2018年6月14日木曜日

仕事じゃないから真面目にやれる 練習参加 20180614

今日も仕事終わりに練習へ。

乱取して、亀取もやって、練習後はケトルベルと相撲。

乱取では、岡本を正対上で頓着させようとしていたら、隙を突かれて左腕をもってかれた。
4年目相手に、向こうの得意パターンでやるのはやはりキツイと思った。
今の3,4年目は技術論が好きな人が多くて、知識量はかなりのモノ。
現役の時の自分とは比較してはいけないと思う。
今ですら知識では多分負けていて、引出の数と経験でどうにかやっている気がする。

あとは、仏人インターン生や韓国人の方が来ていた。
不定期に国際色豊かになるけど、できたらとりあえず話してみるといいと思う。
お互いに英語圏じゃない同士で会話すると、話半分同士で逆にコミュニケーションできた気分になれる。
最悪柔道やってりゃ、それだけで距離感(物理)縮まるし、それでも良いっちゃあ良いけれど。


さてさて、一応社会人2年目で、会社・職場でもペーペーの僕だけど、定時で上がれたときは速やかに職場から退散する。
きっと、「若いうちは買ってでも苦労しろ」とか「新人の頃の無理は10年後に顕れるぞ」とか言われるかもしれない。
まあそんなことはどうでもいいんですよ。
第一、北大柔道部に関わっているのも、一般的に言えば苦労の範疇だと思う。
フル参加(3時間弱)で3kg()は落ちる運動強度で、自分より10kg重い奴相手に亀になって足蹴にされるのって、一般的に言ってどうなんだろうか。
苦労というより、苦行とか酔狂とかいうのかもしれない。


なんというか、仕事じゃないんだから、本気でやれる気がする。
僕は雇われの身だから、仕事には当然給料が発生するわけで、それに見合った(給料×数倍分くらいの?)働きはしたいと思っている。
逆に言うと、それ以上はやりたくない。
サービス残業、という手段もあるかもしれない。
ただ今のご時世でそんなことをやってたら、ばれたときのリスクの方が大きいと思う。
具体的にどの業界とか企業とかとは言わないが、「残業は40時間/月で、それ以上は申し訳なくて帰宅した体にしてる」とか聞いたことあるけど、どうなんだろうか。
そこで無理した分って、結局は自分だけじゃなくて周りへのプレッシャーとか、下請けへの負担になっちゃうのではなかろうか。
一体、誰が幸せになってるのか、得してるのか全く分からん。

短期的に見れば経営者側が得をしてるのかもしれない。
でも一度でも問題を起こしたらすぐにどっかで拡散、拡散で、最早収拾がつかなくなる気がする。
そう考えるとリスクデカすぎやしないだろうか。


その点、北大柔道部は安心である。
僕らはみんな、短期的に見れば損しかしていない。
現役もOBOGも、時間とか体力とか金を消費して、世間一般には大して認められないことに価値を見出している。
先日、七帝札幌大会の実行委員会での会議中に
「どうせこんなの(賞状)の細かいところなんて誰も気にしないだろ」
「我々は優勝したいけど、優勝旗や優勝杯とか、そんなモノ(物質という意味)を欲しているわけじゃない」
「優勝杯で酒を飲むという行為(儀式?)を求めているんだ」
という話が上がった。
とても良い話ではないだろうか。
僕らは、物質だとか、記録だとか、客観的に分かり易いものなんて、何一つとして欲してなんかいない。
全ては自己満足の為、この一言で済まされると思う。

自己満足のために損をして、損をして、そして7校中6校(女子はその時々によるけど)は何も得られない。
なんて尊い話だろうか。
こんな心境を理解できる人がいるとすれば、おそらくだけど、マキシマム ザ ホルモンの予襲復讐という曲も気に入るはずだと思う。
一般的には有害ロックに分類されるかもしれんけど、こんなもんは理屈じゃないし、結局決めるのは自分でしょう。


よし、一旦〆て、現役紹介でも描くか。


おわり。

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