2018年6月28日木曜日

練習参加 20180623【現役紹介】

土曜は仕事が休みなので、本職(?)のヒラOBとして道場へ。

練習は午後からなので、最近は午前中に札幌駅から大通あたりをふらついてから北上していく。
ここ2,3週間は革靴を求めて彷徨っているけど、お、と思ったものは大抵サイズがない。
僕の足は、足長も足囲も28cmくらいで日本サイズで28EEE、USで10E~11D、EUだと44とかになるのだが、なかなかお目にかかることが少ない。
そんなわけで大手靴屋に始まり百貨店やセレクトショップまで這いずりまわっている。
ホントは一気に3足くらいそろえようと思っていたけれど、戦果は1足のみ。
いっそのことセミオーダーとかのほうが良いんじゃないかなんて思ってきたりもする。


そんなわけで革靴クエストには見切りをつけて13時前には道場に到着。
部室に入ると幹部連中が会議をしていたので、様子を伺いつつその辺に落ちてた刃牙を読んだ。


練習では人数の関係上打込と反復の途中まで一緒にやった。
基礎運動もそうだけど、打込も反復も、自分の技の衰えを感じて辛い。
この辺は練習の差がモロに出るから、当然と言えば当然で、ネガティブな意味でOBの実感を得られる。

そんなことより、現役情報としては、練習中の雰囲気が上がってきており、弾みをつけ始めている印象だった。
ボルテージ挙げていくのは勿論だけど、上げすぎて無理な動きとか反応をして怪我、ってのもやりがちなので気を付けてほしい。
お互いに同じくらいの気力がある状態なら問題は無いけれど、疲れとかちょっとした瞬間のゆるみとかでバランスが崩れると、妙な動きになって怪我につながる気がする。
あとは、下級生とか、体の小さい人、怪我明けの人は当然リスクも大きくなるから、追い込み方はきちんと考えるべき。


そういえば、練習前に刃牙を読み終えて本棚に置こうとしたら、僕が4年目の時の部内試合のDVDがあったので、懐かしくなって見てみた。
多分新歓合宿かなんかの時のやつで、表にマジックで「2014部内試合 対森本」って書いてあって、表記が僕を悪役扱いしてるみたいで苦笑い。
『4年目の僕は、今の現役4年目と比べてどうだったかなー』と思ってみていたのだけれど、実力的にはそんなに差は無いような気がした。
むしろ、使える技術の幅とかは今の現役の方が広いし、身体能力的にも大差はないだろうから僕の方が劣っていそうな気もした。
試合の組み立て方は甘いし、展開をハッキリできていないし、「取れそうだけどいやどうなんだろ?」って選手の典型みたいな試合をしてた。

そんな僕も今や現役の期間とOBになってからの年月が逆転して、いろんなところで偉そうなことをほざいている。
いつ老害扱いされてもおかしくないけれど、なんとか老害(笑)くらいで踏みとどまりたいなあ。


自分語りも終わりにして、幹部の紹介。今回は雨宮。
あの北嶺出身で、初心者スタートの経済学部。
これだけでもキャラ設定が充分な気もするけれど、北嶺出身の某先輩からは「俺以降の北嶺出身者は別物、あいつらは破門だ破門」と言われているくらいのイロモノ。
他人の痛みに鈍感で、女子と乱取しても平気で腕を折りにかかっていたのを見たこともある。
あれは下級生の頃だったから、関節の限界感覚がわかってなかっただけだと信じたいけど、もしそうじゃなかったらと思うと怖くて真相を問い質せない自分がいる。
まあ、格闘技やる人としてはそれも長所だと思うし、その辺のメンタルの差が効いてくることって確かにある。

経済学部の伝統として、単位はしっかりギリギリを攻めているみたい(もしかしてアウト確定かも?未確認)。
なまじ爽やか系な顔立ち(の気がする)なだけに、内面を考慮するとこの学年のサイコパス候補筆頭だと、僕は思っている。

人間味豊かな感じも、無機質な残虐性も持ってそうなので、爬虫類っぽいイメージ。
夜行性で、インドアっぽい気もするから、ヤモリっぽい。
ホントのところは、害虫とかも食べてくれるし、人懐っこいらしい。
そういえば実家では夜になると台所の窓に2,3匹張り付いていて和みムードを演出してくれていた。

漢字だと家守。つまりは自宅警備員、ということはニート。
ヤモリは両生類で、爪や牙がない。
ファンデルワールス力で壁にくっついてるらしい(wiki調べ)。
うーーん、ファンデルワールスってなんだっけ、、、。


尻尾を自切できるらしく、そのあたりは雨宮と似てるところがある。
発言に爆弾潜ませて、爆ぜるときには知らん顔、ってシーンがあったような、、、気のせいか?
それは置いとくとしても、追い込まれると形振り構わない感じになれるのは結構な強みだと思う。
後輩としてなら全然良いけど、ビジネス上のライバルとかにはなりたくないかな。
スイッチ入ると、何をしてでも相手を破滅させる、ってなりそうで恐ろしい。


あんまりポジティブな紹介ができてない気もするけど、まあいいか。
普段の人当たりは良い方なので、ライトな付き合いをする分には無害、深入りするとスリル付きで面白味を得られる、そんなタイプだと思う。


おわり。

2018年6月22日金曜日

練習参加 20180621

今週初練習。
また少し、雰囲気が張ってきた気もする。
気持ちのつくり方、維持できる限度は個人差が大きいところかとは思うけど、本番にピークをもっていけるようにしていただきたい。


「後悔無き航海を」と僕の高3、つまりは大学受験時の学年主任が言っていたのを思い出した。
なんだ駄洒落かよ、と当時は思っていたのだけれど、やはり繰り返し語られる言葉には、一定の含蓄はあって然るべきものらしい。
今はこの言葉も割とすんなり入ってくるし、咀嚼して自分なりの解釈もできるようになった。

僕がこの言葉に思うことは大きく2つある。
1.何をどうしても後悔は避けられないこと。
のっけから台無しだよ、と言われるかもしれないが、この場合後悔の対象は、行動した結果のことを指す。
僕の代では、というか入学以来ずっと優勝した経験はないから、勿論悔しさしかない。
でも、優勝した代の人に話を聞くと、「いや、理想には程遠かった」とか「自分が下級生の代でも、先輩たちを勝たせてやりたかった」とか「直接関わった後輩達が勝ってこそ」とか。
なるほどこうやって僕らは業を積み重ねていんだなあ、なんて思った。
そういうわけで、目標達成の如何に関わらず、後悔は避けられない。
だからこそ、その過程を振り返ったときに、「あの時の自分はこう選んだはずだ、選ばざるを得なかったはずだ」って思える選択をしていくことが重要なんだと思う。
2.航海は独りではできないこと。
実際に航海したことも無くて、完全にイメージなのだけれど。
単純に考えても、それぞれの役割分担、ってのが手っ取り早いイメージ。
あと、気持ちの上下をコントロールするってのも多分重要。
やる気を高く維持し続けられる人はいないから、その時々で前に出ていく人、引っ張る人、支える人は違ってもいいと思う。
募金やボランティアと一緒で、多少考えればやるべきもやらざるべきも、理由はいくらでも創ることができる。
だから、気が乗ったときに手助けをするのが、おそらくきっとちょうど良い。
そのためには、それなりの人数がいたほうが良いのは自明で、あとは全体の雰囲気をどうつくって維持するか、多分それだけ。

「だけど、、、」って意見も当然出てくるだろうけど、かなり無謀だと思う。
まあ、そんな阿呆どもが好きなのも、事実といえばそう。
まあそんなことも今だから思えるって訳で、現役の時は十中八九追い込んで追い込ませて、ということしか考えられなかった。

今届けたいと思って提示したものが、いつ誰に響くのか分からない、誰にも理解してもらえないかもしれない。
人間を巡り巡って、よく判らんところで誰かの腑に落ちるのかもしれない。
人生とか、社会って枠組みで考えるのであれば、まあそれでいいと思う。
だけど僕個人としては、北大柔道部が優勝するシーンを見たいから、やっぱり現役やOBOG、関係者の皆様に響いたら嬉しい。
そうなったら、僕がこんな自慰的な文章を綴っているのにも、それなりの価値があった、なんて錯覚できるかもしれないでしょう。


おわり。

2018年6月21日木曜日

七帝準備の話

先週末、土曜日にも練習は行ったけれど、日にちが開いたのでその話はちょっとだけにしておく。
乱取めっちゃやるつもりだったのが、いつの間にかほぼ個別指導になってて肩すかしのような、いやでも必要だったからまあいいかというような、というかこの時期に来て技術云々で果たして間に合わせてくれるのか、とか。

練習後は出陣式。
今年は自己紹介が短めだった印象、これはこれですっきりしてていいよね。
個々の想いなんかは、できればサシで聞きたいし言いたい派なので、全体に向けてのものは主旨や言い回しがまとまらなくて苦手。
そうちょうどこのブログみたいに。

二次会は現役上級生に紛れてとんでんへ。
山内さんがご退院されてました。
重要なのでもう一度。

山内さんがご退院されてました。

「写真撮って送れ!!」って声が聞こえた気もするが、ごめんなさい、後日で。


そんでもって本題。
今年は札幌開催で、若手ヒラOBの僕はそこそこに動いているのだが、ヒラらしく全体像は把握していない。
僕が関わっているのは審判関係の準備で、今回はその辺について個人的意見を述べる。
決して、北大の公式見解とかそういうものではないので注意いただきたい。

1.審判は見込み一本を取ることができる
準備にあたって審判規程を眺めてたら発見して驚いた。
内容としては、関節技が完全に極まったときに見込み一本を取れる、というもの。
明らかに折れるか、参りを打つかの2択だとばかり思っていたので、これを知った直後は「まじかー、まじか~」と延々唸っていた。
ああ、絞めに関しては流石に規定されていなかった、当然と言えばそうだけど。

2.外掛けについて
試合後の会議とかでしばしば議題に上がる(印象がある)この技術。
BJJでは、確か掛けた側が反則負け扱いになる。
向こうは脚関節もあるし、その兼ね合いとかもあるのかもしれんが、詳しくは知らない。
ただ、七帝ルールだと、現段階では明確な規定はなくて、かなり(型に嵌まれば)強い分け方の1つに数えられる。
問題に上がるのは、掛けられた側が無理に外そうとして膝とかが極まってしまうパターン。
あと、掛ける側が極めているように見えているパターン。
この辺の反則の取り扱いはまた別にしておくとして、この外掛け、外せます。
流石に完璧に決められると、時間内に外せるかは微妙かもしれないけれど、取役や上級生ならどうにかできるはずでしょ、というのが持論。
具体的なやり方は勿論部外秘で。
というか、流石にどの大学も研究してるはずで、知ってるはずだとは思うけど、一応。


あ、いつの間にか日付変わってた。
7時間後には出勤するはずの健気な雇われ人なのにこれはまずい。
というわけで一旦終了。


おわり。

2018年6月14日木曜日

人間らしいということ【現役紹介】

興が乗ったので2本目。

紹介していない幹部の残りも少なくなってきたけど、ピンと来た時に書いて(描いて)るのでこればっかりはしょうがない。
嫌がらせしているわけではないので、現役諸兄には赦していただきたい。

ということで、今回は4年目、鹿野にスポットを当ててみる。
入部してきたときに思ったのは、「清野に似てる」ということ。
坊主、メガネ、笑った顔のニヤつき具合が、かの大OBを超えたテラOB(自称)に似ていた。
そして中身はというと、早狩に似ており、悪い意味で凄まじいハイブリッドだと思った。
的を射ているかはわからんが、飲む・打つ・買うを網羅した雰囲気を漂わせている。
単位もちょっと、、、ということで、一般的に、控えめに言ってもダメ人間に分類されるはず。


そんな鹿野は、僕の中ではサルのイメージ。
「みざる・いわざる・きかざる」系統のサル。
人を見ている気はするけど、講義とか教習所とか。
あと、期限って言葉にアレルギーを持ってるんではないかと疑っている。

今すぐでなくてもいいけど、頑張って踏ん張って、現実に戻ってきてほしい。

ちなみに柔道は参段。
曰く、「初段のやつらの3倍強い」と言ったとか言ってないとか。


さて、ここまで書いておいて、良いところをほとんど出せていない。
なので、ちょこっとフォローもしておきたいと思う。
鹿野というやつは、ダメ人間なのは否めないけど、憎めない奴でもある。
多分、それなり以上には他人の面倒も見れるはずだし、面倒みられる側も相手がダメ人間だったら、心を開きやすい気もする。
そんな人間もいる方が、合理的判断を下して、無駄を排して動ける人だらけの組織より、よっぽど健全だと思う。
弱い部分もあってこその人間で、そこをさらけ出せる、というのも一つの強みなのかな、と最近は思えるようになってきた。

僕自身は北大柔道部に癒しとかは求めてないけど、そうでない人もいるし、いたし。

柔道の方は、一つ一つの動きそれぞれを、もう少しだけ上手く繋げられるようになれば、役割は十分に果たせると思う。
あと、生活リズムだけは整えたほうが良いと思うよ。


それでは今回はこんなところで。


おわり。

仕事じゃないから真面目にやれる 練習参加 20180614

今日も仕事終わりに練習へ。

乱取して、亀取もやって、練習後はケトルベルと相撲。

乱取では、岡本を正対上で頓着させようとしていたら、隙を突かれて左腕をもってかれた。
4年目相手に、向こうの得意パターンでやるのはやはりキツイと思った。
今の3,4年目は技術論が好きな人が多くて、知識量はかなりのモノ。
現役の時の自分とは比較してはいけないと思う。
今ですら知識では多分負けていて、引出の数と経験でどうにかやっている気がする。

あとは、仏人インターン生や韓国人の方が来ていた。
不定期に国際色豊かになるけど、できたらとりあえず話してみるといいと思う。
お互いに英語圏じゃない同士で会話すると、話半分同士で逆にコミュニケーションできた気分になれる。
最悪柔道やってりゃ、それだけで距離感(物理)縮まるし、それでも良いっちゃあ良いけれど。


さてさて、一応社会人2年目で、会社・職場でもペーペーの僕だけど、定時で上がれたときは速やかに職場から退散する。
きっと、「若いうちは買ってでも苦労しろ」とか「新人の頃の無理は10年後に顕れるぞ」とか言われるかもしれない。
まあそんなことはどうでもいいんですよ。
第一、北大柔道部に関わっているのも、一般的に言えば苦労の範疇だと思う。
フル参加(3時間弱)で3kg()は落ちる運動強度で、自分より10kg重い奴相手に亀になって足蹴にされるのって、一般的に言ってどうなんだろうか。
苦労というより、苦行とか酔狂とかいうのかもしれない。


なんというか、仕事じゃないんだから、本気でやれる気がする。
僕は雇われの身だから、仕事には当然給料が発生するわけで、それに見合った(給料×数倍分くらいの?)働きはしたいと思っている。
逆に言うと、それ以上はやりたくない。
サービス残業、という手段もあるかもしれない。
ただ今のご時世でそんなことをやってたら、ばれたときのリスクの方が大きいと思う。
具体的にどの業界とか企業とかとは言わないが、「残業は40時間/月で、それ以上は申し訳なくて帰宅した体にしてる」とか聞いたことあるけど、どうなんだろうか。
そこで無理した分って、結局は自分だけじゃなくて周りへのプレッシャーとか、下請けへの負担になっちゃうのではなかろうか。
一体、誰が幸せになってるのか、得してるのか全く分からん。

短期的に見れば経営者側が得をしてるのかもしれない。
でも一度でも問題を起こしたらすぐにどっかで拡散、拡散で、最早収拾がつかなくなる気がする。
そう考えるとリスクデカすぎやしないだろうか。


その点、北大柔道部は安心である。
僕らはみんな、短期的に見れば損しかしていない。
現役もOBOGも、時間とか体力とか金を消費して、世間一般には大して認められないことに価値を見出している。
先日、七帝札幌大会の実行委員会での会議中に
「どうせこんなの(賞状)の細かいところなんて誰も気にしないだろ」
「我々は優勝したいけど、優勝旗や優勝杯とか、そんなモノ(物質という意味)を欲しているわけじゃない」
「優勝杯で酒を飲むという行為(儀式?)を求めているんだ」
という話が上がった。
とても良い話ではないだろうか。
僕らは、物質だとか、記録だとか、客観的に分かり易いものなんて、何一つとして欲してなんかいない。
全ては自己満足の為、この一言で済まされると思う。

自己満足のために損をして、損をして、そして7校中6校(女子はその時々によるけど)は何も得られない。
なんて尊い話だろうか。
こんな心境を理解できる人がいるとすれば、おそらくだけど、マキシマム ザ ホルモンの予襲復讐という曲も気に入るはずだと思う。
一般的には有害ロックに分類されるかもしれんけど、こんなもんは理屈じゃないし、結局決めるのは自分でしょう。


よし、一旦〆て、現役紹介でも描くか。


おわり。

2018年6月13日水曜日

練習参加 20180609 20180613

今更ながら土曜の練習について。
あと、30分も出来なかったけど今日の練習についての記録。

土曜はいつもの如く最初から参加。
何なら13:00くらいには部室にいたような気もする。
出来れば練習30分前からの掃除にも参加したいと思っている。
理由は、自分の使うところくらいは自分で管理したいから。
というのも、現役部員に掃除が雑なやつが多くて、いろんな毛が散乱していると「這う」の時に気持ちが若干萎える。
まあ、慣れたと言えばそうなのだけれど。

人によって、「掃く」ではなく「掬い上げる」人もいる。
『お前ら小学校とか家庭で掃除の仕方一つも教えてもらえなっかったのか』なんて思ってしまう。
「掃除なんて欧米では業者雇ってやってるし、むしろ児童にやらせる日本が異常で虐待だ」とかいう意見もあるかもしれんが、僕個人にはしっくりこないし、なんか気持ち悪いので却下。
できる人とそうでない人は、足払いと蹴り、sweep と throw くらい違うと思う。


さて本題。
土曜は打ち込みにも参加したけれど、経験者の1年目の動きもよくなってきたと思う。
身体感覚が戻ってきたり、スタミナも多少ついて来たりしたのだろうと思う。
まあ、全試合フルに戦えるかというと、正直よく判らんが、1試合分は保ってほしいかな。
軽く考える「こんなもんかな」の倍は疲れるので、想定は辛めが良いはず。

練習後は何人かが相撲を取っていたので混ぜてもらった。
勝ち残り方式で、勝っては負けてを繰り返して良いところで切り上げた。
わんぱく相撲経験者っぽい小笠原が仲間になりたそうな顔をしていたが、怪我のリスクもあるからと身を引いていた気がする。

その後は「東先輩から『ごっつぁんに』とお金をいただいたので」という現役について行ってしゃぶしゃぶへ。
20人くらいで食べ放題のお店にけしかけて、ちょうど混み合ってたもんだから店員さんがひっきりなしに動いていた。
肉が届いて1分もしないうちに次の肉を注文していた。
女子だけど大食漢の佐久間が、食べ放題後半くらいだろうか、店員さんに「(とりあえずこんくらいだろ)うどんは1玉で良いですか」に対して「3玉で!!」と即答して軽く引かれていたのを覚えている。

奥の小笠原の『一家の大黒柱』感がすごい。
「まあな、俺の稼いだ金でお前らは飯を食ってんだからな」とか言いそう。

父・小笠原「勉強は大事だからな、俺が若いころはな、~~」
娘(姉)・佐久間「はいはいそーだね(あ、肉煮えてる、もーらい)」
娘(妹)・市原「(にくうまい!!!)にくうまい!!!」
とかやってそう。※セリフはすべてイメージ。


解散して駅まで歩いていると、市原(路子皇后(総監督曰く))に誘われてカラオケへ。
軽い気持ちで返事をしたら、メンツが僕(OB4年目)、松尾(OG2年目)、笠井(1年目)、市原(1年目)で「お、おう、、、」という感じだった。
途中から小形(OB1年目)も参加して、まあきっと楽しくやれたはず。
ぎりぎり終電で帰宅して、日曜に備えた。


ちなみに今日は、土曜にリュックを置きっぱなしにしていたのを回収するのがメインで道場へ行った。
他団体への道場貸出しの関係で、練習時間は18:30までなのだが、18時過ぎに到着して乱取2本やれたのでまあ良いだろう。


おわり。

2018年6月9日土曜日

練習参加 20180607

練習後に、抑え込みの基準について説明させてもらった。
七帝の抑え込みは、国際ルールのそれと比べて、なんというか渋い。
完全に極まった状態でないと審判は抑え込みの宣告をしないし、その際のところで取も分けも自己判断をして悲劇を生む、ということも割とある。
だからまあ、疲れているところに割って入って情報の周知を図ることにしたのである。

ただ、自分は出しゃばりだなあ、と反省することの多いこの頃。
今の僕はヒラOBの一人で、それを言い訳に責任逃れをしている中で、だけど言いたいことがあるとどうしても言ってしまう、ということがままある。
時期的にも七帝前だし、内容も結構重要(と個人的に思っている)でここで言っとかないとまずい、という自己弁護のもとで言っているつもりなのだけど、どうなのだろう。
一番恐ろしいのは、今は仮に大丈夫だとしても、そのうちエスカレートして収拾がつかなくなることだと思っている。

「俺が現役の頃は~~」「忙しいけど現役のために来てやってるんだ~~」とか、本気で言い始めたとしたら、それを現役が何の足しにもならないと判断している状態になったとしたら、誰かどうか僕を亡き者にしてほしい。
北大柔道部に関わる上で最重要なのは、現役部員と共にあるべし、という意志だと思う。
資格の名目上、指導者という肩書を持っているのは事実だけれど、僕は指導しているつもりは無くて、いろんなものを共有させてもらっているつもりでいる。
僕が提供できる時間とか体力とか技術とか金とかの代わりに、僕の叶わなかった想いを彼らの目標の、その隅にでも結び付けてもらったような形だ。
とどのつまりは僕のエゴだ。
まだ、自覚しているつもりなだけマシだと自己弁護しているけど、深く考えると辛くなるからいつもこのあたりで思考を明後日にブン投げることにしている。


練習後は、お疲れらしい女王小島を労わるためにごっつぁんに。
他の現役も来るかな~とか思ってたらそうでも無くて、1階で洗濯待ちをしていた田上にも「パンフレット関係とかで忙しい」とフラれてちょっとだけ哀しい思いもした。
最近できたところで、居酒屋たいへいの隣にある北大前食堂へ。
定食屋を想像して入ってみたら、ちょっとおしゃれな感じの居酒屋?レストラン?で焦った。
看板にはエゾシカのマークが描いてあったけど、鹿肉とかジビエの類は無くて、なぜか沖縄料理推しだった。
値段相応のお味だったと思う、スパムを久々に食ったが、あのジャンキーな感じが良い。

そんなこんなで、小島のメンヘラ疑惑の話や、朝の道場で小笠原が試合動画を見ながら独り唸ったりツッコんだりしている、という情報を入手できた。
そういえば、僕の同期に1人/年ペースでメンヘラを捕まえる奴がいたが、社会に出ても相変わらずだろうか。
未だに誰かに刺されたとかの話は聞いていないから、きっとギリギリの綱渡りを楽しんでいるんだろう。


おわり。

2018年6月6日水曜日

練習参加 20180605 【現役紹介】

昨日は仕事終わりに道場へ、多分一週間ぶり。
先週は会社内の試験があり、受験費を無駄にしないためにも勉強に専念したので、罪悪感が半端なかった。
勉強はしたけど、合格したかどうかはよく判らん。
合格したとしても、僕の給料が上がるわけでもなく、今となっては虚しさだけが残っている。


そんなことはさて置いて、練習の話。
七帝本番まであとひと月、やはり変わってきているように思う。
具体的に言うのも選手に悪いだろうから、抽象的なことしか言わないし、(苦手だから)言えないんだけれど。

大会に向けて自分を研ぎ澄ませてく人。
周りを引っ張る人、上手いこと引っ張られる人。
ケツに火がついて、体の前面に廻ってきてようやく気が付いた人。
頑張る要因は何でもいいと思う。
部内でのこと、周りの声、最近送られてきた部誌を読んで、はたまた世の中に対する恨みつらみ、というのもあるのかもしれない。

そして、より実戦的に、というのはひとつのテーマだろう。
使えもしないぴかぴかのテクニックよりも、泥臭い鈍色の一手が重要な時もある。
無惨に叩きのめされて、それでも千切れずにどうにか磨き上げたものを、そんな技や戦いを、僕は垣間見たい。

よし、我ながらクサすぎて草も生えないことも言えたし、そろそろ気を抜いて現役紹介にでも移ろう。


今回のターゲットは副主将、小笠原。
のっそりした風貌で、長いもみあげと鋭い目つきが特徴的なインテリヤクザである。
体がでかいので柔道も豪快かと思いきや、本人意外と技術好き。
「とりあえず潰してゴリゴリやっとけばよくね?」と、僕個人的には思っていた時期もあったけど、実戦運用可能な芸達者になった今では「ほーう、なるほどなるほど」と感心していたり。

あとは柔道以外も芸達者な気がする。
料理したり、単位はちゃんととっていたり、居酒屋たいへいで働いていたり。
キレイ好きで理知的な感じなので、彼らの代の中では多分常識人枠。
ただ、常識ってどうしても組織の構成人員に左右されるから、きっと小笠原は大変な思いをしていると思う。
コミュニケーションに飢えていて、「いや~○○なんだけどなぁ」とぼやいてるシーンを見かけるが、大体独り言で終わっている。
あと唸りながら肩を揺らして、存在をアピールしていることもある。

そんな小笠原のイメージはカバ。

メガネを掛けさせたらより小笠原っぽくなった、気がする。

何でかというと、皮膚が弱いという共通項から。
体力的に辛くなってくると、全身の皮膚が荒れてくる。
カバも、陸に上がるとすさまじい勢いで乾いて、ついには皮膚が割れてしまうらしい。
練習後、シャワー上がりに全身に軟膏を塗りたくってるイメージが強い。
残念ながら、抗菌作用のあるピンク色の汗はかかないけれど、実は獰猛らしいカバから学ぶところもあるのかもしれない。
独断と偏見だけど、Hippopotamusって響きも何か小笠原のイメージに合う気もする。

と言う訳で今回はこの辺で。


おわり。