2018年4月9日月曜日

かめの話 練習参加 20180409

亀の話、の前に、寒い。
先週後半くらいから寒い。

確かに、札幌は下手するとGWあたりでも雪が降ることもあるのだけれど、それにしたってあんまりじゃないか。
意気揚々とチャリを引っ張り出して、札幌近郊を徘徊でもするか、なんて気力は何処かに隠れてしまった。
こうなるともう、再来週あたりにひょっこり戻ってくるのを待つしかない。
その間は、仕事関係と柔道関係以外は億劫になるので、半ひきこもりみたいな生活を送るかもしれない。

つまりは、起きて仕事に行って、余裕があれば道場行って、なければ部屋で筋トレして寝てまた起きて、ってこと。
うん、こうして文字に起こすと、いつもの行動と殆ど変わり映えしていない気がする。
しかもそんなに引き籠もれていないという由々しき事態。
と言うことで、ここまでの文章は全部撤回ということでお願いします。
間違って読んでくださった方がいらっしゃれば、申し訳ない、残念ながら上記に使った時間は無駄でした。


さてと、今日の練習の話だった。

今日はなんだか新入生が多くて、10人弱くらいいたような気がする。
しかもその半分くらいが女子。正直ビビッて迂闊に近付けなかった。
練習後に三木とコミュ力について一言二言喋ったけれど、そんなことを言ってるから症状が改善しないのではないか、なんてこの記事を書きながら思った。

今更、である。そしてこのことも明日にはきっとキレイサッパリ忘れている。
僕の頭はそういう具合に都合の悪いことは早く忘れるように出来ており、そんな便利機能付きの頭脳が、もう本当に手放せない。

ようやく本題、亀取。

現役時代良い思い出のないメニューベスト5くらいには入るやつ。
1年目の時は言わずもがな、擬音で表せばグシャッとかゴリッとかメキャッとか。
2年目になると相手によって対応を変えないといけなくなる。
幹部の時には、同期の技を受けるのがツライわ、1個下の連中も強かだわで、心休まる時はなかった。
いや、他の練習でも心安らかな時なんて、結局は無かった気がするが。
そんなんだから、時には心を失くすことを目指した時期もあった。
こう言うと、1つ下の某ゲス君が、「無心」を帯に刻んでいたのを思い出すが、近い代の関係者にとってはネタでしかない。

イメージ図。もう一度言うが、これはイメージで、実際の人物とは多少しか関係ない、、、はず。
インクが滲んだのは下書きを消したからではなくて、隠し切れないゲスさの表れだと思っている。


まあ、一口に亀といっても色々ある。
首と脇をきっちり守る正当派(?)の亀、袖とか裾を掴んで離さないスッポンのような亀、重力に身を任せるデブ亀。
どれについても言えることだけれど、逆転を狙わない亀は、ほんとうにつらい。
何がって、痛めつけられるだけで、それにじっと耐えること。
相手もどこか抉じ開けようと、反則ギリギリのラインで痛めつけてくる。
畳の上で独り耐えないといけなくて、援けてくれそうな浦島太郎みたいなのも、そもそもいない。
だから、各上相手に亀で挑む決意を固めた人は、ある種尊敬に値する人だとも思う。
そして本当に強い亀(専守防衛で「強い」というのも変かもしれんが)は、他の動きなんかもそうだけど、美しさすら帯びてくる。

そして亀の良い(悪い?)ところは、技術以上に気力が試されるところだと思う。
とにかく痛い。キツイ。なんなら血も滴ってくる人もいる。
それでも守りきる、みたいなのが垣間見えてくると、涙腺の緩い人なんかはもう一発K.O.もあり得そうなくらいの強さで胸を打たれる。
逆にその気持ちを作れないと、脆さばかりが際立つことにもなりかねない。
まあ、そもそも論としてどうやって亀に行くか、ってのも1つ大きな課題があるけれど。

最近の七帝では、専守防衛がやり難くなっている気がするが、それもどうなのだろうか。
ああ、このテーマはまた長くなりそうだから別の記事にしよう、またそのうち。

そろそろ疲れたので今日はこのあたりで。


おわり。

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