2020年3月19日木曜日

継続は、、、

現役からの情報。
『大学から連絡』『道場閉鎖が4/14まで続く』とのこと。
不憫である。
世間の経済活動同様に、大学では研究活動は継続しているはず。
しかし課外活動はできぬようにしているらしい。
慌てて北大のHPを見てみると、研究活動については一切のコメントが無い。
また、新入生の講義開始も4/8→4/15になるようである。
どうするのだろう、研究室などに所属している以外の、ふつうの大学生の大半はやることなんてないだろうに。
北大生の半数は道外出身者ではあるが、帰省でもしなさい、ということなのか。
それは結局、感染経路を増やしているのと同じではないのか。


北大の施設を閉鎖し自粛要請をしても、大学公認団体以外の組織に影響はあまりない。
となると相対的に、公認でない団体が手広く活動するようになるのかもしれない。
過去の僕の場合、3月の25日前後くらいで札幌に来て、1人暮らしの準備をした記憶がある。
同様の予定の新入生も一定数いるのだろう。
彼ら彼女らは半月ほどぽっかりと時間が空くわけだ、何するでもなく。
道端で北大生を名乗る3人組に、よくわからん勧誘を受けたことを思い出した。
あれがどういう団体だったかは定かでないが、今年はそういう手合いが増えるかもしれない。
それを「大丈夫なのか?」と言ってくれる(物理的距離の)身近な人がいない、ということが起こり易いのが、問題の1つかと思う。


さて、厚生労働省によると、ヤツ(COVID-19)の潜伏期間は最大12.5日らしい。
となると、確かにそれだけ期間を設ければ、感染の可能性は低く抑えられることは間違いない。

ここで思い出すのが、北大における5月病のこと。
通称「恵迪風邪」などと呼ばれているものがある。
2,3年前は柔道部内でも半数以上が病に臥し、新歓合宿が中止になったこともある。
これはその名の通り、恵迪寮より拡大するといわれている。
恵迪寮に集った学生各々が、出身地や旅行先から持ち寄った菌・ウイルスなどが大元。
それらが寮内に蔓延し、感染・増殖・変異で覇権争い。
そしてGWあたりに結果発表、最強のものが北大構内に君臨する、という代物である。
要は恵迪寮で蠱毒が起き、その熟成期間が1ヶ月ほどかかる、ということ。

これは賛否両論あると思うが、僕個人としてはある種風物詩。
とりあえず北大構内の清浄加減は元からそんな程度だ、ということは伝えておきたい。
そんな中で、重症化リスクの比較的低い若年層が大多数である大学はどう対応すべきか。
どうせどこかのタイミングで一律一斉の行動に移るのなら、それも不特定多数の感染者予備軍を集めるのなら、タイミングをずらすことにどれだけの意味があるのだろうか。

あれ?これちゃんと考えて、うまいこと理由付けして、諸々バランスとれば課外活動再開できんじゃないか?
どうせ運動部のほとんどは活動できないんだし、一致協力してこれ考えてみれば良い案出せそうな気もする。
ああ、でもみんながみんな、活動再開欲に溢れてるわけでもないのか。
こういうのを一気呵成にまとめ上げて流れを造りだすのが、カリスマってやつなのだろう。
いや、つーかこの辺まとめて交渉するなら体育会の仕事になんのか。
学生主体を目指すのならやってほしい気もするけど、ハードルはそこそこ高いかなぁ。
まあ、黙って従ってても4/14に活動再開できるとも限らんし、ならば自力で前進しようともがくのもお勧め。


おわり。

2020年3月17日火曜日

この間僕が何やってたかというと

今回は全くの個人的事情でも連ねてみる。
結論をひとつ語るとすると、「人間時間に追われる方が良い」。

コロナウイルスによる、いやここは正しくCOVID-19としておこう。
いやこれでも長いので、ヤツ、と呼ぶことにする。
ヤツのために自粛ムードになって以降、最初は思った。
「これ俺の自由時間増えるんじゃね?」
「家事・勉強・睡眠に時間割けるじゃん」
「むしろ諸々レベルアップのチャンスかこれ」
「ヤツが流行っても悪いことばかりでもないな、やはり神の視点ではプラスマイナスゼロ」

ここまで語ればお察しだろう、やらないんだなこれが。
そもそも習慣化もしていないのに、普段以上の負荷のかかることができるはずもなく。
この半月程でできたことと言えば、
・自主トレ4回(タバタタイマーアプリ使用の全身連動系運動詰め合わせ)
・親不知の抜歯(右側上下とも)
・TSUTAYAで音楽CDレンタル
・革靴の手入れ
こんなもんである。
あとはほぼ日常なので割愛。

戯れにPCでYouTubeにインしたが最後、必要でもない動画に時間を食い散らかされるだけ。
お勧めと言えるのはBBQ Pit Boysくらいか。
いかにもな渋いアメリカンおっさんたちがBBQやる動画で、観るとこんな僕でもワイルドになれる気がする。
あとはディスカバリーチャンネルのエドのガチサバイバルシリーズ。
人間の尊さ、とかを妄信的に信じる人はこれでも見ればいいと思う。
いかに我々が下らん存在か分かるはず。
下らなさを理解した上で、それでも何かを為すってことを肯定できればより良く生きられるだろう。


自主トレは一旦始めてしまえばいいものだが、現在抜歯の後遺症で厳しい。
タイマーには20分弱のプログラムをセットしているのだけど、来週には再開できるか、どうだろ。
我が身を戦闘状態に置いておければ、ヤツへの対処としては十分な気がしているし。
まあ、今はそうできないから、案外ポックリいくかもしれん。
そんなつもりも毛頭ないが、万が一という言葉は世に溢れている。
だから万が一で、僕の懐に不労所得が飛び込んできてもいいはずだが、そんな気配はない。


早くも雪道が終わりそうなので、外出に連れ立つ靴の選択肢も増えるのは嬉しいこと。
ジャンキーになりつつある自覚アリなもので。
悪天候用、多少の雨雪なら、出来れば晴れのときだけ、晴れの日以外無理無理無理無理、ハレの日用、あるんだなこれが。
サイズ感もちょっとルーズ、ジャスト、タイトフィットとあって、長く付き合うにはどの塩梅が良いかを模索しているところ。
最近PCに取り込んだアリスやMISIA、たまにクラシックを流しながら磨くのがオツな気分に浸れて良い。
鏡面磨きにも挑戦しているのだけど、未熟甚だしいので公開の予定は未定。
そのうち大手を振ってピッカピカの靴を自慢出来たら良いなあ。
完全なる自己満足だけれど。


そういうわけで、極一部の人間以外に暇を与えても碌なことにならんことが理解できた。
身を以て。
現役部員たちは大部分が帰省していたらしいが、どうしてたのだろうか。
まあ、次回の練習参加時に分かるはず。
僕は最大出力も維持するスタミナも落ちてきているので、誤魔化し戦法で行くと思うが、それが通じるのかそうでないのか。
通じなくなっていてほしい。
そしたら「まず自分がもうちょっと追い込まれないとダメかな」と身に染みるはず。
他力本願他力本願。

もうヤツのことは良いと思うんだけどな。
みんな感染はしたでしょ。
Google先生と日経新聞のサイトによれば、20200317時点では
世界全体約7,600,000,000人中
      感染者         177,421人(人口の0.23%)
      死者                7,044人(感染者の4.0%)
日本国内約   126,800,000人中
      感染者                829人(人口の0.07%)
         死者                  28人(感染者の3.4%)
あれ?そうでもない?
概算だし、感染者が死者を含んでいるのかもわからんのでまあガバガバだけど、現状こんなもんか。
そういや、年末に僕の職場でインフルエンザが流行ったときは、3週間くらいの累計で1/3くらいが沈んだから、それと比べるとまだまだなのか?


おわり。

2020年3月9日月曜日

師の話、禁止されてもやる奴はやってる

僕は小3の夏に柔道を始めたのだが、その時の先生の話でもしよう。
その先生には今でも帰省の際挨拶に赴いており、毎回1時間ほど話をさせていただいている。


以下は覚えていることを箇条書き、正確な日付はほぼ分からない。
一応名前はいくつか伏せておく。

・少年時代はGHQに隠れて柔道していたらしい
・お蔭で学校柔道復活後、高校生時代は負けなし(自称なので真偽は不明)
・大学受験を考えていたが製鐵メーカーF社にスカウトされる
・F社の柔道部に所属していたところをM大学の柔道部に発見され、スカウトされる
・M大学に入学、柔道部主将時には第6回全日本学生柔道優勝大会(1957年)で優勝(ここだけは裏付けあり)
・化学メーカーK社に入社
・帰郷(時期不明)
・(定年後?)近くの警察署の道場で小中学生に柔道を教えるようになる(師範?)
・2001年夏、僕が柔道を始める
・2010前後(?),師範(?)引退、現在に至る

ここから先生の歴史を推測してみると、若い時期の年表は以下のようになる。

1932~1934年(0歳) 誕生

1945年 太平洋戦争終結、学校柔道禁止

1950年 学校柔道復活

1950~1952年(18歳) Y高校卒業

1951~1953年(19歳) F社入社、関西勤務

1954年(20~歳) M大学入学

1957年(24~歳) 第6回全日本学生柔道優勝大会 優勝

1958年(25~歳) K社入社、北陸勤務

色々と話はあるのだけど、今回は一番最初の事項について。
「少年時代はGHQに隠れて柔道していたらしい」について考える。
というのも、最近のコロナウイルス対応での自粛云々と、状況が重なる気がするからである。
已むに已まれぬ事情で活動を禁止されている、という点において。
以後、禁止されているにも関わらず柔道活動を行うことを「ヤミ柔道」とでも呼称する。
勿論、僕はヤミ柔道を推奨するわけではない。
ないが、そうせざるを得ないと考える人種もいることは理解しているつもりだし、諸々考えてそれでもやるのだ、という気概のある人を好ましいとも思う。

さて、では本題。
何故ヤミ柔道に手を出すのか、その理由について察していきたい。

1. チャンスだから。
これは考え易い。
「ライバルが練習できないうちに自分だけやって差をつけよう」ということ。
対人競技である以上、絶対的な強さよりも相対的な強さの方が重要なのは、言うまでもない。
幾らOBOGが「自分たちの頃はレベルが高かった(または低かった)」と言っても、現役に重要なのは「この(今年、または自分たちの)代で勝てるかどうか」である。


2. 精神・肉体安定上不可欠であるから。
習慣化していることを急に止めるのには多大なストレスが伴う。
そのストレスが、「体を動かさなくとも良い」という、一見して楽ができるものであったとしても、数日しないうちに不調に陥るだろう。
僕個人の経験則では、1週間から10日ほど息切れしない日が続くと、心身のパフォーマンスが4割減くらいになる。


3. 失うものが無い、または少ないから。
学生らしい理由である。
余程のことがない限り、周囲にウイルスを拡散させてもお咎めは無いだろう。
それが原因で収入が長期に渡って減少したり、社会的信用を失ったり、周囲から白い目で見られたりということもないように思われる。
社会的責任が薄いからこそ、社会に唾することを厭わない。


おそらくここまでが、僕の師が考えたことであろう。
そして以下に1つだけ別のことを加える。


4. 社会性を求めて。
ここで言う社会性とは、一般に開かれたものではない。
いわば部内における繋がりのこと。
北大柔道部には人付き合いに欠陥を抱えた人種が一定数居る。
しかし困ったことに、これらの人種の多くが人付き合い自体は好んでいる。
するとどうなるか、現役の部ログに見えるように、なんだか粘着質な、変態性を持ったヌメヌメとしたコミュニケーションが幅を利かせることになる。
彼らの多くはそんな湿潤環境、胎内のような何かに満たされた空間でしか生きられず、引退後社会復帰に時間を要する羽目になる。


以上、ヤミ柔道の理由について考えてみた。
今回僕の師をダシにして考えてみたのだが、そのうち別の話でも出てきていただくかもしれない。
まだ「1年奴隷、4年神様」が常識で、密造酒は表で売られ、高名な柔道家は利権を握っており、人は簡単に行方不明になれた時代の話である。
佐々木コーチの語る歴史とは別ベクトルの面白さで、僕はこっちも結構好き。
なんにせよ、その時を生きているヒトの、当時のイマは大切にしたい。
そうあればこそ、今だけを見つめて動くことも、少しはできる気がする。


おわり。

2020年3月3日火曜日

リスク管理

流行りに乗っかってみよう、言い方が不謹慎だが。
コロナウイルス関連の物事について、いくつか考える。
ソースは厚生労働省のページとして、引用させていただこう。
引用文は『』で表記して、以降の文章を綴っていきたい。


①感染の有無。
隠遁生活者以外はもう無理、みんなウイルス持ちだと思われる。
通常、肺炎などを起こすウイルス感染症の場合、症状が最も強く表れる時期に、他者へウイルスを感染させる可能性も最も高くなります。
とはあるものの、全国各地で感染経路不明の発症者が出ている今現在、都道府県別の感染者数最大の北海道に住まう我々がウイルスを保有していないわけがないだろう、という個人的意見。
WHOの知見によれば、現時点で潜伏期間は1-12.5日(多くは5-6日)』らしい。
つまり2月下旬から他者との関わりを断っていれば、その人は非感染者かもしれない。
が、まあ無理だろう、我々は自身を感染疑いとして認識しておいた方が良い。
そんでもって、北大柔道部を含むあらゆる団体が『小規模患者クラスター』として振る舞うと考えた方が無難だろう。

②感染の有無は検査すべきか。
否。
現実的に不可能だと思われる。
感染疑いの人数に対して、検査のキャパシティが不足しているだろうことは明らか。
ティシュやらなんやらの騒ぎでどこそこの愚か者が踊らされたように、「どっちかっていうと、検査行っといた方が良いだろ」くらいのノリでパニックが起こるのが目に見えている。


③活動はどこまで自粛すべきか。
日常生活を含むあらゆる場面で他者との接触を制限されなければならない事態には、なっていないように思う。
個人的には「不特定」かつ「多数」の活動はアウト。
その他の「特定」「多数」、「不特定」「少数」、「特定」「少数」は、活動内容による、とは思っているが。
そう考えると北大柔道部の活動は「特定」「少数」なので、リスクとしては低いような気がする。
混まないとはいえ、「不特定」「多数」が集う買い物なんかと、どちらがより危険なのだろうか。
まあ、上記の場合は「生命活動維持のための優先度」的なところで判断がなされるとは思うのだが。


この前久し振りにテレビのニュースを見たら、専門家らしき人がしたり顔で政権批判をしていた。
「〇〇はだめだ、□□しないと」的な論調だったが、その□□の抽象度合いが高すぎて鼻白んだ。
後出しじゃんけんなんだから、もうちょっと頑張ってくれると政権交代に票を投じる気にもなるかもしれん。
僕個人としては、現在の対応で大パニックが起きている印象は無いので、及第点だとは思っている。
多少の混乱はしょうがない、でも評価は終わってからでいい、今はどうにかこうにか動いて状況を進めるとき。
際で抑え込まれ多様なもので、逃げるのに1拍置くかそうでないかで結果が大きく左右される、って状況と今と、どう違うのだろうか。


そういえば、僕の勤める会社に関わる某団体が明日集会を開くとか言っていたが、あれはどうなったんだろうか。
複数の職場から人が集まるらしく、参加予定者が100名以上は居そうな雰囲気だったが。
今日の昼時点で中止の報は無かったように思う。
それがもし実行されて不問に終わるのなら、北大柔道部の練習もきっとできるに違いない、なんて試金石にするのはどうだろう。
まあ、僕はもともとその某集会には行かない予定なのだけれど。


おわり。