2019年3月28日木曜日

エルム会 20180327

行ってきました、第3回 寝技練習会。
ちなみに僕が現役の頃はエルム杯。
「杯」から「会」に変わってからは、実は初めての参加であった。



会の内容としては、道内の高校柔道部をお呼びして、北大柔道部の紹介・勧誘、寝技紹介、乱取、研究、というところ。
参加校は10校弱(?、もうちょい少なかったかも)、参加人数は30人弱くらいだった。
春休みの一部を割いて来てくれた高校生の方々には、僕からも感謝申し上げたい。

高校生にプレゼン中の主将中島。

企画運営の殆どは現役の北大柔道部員。
つまりは至らぬ点尽くし、これはまあ、しようがない面もあることは確か。
学校の授業を受けただけの人が、自分で授業が出来ようか。
普段からコンビニを利用しているだけの人が、次の日にはコンビニの経営が出来ようか。
しかも企画運営に携わる面子は3年で入れ替わる、結構ハードな条件ではないだろうか。
そういうことを考えると、先日の寝業錬成会をやっている京大柔道部の方々には頭が下がる思いである。
阿呆揃いの七帝柔道部員だけでなく、近隣の大学柔道部も含めて、それでもちゃんと回せているのは、システムが出来ていて引き継ぎが上手くいっているからなのだろうか、それとも毎年担当が血反吐吐いているのだろうか。
何にせよ有り難い。


さて、今回の技紹介は3つだった。
腕緘、遠藤返(SRT)、帯取返。
細かい点においては僕も未知の内容もあったので、なかなか面白かった。
具体的には、腕緘でちゃんと肘関節を極める方法とか、帯取返の身の捨て方とか。

腕緘。

帯取返。
高校生側からすると、寝技は投げ抑えと亀取がメインなのだろう、つまり腕緘は難しかったみたい。
ルール改訂で、立ちでの関節技は禁止になっているので、尚更か。
実戦での運用は難しいだろうけど、「へーこういう技術もあるんだー」くらいに受け取ってもらえていたら御の字。


研究でも乱取でも、素直な感じで取り組んでいたのが印象に残った。
大学生や大人になると、目の前のことだけには集中できなくなってくるから、ちょっと眩しい。


打ち上げは、いつもの飲み会よりももう少し南に下ってすすきので。
エルム会からの、、、会があったとか、そこでは悲鳴にも似た叫び声が、聞こえたとか、聞こえなかったとか、、、。
ちなみに飲み会には離札予定の小笠原と本田も来てくれた。
現役諸君は彼らから旨い情報をもぎ取れたのか、はたまた管を巻くだけで終わったのか。
どっちにしろ、「足しになった」という会だったら成功かなぁ,と最近はそう思う。

0次会と称して森伊蔵を飲む小笠原、ちなみに杯はプロテインシェイカー、冒涜的。
未成年の近藤は『お高いお酒』に興味津々、もうちと待て。



おわり。

2019年3月24日日曜日

北大柔道部をお勧めしない理由 その2 大体の人が柔道のこと嫌いになる

シリーズその2。


僕は、「柔道好きです!」って言って入部する人は、他よりもちょっと注意して観るようにしている。
理由は簡単。
「柔道が好き」で入部する人は、「柔道が好きじゃなくなった」で部を離れていくから。
「好きじゃない」どころか、「嫌い」になり得る理由を、北大柔道部は提供しがちであるから。

そして「柔道が好き」な人にいがちなのが、以下のような人である。
・強い人
・切磋琢磨の勝負を求める≒『自分が』強くなりたい人
・『楽しい柔道生活』を送ってきた人
こういう方々は、
・分けや取りの『結果』を求められる
・『自分以外も』強くならないといけない
・第一目標が『七帝優勝』である
柔道部の生活に曝されると、そのままだと人間性が摩耗してしまう。
そのうち「柔道が好き」でなくなれば、もう、部に残る必要も無くなる。

「好き」という感情は万能で、いろんな不都合を隠してしまうから、気を付けたほうが良い。
思春期真っ盛りの女子中学生が、「ウアーーッ、○○(アイドルとか)クンカミッ!!マジカミハンパネェーッショモウマジナニシテテモカッコヨスギィィィッ!!!」とか騒いでるようなものである。
ちと偏見が過ぎたかもしれない、若しくは時代か?

「例え苦しい道のりでも許せる」ってのは幻想で、単に今までの幸せな状況下における結果論ってだけだと思う。
「例え苦しい道のりでも許す・耐える」って自分で決めないと、結局低きに流れて気持ちの淵に沈むのが、よくあるオチだ。
大学生活、隣の青春はより青く見えるだろう。


思うに、「自分は何を以て『好き』を決める人間なのか」は考えてみたほうが良い。
好きなのは柔道でなくても、何でもいいし、いつ考えても良い。
生き馬の目を抜くような時代だし、行動してから考えても良い、具体的には北大柔道部に入部してからでも遅くはない。
ただ、大学生くらいの年代のうちにちゃんと考えないと、柔道部生活どころか、世の中のいろんな物事に耐えられなくなる気がする。
勿論そうなっても生きては行けるけど、生かされるのと生きるのでは、僕は後者でありたい。

僕はそうでもないけど、「好きなことだけやって生きていくべき」って人もいるかもしれない。
そんな人が、北大柔道部に入部して、でもよくよく考えたら北大柔道部のこと好きじゃないとしたらどうしたらいいのだろうか。
うーん、例えば好きでない北大柔道部を、好きな北大柔道部に変えるのも一興かも。
僕みたいな保守派の人間が邪魔かもしれないが、それを制してことを為したのなら、これはこれで讃えられるべきことだろう。
挑戦に値すると思う。


まとめると、「思考停止気味に『柔道(に限らなくてもいいけど)が好き』ってだけだと、底の浅さが露呈してすぐにツラくなるよ、注意してね」ってことで、どうだろうか。


おわり。


次回、「一般的に、学生の本分は(主に机上の)勉強、らしい」。


つづく。

2019年3月19日火曜日

とり急ぎ報告まで

京都遠征に合流して、そして帰ってきた。
現役は阪大→京大→寝技錬成大会→寝技練習会という、まあ大体1週間のスケジュールだったのだけれど、僕は私用で後ろ2つで合流。
いや京都行ったのが私用か、北大柔道部と会社員とでこんがらがってくるのはきっと僕だけではないはず。
文武両道、二足の草鞋、ワークライフバランス、、、近頃は響きの良い言葉も選り取り見取りで嬉しい限りである。

さて、今回は審判業務はしなかった。
会社の休みの関係で行くかどうか迷っていたのが理由。
最終的には有給をいい具合に取ったので、観戦メインで参加させてもらった。
北大は、男女共に勝ちは無かったが、まあ予想通り。
というか、男子はもっとボロ負けするものだと思っていたら、そうでもなかったのがちょっと意外なくらいだった。
やはり試合になるといつもより頑張るってことで、分け役の防御力が3~5割増しくらいになるのがその要因だろう。

練習会の方では、試合で踏ん張り所を見つけたのだろう、僕が勝手に思ってたよりも分けの堅い人も多くいた。


あとは、毎度のことながら武徳殿は寒かった。
何なら札幌よりも寒く感じるくらいで、屋内だがコート着用のままで過ごした。
現役の皆さんも、試合の合間は寒かったろうと思う。
体調崩してないなら良いけど、ウチの最近の病弱っぷりを思うと不安である。
ああでも、試合で気が昂ぶっていたのなら、もしかすると大丈夫かもしれない。


現役よりも一足早く帰って今は仕事終わり。
とりあえずの「行ってきました」報告ということで。


おわり。

2019年3月12日火曜日

北大柔道部をお勧めしない理由 その1 将来性が無い

僕が思う、北大柔道部のデメリットシリーズその1。

今回は将来性について考えたが、要点は以下のようになった。
柔道家としての将来性はほぼ皆無なのに、わざわざ大学で週6の練習に打ち込む非合理な投資であること。
さて、少々お付き合いいただければ幸いである。


柔道家としての将来性、つまりは柔道で飯が食えるかどうか。
実業団所属のような、ほぼプロ柔道家になれるかどうか、という点について。
まあ難しいと言わざるを得ない。
そもそも土台が違い過ぎて、柔道推薦で進学するような方々とそうでない我々では、体に積んでいる馬力や相手をコントロールする技術に大きな開きがある。
実力的に言って、そもそもプロ柔道家としては不適格、落第点な者の方が圧倒的に多い。
よって我々のような輩は、飯の種を柔道以外に求める方が現実的である。
その為には柔道に使う時間はそう多くなくてよく、むしろゼロであっても構わないはずだ。

「何?じゃあ柔道をやりつつ、お勉強もきっちりやればいいじゃないか」と言う方があれば、それは大いに正しい意見である。
しかし正論はなかなか通らず、その時々の風潮や個々の感情が優先されがちなことについてはどう受け止めているのだろうか。
日本には、文武両道、という言葉はあるものの、絵に描いた餅なのが常識であるように思う。
運動能力の善し悪しと、学校の成績が反比例しがちなのは、体験的に分かっていただけるはずだ。
どういった因果関係によるものなのかは定かでないのだが、少なくとも僕が生きてきた四半世紀と少しの間では、世界はそういう風にできていた。

そういうわけで、柔道家として一握りには成れない我々が、それでも柔道に身と時間を費やすのは大変な時間の無駄遣い、と言われても過言ではない。
俗に一般人と呼ばれる世の中の方々であれば、概ね上記のようなことを仰るだろう、僕もそう思う。

他にも自己投資としては例えば以下のようなものがあるだろうか。
「学生の本分」優秀な成績をとってみたり、
「日本じゃ得られない『何か』を」海外旅行に行きまくったり、
「人と人との『繋がり』に感謝」色んな人脈を作ってウェーイしてみたり、
「一念発起、圧倒的成長」学生の身で起業してみたり、
「成人万歳」酒に溺れてみたり、
「こんなはずじゃなかった」中退して再受験したり、
と色々挙げられるが、これらも北大柔道部と同様無駄である、再考を検討されたい。

ちなみに僕が思うに、人間社会の9割は無駄で出来ている。
僕らはそれら無駄の中で、喜怒哀楽を謳歌している。
「あなたの人生は希望に満ち溢れている」溢れてんのは自己顕示欲と承認欲求だ。

とりあえず今回はこんなところで。


おわり。


次回、「『柔道が好き』を疑ってみよう」。


つづく。

2019年3月11日月曜日

音声入力 20190309

メインメニューは基立だった。
基立と言えば、「疲弊してきたときにこそ人間の本性が表れる」という理論のもとにできたメニューである。
というのは僕の勝手な思想なのでさて置く。
ちなみに僕は追い込まれるとまず守りに入るタイプ。
周りから「取りに行くぞオイ!」と囃し立てられても、なかなか安全地帯から打って出ることのできないタイプだった。
一応逆転は狙うものの、内心『ふざけんなやこれ(取られないようにするのだけ)で精一杯だわ!!』と思ってたり、思う余裕すらなかったり。
思い返せばあの頃の相手は怖い監督とかボスゴリの先輩とかボスには成れなかったけど依然としてゴリラな同期とかムキムキのおいなりさんとかがいたので、元来殻にこもるタイプの僕としては相対するだけでもお涙頂戴ものでも良かったのでは?と今ではそう思ったり思わなかったり。
あとその間を縫って強面ズや四天王とかも、いたしなぁ。


そういうことで、最近基立については、「如何にキツイ状況に追い込むか」と「その状況を『誰の』『どういった方向への』成長に繋げるのか」という考えで見ている。
今回は2年目の森まるを取りに行かせる作戦だった、取る対象は主将の中島。
レシピとしては、
1.中島を疲弊させる
2.中島より元気な森まるを当てる
3.森まるが中島を取る
以上。
具体的な方法については、シンプルに声による誘導を行った。

1.については、中島に「頑張れ」「もっと動け」といった類の声を掛けることで実行。
中島は偶に言葉の受け答えがポンコツだけど、基本素直なので頑張って動く、そして当然疲れていく。
2.は、空き時間を利用して森まるに話を持ちかけて応諾を得た。
3.ここが最も難しいところだった。
疲弊しているとはいえ、中島の防御力はそれなりに高い。
対して森まるの突破力は発展途上なので、目論見達成の可能性は3割くらいだと思っていた。
雄の猟犬のような性質で、スイッチオン状態での動きには目を見張るものがある森まるは、同時にムラッ気があるというのもまた事実。
ただ、今回は森まるがやり切った。
残り30秒くらいだったろうか、縦四方に固め、そのまま抑えきった。
人間、自分が規定する以上のことでも、他人から「できる」と言われればできてしまうこともある。
内心難しいと思っていたことが、実はできた、やってやった、という経験を間近で無ることが出来て、僕は良かった。
敢えて乱取をしない、という選択肢の成果が出てよかった。

そういう土曜日の練習だった。
毎日練習に出ていない僕の声でも成果を出せたのだ、普段から時間を分け合うものからなら、もっと先にも行けそうなんだけどなぁ、と思っている。


おわり。

2019年3月9日土曜日

同窓会の様相 20190307

北大武道場2階のドアの先、なんだかいつもよりも人が多かった。
「お、もしや合格発表ついでに柔道部見学でもしにきた奴でもいるのか」と期待した。
まあ実はそんなことなくて、OB多めだったというだけのことだった。
主に小山の代の面々がおり、そういえば彼らの就活もスタートを切っている。
今は説明会の時期で、並行してESを練って送って、というところらしい。


道場の壁には色んなものが貼ってある。
技研リストだったり、スポーツ関係の新聞の切り抜き、体重の増減表、最近は筋トレに関わるものも。
最近は綱・懸垂スタンプラリーに続いて、下半身強化のそりとび・スペシャルスタンプラリーも始まっていた。
現役もOBOGも参加可能なのだが、この日はなぜか岡本と手良向のOB2人が張り合っており、休憩時間も使ってスタンプを稼いでいた。
まあ、こういう人がいるのも活気につながるだろうし、上手いことプラスに受け止めればいいのかなーと、そう思った。


帰り際にはこれまた岡本が、なぜか基立やっていたのだが、理由は不明。
周りを7,8人で囲んで、主に下級生が当たりに行っていたのだが、結構やられていたっぽい。
周囲の面々が囃し立て、「(岡本を)休ませるな!」「行け!やれ!」とか怒鳴っていた。
是非とも、普段からそのくらいの勢いでお互いに声を掛けあってほしい。
幹部以下の現役の方々には申し訳ないけど、まだまだ背中で語れるレベルではない。
それを言うと、「じゃあお前はどうなんだ」ってことになると思うが、このブログが存在してるって事実で察してほしい。
人間には言葉という便利グッズがあるのだから、それを有効活用すると良いかと思う。


久し振りのチャリ漕ぎ帰り道は、思ったよりも寒かった。
途中でライトの電池が切れて、仕方なしにコンビニで乾電池を買う羽目に。
3,4人にジュースごっつぁん出来るくらいの金額だった。
同じ無駄遣いにしても、価値が全然違うのに、惜しいことをした。


おわり。

2019年3月5日火曜日

雪融け 20190304 20190305

小春日和が続く。
毎年春の足音と言えば、3歩進んで2歩下がるのが常であったのだが、どうやら今年は違うみたい。
そろそろチャリも十全に使えそうな道路状況。
ようやっとあの忌々しい通勤列車からも解放される。
最近は、車内に体をぶら下げて、他人より少々大き目の体で迷惑を掛けてしまうのにも慣れてきたところで、自分をしょーもない奴に思えてきた今日この頃だった。
走って通勤できる距離だし、そのための体力もある、というのが自己嫌悪感に拍車をかけていた。

写真は先週末道場に行く途中で撮った北大構内メンスト。
これから札幌は、1年で一番道路の汚い季節に入る。
非雪国から来る新入生諸君、札幌は確かに4月でも残雪があるが、「一面真っ白の雪景色」とか「美しい冬模様」には程遠いことを覚悟されたい。





それはともかく、昨日今日と仕事終わりに練習へ。
現役は春休みといえども、イベントやら何やらもあって暇ではないみたい。
ちゃんとやろうとすると時間は足りなくて、何もしないには暇でしょうがなくて、春休みってそんな期間。
周りの学生が「日常では得られない非日常を」って旅行でも行ってる時に、常日頃と変わらず道場で練習をする柔道部。
僕はそういう捻くれた感じが結構好きだ、人生で大事なことはあっちにもあるけど、こっちにもちゃんとあると思う。

2日連続で道場に行くと、今日は久しぶりに気持ちが作れたような気がする。
いつもは「このくらいで一旦」と居ついてしまうところを、ちゃんと動くことが出来た。
精神的な弱さを克服できた時の達成感。
体も心もすぐに怠けようとするから、何か理由を見つけて自分をぶん殴らないといけない。
じゃないと頑張っている現役に対して失礼だと思う。

まあ実際のところ、現役の全員が頑張れているわけではないけど、それはそれ。
人間にはどうやら波とかブレとかいうものがあるらしいから、全員が常に100%で打ち込める、という環境は基本的に存在しない。
あったとしても、極短い期間限定のもので、合宿だったり、試合前の追い込み期間だったり、と言ったところ。
だから、僕としては各人がそれなりのチーム貢献をしていれば、やる気の上下はある程度は許容しているつもりだ。

結論は結局自分の話に戻すのだが、、、うーんまあいいか。
とりあえず、しょーもない理由を拾ってきてドヤ顔でサボるのが現在の自分だったとしたら、現役だった頃の僕はきっと赦さない。


おわり。

2019年3月4日月曜日

進まざるを得ない 20190302

土曜日、だというのに現役はいなかった。
こう書くと何だか誰一人いなかったかのようだが、それは言葉の綾である。
実際は男女で12人だった、多分、いや11人だったかも。
参加人数としては、OBOGと同数くらいだった。
練習最後の礼の時に「うわー、あっち(現役側)とこっち(OBOG側)で人数比同じじゃん、てかむしろこっちが多くね?」と遣る瀬無い気持ちになったのを憶えている。


ところで、タイトルの「~ざるを得ない」だが、未だに違和感を感じてしまうことがよくある。
というのも一時期、ネットやそこらで誤字が頻出していた影響である。
「~ざるおえない」「~ざる終えない」とかを目にしまくっていたのがいけない。


練習終わってからのこと。
先日の追いコンの記事にて、足抜きの際の「板」について言及していたが、あれに一つの回答が得られた。
清田監督曰く、「位置取りで決まる」らしい、要は感覚の問題。
対人競技であるため、「相手の胴体部の上から25cm」とか「首に対して50°になるように」とかそういう具体的な解答は難しい。
ただ、傍から見ていて「ん?なんかちげーな」「おぉ、安定してるしいけるわこれ」とかの判断は何となく判るが。
腰が落ちて安定していることと、相手に圧を掛けて固定していることが重要。
あとは各人で見つけていくしかない。


その他、エクストララウンドとして乱取もやった。
体力もそうだが、それ以上に精神力が萎びてしまっているのを痛感した。
いつかは直視しないといけなかったものが、たまたまこの日だっただけで、あぁ悔しい。
けれどこれも僕の選択肢の積み重ねの結果なので、ぐぅの音も出ない。


おわり。

2019年3月2日土曜日

北大柔道部をお勧めしない理由 序章

今回は、新入生向け、を意識して記事を書いてみようと思っている。
もう数日で前期入試の合格発表、多くの受験生諸君はもやもやしつつ過ごしていることだろう。
前期の合否はどうか、後期入試への備えもしておかねば、とか。

僕自身は、この時期はランナーズハイ的な心境になっていた気がする。
前期入試の合否や後期への対策はともかく、受験勉強が割と楽しい、なんて思っていたような。


さて今回は、というか今回も北大柔道部について。
年度が替われば新歓も始まり、新入生一同は各部活・サークル・宗教団体等から接待の嵐に見舞われる。
その中で、ありとあらゆるメリットや夢物語を騙られることだろう。
哀れ新入生は口車に乗せられ、憧れのキャンパスライフへの道を踏み外す者も続出し、1年後には次の獲物若しくはスケープゴートを狙う亡者の一員になっていくのだろう。
でなければ、先輩連中の装うキラキラ感から逃避して、大学ぼっち孤高の存在としてデビューできぬまま暗澹たる生活を送ることになるのかもしれない。

話が過ぎたので戻す。
そろそろ、我らが北大柔道部の現役連中も、ブログに新歓記事を書き連ねていく時期が近付いてきた。
彼らは懇切丁寧に柔道部の良さや素晴らしさを語ってくれるはずだ。
しかし、これでは情報源が1つであり、我々現代人類にとっては些か心許無い。
そこで、僕が第2の情報源として諸々の実情を提供しようと思う。
実情とは言っても、直近8年分くらいの記憶しかないので、そこは悪しからず。

ただし、僕が思う「北大柔道部を選ぶべき理由」なんてものを伝えても無意味なので、真逆、「北大柔道部に入るべきでない理由」について細々と綴っていきたいと思う。
みんな、デメリットの方も知りたいはずだ、少なくとも僕だったらそうしたい。
便宜上、本記事を「序章」と銘打っているが、どこまで行くのかは自分でも見当もつかない。
そのうち飽きて止めしまうことも考えられるが、それはそれとして受け止めていただくよりほかは無い。

注意書き。
その中で他団体やや何やらにも触れるかもしれない。
不適切な表現や記憶違いもきっとあるだろう、大いに批判してくれて構わない。
ついでに人格攻撃されても、まあ度を過ぎなければ構わない、きっと。
ただし、もしコメントなどが来ても対応するかどうかは怪しい、とだけはお伝えしておく。


そういうわけで、次回は「将来性」をテーマに記事を綴ろう。
何とか新歓開始前にはそれなりの分量にしたい。


おわり。