2020年6月12日金曜日

情報収集【現役紹介】

今日、家に戻ると部誌が届いていた。
パラパラと手繰ってみれば道場での彼らのことが思い出される。
こんな風に思い出話になってしまうほど、距離が置かれてしまったということに身震いしてしまう。

北海道、主に札幌だが、COVID-19の緩やかな拡大が収まらない。
ニュース番組の日本地図でも毎日赤に塗られているのを見ると、先駆けの緊急事態宣言に感心していたのも空しく思える。
北大では対応レベルが3から2に引き下げられるらしいが、まだまだ多くの講義がオンライン主体であり、課外活動は全面禁止のままである。
詳細は北大のHPにて。こちらhttps://www.hokudai.ac.jp/covid-19/students.html#keizai


さてさて、暗い話しばかりになってしまうのも癪だ。
ということで、近年の趣味であるお絵かき4年目紹介でもしよう。
4年目、とは言うもののこんな状況ではもの寂しく響くのだが。
それでも僕が彼らを覚えておくことで、このちっぽけなブログに載せることで繋がるものがあれば、との希望も少なからず、ある。


彼は柔道において、心が弱い。
一応、獣(けだもの)の心も持っており、乱取開始後すぐはオラつく場合が多い。
しかし、乱取において、時には試合においても、「あ、あいつ今心折れたわ」の場面は枚挙に暇が無いほど、思い出すことができる。
それまでの猛りが嘘かのように、しゅん、と縮こまる瞬間がある。

丸い。
入部当初は小柄で俊敏な系統だったが、いつの間にかあちこちが丸みを帯びていた。
きっと、色々の痛みを凌ぐために、角を立てない体つきになったのだと思う。
最近は懐に潜り込むのが巧みになっていたので、「話に聞く石黒さんの全盛期は、きっとこんな感じだったんだろうなあ」なんて思っていた。
人柄についても、僕の知る限りでは遠慮がちなのが基本である。

反面。
心を立て直す術が身についている。
勿論すぐに、とは言わないものの、常人よりも圧倒的に早い。
サイヤ人よろしく窮地から復帰したし、強くなったはず!と思って相手すると、実はそうでもない、という場合も多かったが。
兎も角、不必要に沈みすぎない、というのもひとつの才能である。

そんな彼はネコザメ。

ネコザメっぽさが足りない気もする。蛙っぽいかも?
画力不足で両者に申し訳ない。にしても絵を描いたのも久方振り。


詳細は各自魚図鑑でも調べていただきたい。
サメだから歯は何度でも生え変わる。
これは何度でも噛み付いてくる(寝技の かみつき ではない)暗示。
そしてこいつは体小さめ大人しめ、あとは貝や甲殻類なんかをバリバリ食べるらしい。
卵の形が独特、産むときに内臓持ってかれないのか心配になる形状。
思うに顔つきが似ている。
神妙な感じの表情のときと、ネコザメの顔がそっくりだと思った。


最後に。
僕が彼を知る範囲では、どうも先頭に立つ存在ではない。
けれど、先頭に立つ者は彼を必要とするのではないかなぁ、と、僕は睨んでいる。
きっと、トップと下との軋轢に遭って、それでいつもの困ったような笑みを浮かばせながら、場を和らげるのだろう。
そんな森、愛称森まる。

今は就活中らしいが、現代一般に描かれる「就活に強い学生」ってイメージとは全く異なるので、彼にはそんなものに騙されず、堂々と自分を誇っていってほしい。
まあそんなん僕が言うことでもないか。


おわり。

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