2020年10月6日火曜日

院生の七帝出場の是非は

10月になってしまった。

最後に柔道場に踏み入ったのが、たしか3月だったろうか。

現役に交じって道着や帯を回収したのを最後に、もう半年以上。

これだけ柔道をしない期間が長くなったのも、高3以来な気がする、つまりちょうど10年前。

今現在、北大柔道部の活動は再開しているものの、今度は僕自身の問題で道場には未だ至らず。

膝の手術後痛みは無いのだけれど、少々の可動域低下と、あとは水が溜まる現象に苛まれている。

おじさんが焦って柔道して、現役にやられるだけならまだしもケガ再発にでもなれば余計迷惑だと思うので、随分と大人しくしている。

念の為の松葉杖使用中の身で、世間が優しくしてくれるかと思いきやそう変わらないあたり、日本人の心の余裕は失われて久しい。



そんなこんなで道場に行けない日々を過ごしていても、たまには情報も入ってくる。

その情報によると先日、九大のOB会から要望書が届いたらしい。

内容をざっくりまとめると、

・各大学部員獲得に苦労している昨今

・今年はコロナ禍で活動制限、なおのこと厳しい状況と思われる

・以前部員減少対策として「大学院生を選手に加えては?」という議論があった

・諸々の現状に鑑み、院生出場を検討・実行すべきだ

・七帝は「学生の大会であること」が重要なので、院生も学生に含まれ、問題はないはず

以上。


これ、色々と意見は出るかと思うけど、僕としては今のところ反対。

理由は院生を現役選手として扱うことで、各大学の部の運営について、学生の主体性が崩れる可能性が高そうだから。

学部生と院生のどちらが幹部になるのだろうか?

北大→京大院と進んだ場合、どちらのチームで出場するのか?

院生にはどこまで含まれるのだろうか、博士?社会人学生も?

この辺の組織形態を変えるとなると、運営するだけで相当な力を消耗しそう。

「七大学の学生なら大丈夫」って期待も込みなのかもしれんけど。



と、院生出場の恒久化には反対なのだけれど、何でもダメってことでもない。

僕の今の落としどころとしては、今年度出場予定だった選手は来年度のみ登録可能とする、くらいかなあと。



あとは、そもそも日本全体の柔道人口が減っているので、長い目で見るとそこに焦点を当てていかないといけないんだろう。

てきとーな思い付きで申し訳ないが、社会で活躍しててパワー(カネとか権力とか人脈とか)持ってる先輩方、少年柔道にちょっと寄付してみたり、全柔連を構造改革してみたりとかどうだろうか。

具体案は無い、今のところ。



おわり。

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