2021年11月22日月曜日

立ってる者は親でも使え 20211119

前半組の終わり頃に到着。

3年目石田へ、首極め横四方のノウハウを伝授。

伝授と言うと何だか大袈裟なのだけど、ざっくり言えば「使えるものをちゃんと使おう」というだけの話。

僕らはそんなに頭がよろしい訳でもなくて、しかし頭でっかちになりがちなところがある。

「抑え込め」と指示されたときに「抑え込みの形を作らないと」と思いがち。

違う違う。

ルール上「抑え込み」となる範囲で、相手を制圧すれば良い。

最適条件を見つければ、確かに少ない力で抑え込めるけれど、まずは全身全霊で抑え込むところからスタートだろう。

技術だけで強くなったって成功事例は、未だに見たことない。



後半組の乱取では、2年目里信と3年目後藤の立技がちょっとだけキレを増していた。

全国大会が良い刺激になったのだろうか、であれば良いことだろう。

僕らは路傍の石ころだけど、だからこそ磨くものもそこら中に落ちている。


練習後、1年目桑村の綱登り。

へビーウェザーにやられたのかってくらいの登り方であった。

まあそれも、増量に成功した代償と思えば仕方あるまい。

フィジカルは重要、当たり前だけど忘れがち。



おわり。

2 件のコメント:

  1. > ルール上「抑え込み」となる範囲で、相手を制圧すれば良い。
    相手に重心をかけること、が体得できれば良いのかと。
    抑え込みは相手に重心をかけて、あとは相手の動きに臨機応変に対応するものでもあるから、型はあってないようなもの。

    そういえば、一昨日の土曜にBSで北大柔道部の特集がありました。
    BS181の9時半から、11/27の土曜も同じ内容を再放送するかと。
    (2週続けて同じ内容を放送する構成の番組)
    いい内容でした。

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    1. たかぎさん、お久しぶりです、コメントありがとうございます。

      重心の感覚が掴められれば、それを操作できれば確かに自在かと思います。相手との関係性の中で重心を預ければ固定力が増しますし、自他の重心を離せば返され難くなりますよね。

      BSの特集も見てくださりありがたいです。それに関しては、そのうち小話をあげようかと思っています。

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