝はルールがガバガバなので(個人的にはそこが好き)審判ごとの差異が激しく(これは好きではない)、反省会では毎年の如く議論の対象になっている。

今回は3つだけ、極個人的な意見を言わせてもらえば、
1.七帝は試合じゃなくて仕合、なので「生き残ること」が第一。
頓着しても「待て」はかけなくていいし、むしろ千日手こそ技術の到達点の1つじゃないかと思う。
2.そうは言っても、畳に上がったならば最低限相手と向き合うべき
3.礼法はちゃんとやろう
以上。その他はまた今度。

あとは、先日七帝じゃない方(IJF)の審判講習会があったので、それで仕入れた情報も加えて資料作り。
土曜日までに雛形くらいはできたらいいなあ、と思いつつ、今は現実逃避。


願わくば、曖昧な判定が無い七帝になりますように。

あと、できればみんな、「始め」の合図とともに場内中央で引き込み合ってくれるのを願っている。
そしたら際どい判定とか、咄嗟の判断とかが激減してとても楽、いえーいこれで反省会も恙無く進むね!、、、まあ無理だろうけど。

何にせよ、各チームの全員が何を積み上げてきたのかが見えるような、そんな大会になるのが理想なんだろうなー、と思っている。


おわり。

2018年5月5日土曜日

道場でやるのもなんだから、ここでわめいてみる

前略GWを満喫している皆様へ。
僕は今年も余暇の半分以上を北大道場で過ごしてしまいました。
イチ社会人としていただいた給与を地域社会に回すことも大してせずに、七帝柔道キャリアが僕の半分にも満たない後輩を肉体的・精神的に追い込むという非生産的・非人道的な活動に勤しんでいました。
性質の悪いことに、反省も後悔もほとんどしていないので、きっと来年以降も同様の連休を過ごすものと思われます。
誰に求められているわけでもないのですが、こういう性分なので、立派なエコノミックアニマルになるにはもうしばらく時間がかかりそうです。
はい、懺悔終了。


さて、今年の新歓合宿、柔道の練習は終わり、あとはちょっとしたイベントがあったりなかったり、というところ。
水曜日の夕方から道場に宿泊。
木曜は午前が通常練習、午後が幹部の基立。
金曜は午前に基礎運動の確認、午後は前日同様幹部の基立。
本日土曜は、午前に部内試合、午後はやはり幹部の基立。
明日は丸山登山の予定ではあるけれど、生憎雨のようなので、アホランはやらない可能性の方が高い。

確かこれで3年連続でアホランをしていないことになるので、この文化もここで絶滅するのかもしれない。
まあなくてもいいと言えばそうだけれど、やっぱりちょっと寂しくなるところもある。


とりあえず、現役の皆さんはお疲れのようで、ご苦労様でした、というところ。
歴代の合宿からすると、特別練習量が多いとか、質が桁違いとか、そういうわけでは全くなかったと思うけれど、こういうものは普段の練習との相対的なもので、「辛かったけど何とか乗り切った」と思ってくれたら最低限のラインはクリアしているのでまあいいと思う。

個人的な目標として、幹部の方々を心底追い込む、というのがあったのだけれど、どうだったろうか。
「厳しいっすね」みたいな意見をいただいたので、達成したと言えばそうなのだろう。
非常に不本意だけど。
そもそも「厳しい」ってなんなのだろうか。
仮に、僕の追い込み方が現役の想像以上のモノだったということであれば、結構哀しい。
裏を返せば、そこまでやらなくても優勝できる、もしくはそこまでして優勝したいわけではない、ということなのだろうから。
僕もOBだし、現役のときは勝てていないし、今、あのとき以上の気力は出せない中で、それが「何か怖い・厳しい」の一言二言で片付けられると、どうしようもない無力感に襲われる。

それでも、僕は北大が優勝するところを見たいし、チームに貢献できなかった辛さを振り切りたいから、結局は道場に行く羽目になっている。
厳しいってなんなんでしょうね。
辛いのって、練習で体力的にきついことをするのが辛いんですかね。
それ以上の辛さって、何時か何処かの試合場で経験してたはずじゃなかったのかな。

何かの目標があって、それを達成する手段の一つとして、みんな練習してるのだと僕は思っていたんだけれど。
僕には才能は無いし、今も圧倒的な強さがあるわけでもないから、現役と戦うときは使えるものは何でも使うし、ルールのグレーゾーンにも手を出して当然だと思っているわけで。
もっと強ければ、正攻法で理路整然とした柔道を伝えられるのかもしれないとは思いつつ、だけれど僕も現役部員の大半も、それが許されるだけの余裕は無いと判断して、できることをやっているつもり。


つまるところ、みんな頑張っているとは思う。
ただ、どのチームも同じようなところからスタートして、どこもそれなり以上に努力している中で、それでも勝ちたい、という目標を掲げるには実力も意志も不足しているとは思っている。
これは僕の中での単なる事実なのだけど、厳しいのかどうかは知らない。
事実は事実でしかなくて、それに感情を載せるのは各個人で、僕はそこまでの責任は取れない。


僕は道場に行きすぎているから、こんなことを言っても、きっと現役も慣れていて響かないと思うので、他のOBOGとか、まあ誰でもいいけど彼らに響かせてくれないかなぁ。
以上。


おわり。

合宿中

新歓合宿中。
僕自身は、一応毎日参加はしている(色々あって毎回ではないけど)。

大雑把にいえば、午前は企画もの、午後は幹部の基立、以上。
午前の部でいうと、昨日は基礎運動の確認。
思ったのは、「イメージってやっぱり大切だなー」ということ。
同じ名称の動きでも、個々で動きは微妙に違う。
まずは動きを覚える段階から始まって、覚えたところから更に理想を追い求める人と、現状維持で脳死状態で続ける人、手を抜くだけの人。
じっくり見れば大体判別はつく。ここで現役の誰がどうこう、と言うつもりはないけど。
3:7とか2:8の法則とかがあるように、組織である以上全員一律で同じようにやる、ということは強制できないし、しても意味がない。

こう言っている僕自身も他人様に胸を張れるものを見せられるのか、と言われれば基本閉口せざるを得なくなる。
ただ、ワニ歩きだけは僕が一番巧い。これは自信を持って言える。

練習後や昼休み中はみんな寝ている。
他人の布団を奪ったり、騒ぎ出したりする部員はいないので、僕が現役の時よりだいぶ快適な休息がとれているものと思う。

ちなみに今日の午前は幹部 対 3年目以下feat.小形 の練習試合だった。
半でありではあったけれど、幹部チームの勝利と言うことで、一応の面目は保った形なのかな?
勝負事だから、各人思うところはいろいろ出てたと思うけど。

以下写真。

5/5 アップ。

5/5 アップ②。

5/5 アップ③。

5/4 練習後。

5/4 練習後。


以上。僕も午後練に備えます。


おわり。