2018年6月6日水曜日

練習参加 20180605 【現役紹介】

昨日は仕事終わりに道場へ、多分一週間ぶり。
先週は会社内の試験があり、受験費を無駄にしないためにも勉強に専念したので、罪悪感が半端なかった。
勉強はしたけど、合格したかどうかはよく判らん。
合格したとしても、僕の給料が上がるわけでもなく、今となっては虚しさだけが残っている。


そんなことはさて置いて、練習の話。
七帝本番まであとひと月、やはり変わってきているように思う。
具体的に言うのも選手に悪いだろうから、抽象的なことしか言わないし、(苦手だから)言えないんだけれど。

大会に向けて自分を研ぎ澄ませてく人。
周りを引っ張る人、上手いこと引っ張られる人。
ケツに火がついて、体の前面に廻ってきてようやく気が付いた人。
頑張る要因は何でもいいと思う。
部内でのこと、周りの声、最近送られてきた部誌を読んで、はたまた世の中に対する恨みつらみ、というのもあるのかもしれない。

そして、より実戦的に、というのはひとつのテーマだろう。
使えもしないぴかぴかのテクニックよりも、泥臭い鈍色の一手が重要な時もある。
無惨に叩きのめされて、それでも千切れずにどうにか磨き上げたものを、そんな技や戦いを、僕は垣間見たい。

よし、我ながらクサすぎて草も生えないことも言えたし、そろそろ気を抜いて現役紹介にでも移ろう。


今回のターゲットは副主将、小笠原。
のっそりした風貌で、長いもみあげと鋭い目つきが特徴的なインテリヤクザである。
体がでかいので柔道も豪快かと思いきや、本人意外と技術好き。
「とりあえず潰してゴリゴリやっとけばよくね?」と、僕個人的には思っていた時期もあったけど、実戦運用可能な芸達者になった今では「ほーう、なるほどなるほど」と感心していたり。

あとは柔道以外も芸達者な気がする。
料理したり、単位はちゃんととっていたり、居酒屋たいへいで働いていたり。
キレイ好きで理知的な感じなので、彼らの代の中では多分常識人枠。
ただ、常識ってどうしても組織の構成人員に左右されるから、きっと小笠原は大変な思いをしていると思う。
コミュニケーションに飢えていて、「いや~○○なんだけどなぁ」とぼやいてるシーンを見かけるが、大体独り言で終わっている。
あと唸りながら肩を揺らして、存在をアピールしていることもある。

そんな小笠原のイメージはカバ。

メガネを掛けさせたらより小笠原っぽくなった、気がする。

何でかというと、皮膚が弱いという共通項から。
体力的に辛くなってくると、全身の皮膚が荒れてくる。
カバも、陸に上がるとすさまじい勢いで乾いて、ついには皮膚が割れてしまうらしい。
練習後、シャワー上がりに全身に軟膏を塗りたくってるイメージが強い。
残念ながら、抗菌作用のあるピンク色の汗はかかないけれど、実は獰猛らしいカバから学ぶところもあるのかもしれない。
独断と偏見だけど、Hippopotamusって響きも何か小笠原のイメージに合う気もする。

と言う訳で今回はこの辺で。


おわり。

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