2018年4月8日日曜日

口に出すのも考え物【現役紹介】

心底思っていることほど、外には軽々に出さない方が良い、と僕は思っている。
何でかと言うと、思いが嘘っぽくなってしまうから。
僕の表現力の問題もあるのだろうが、それにしても、心底思うことほど、口に出すとしょうも無いことのように響き渡る気がして気持ち悪い。
ただ、それでも伝えないといけないこともあるし、他にやる人もいなさそうだから、僕はこのブログを綴っている。

本当は何もかもひっくるめて、黙って動いて背中で語れるのが理想なのだけれど。
仕方がないからもう余所は余所、ウチはウチ、ってな具合でこのブログに逃げ込んでいる次第。
文字にするにしても、もっとこう、なんかバシッと嵌まる文章にできないかなあ、とは思いつつ、こうしてぐだぐだと無駄玉をばら撒いている状態。
うーん、何とかならないものか。
僕が現役の時にコーチだった山本さんあたりが書けば、この段階でもう本題を通り越してオチもついて、という愉しい記事ができそうだけれど、無い物ねだりしていてもしょうがない。


ただ、たまにはちゃんと語るべき時もある。
最近は4年目の田上に、「なんか思ってることぶちまけてくれないかなー」と内心思っている。
初心者、白帯スタートで、正統派の正対下をする選手だ。
パワータイプではなく、ヌルヌルと足を利かせて引っ掛けて、という感じで、型に嵌まると見ていて非常に安心できる。
基本は物静かで、酔うと陽気になって絡みだすのも面白い。
理知的な印象で、あんまり議論とかはしないタイプだけれど、実際は結構な量の知識を溜め込んでいる、と僕は思っている。
知識に比例して、技術以外にも部のことを考えていそうだから、できればきちんと発信した方が良い気がしている。
練習も真面目にやっているし、人当たりも柔らかいので、話も伝わり易そうで良いんじゃないかなあ。

そういうことで、物知りな雰囲気と、こう、ふわっとしたやわらかさから、フクロウのイメージ。

フクロウは丸いけれど、実際の田上が丸いわけではない。

調べると、梟を用いた言葉に(コトバンク調べ)
梟雄:残忍で強く荒々しいこと(人)。悪人の首領などにいう。
梟将:勇猛な大将。猛将。
梟首:斬首した人の首(を木にかけて晒すこと)
なんてのがあった。
ということは普段陽だまりのような田上も、実は闇属性、陰の者だったのかもしれない。
時たま、練習後に北口の腹を鷲掴みにしているが、あれは本性が漏れ出ていたのだろう。

ああ、そういえば北口はハムスターだっけ、、、なるほど。


おわり。

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