2018年12月6日木曜日

仕上げ 20181206

諸事情により、今週参加できるのは今日が最後だった。
まあ、だからと言って妙に気負うことも無いのだけれど。

2年目ウィーク真っ盛りの今日の主将役は中村。
低めのハスキーボイスが良い味出してる。
自信に満ちていたり、覇気溢れていたりすれば一層魅力的だと思ったが、まあ、求め過ぎなのかねえ。

さて僕はと言えば、いつも通りといえばいつも通り。
出来ること、出来ないことを考える。
現役の様子を見る。
現状の不足を考える。
出来れば、彼ら自身が気付いていない部分を拾い出してあげたい。
それを上手に表現して、彼らに伝えたい。
けれどこれが中々厄介で、そもそも僕は俳優やアーティストやらの職業表現者ではない。
「いや、すまんけど頑張って察してくれよ、後生だから」なんて思うくらいの大根役者だ。
その補助として、こんな文章を書いてみて、脳内思考の言語化に勤しんではみるものの、こういう時に限って言葉は不便だ。
想いを十全に伝えるのは本当に難しい。
となるともう、想いを言葉で表現しようという試み事態がナンセンスで、無粋なものなのではないかと邪推する始末である。
こうして言い訳のレパートリーばかりが増えていくわけだ。


見苦しい弁明は終わりにしよう。
今日の練習の話である。
4年目以上では、北口、川上、岡本、小島、ケント、本田、石倉、僕、遠藤さん、佐々木さんが来ていた(もし不備があれば申し訳ないが)。
多分、柔道できる3年目以下の数と大差なかったのではなかろうか。
そしていつも通り、テーマ別でも乱取でも、半分くらいは何もしなかった。
中島の、とりあえず言ってみました感満載の「ファイトーおー」と、佐久間の割合勢いのある「オォォォ」ってのがたまに聞こえるくらいで、あとは怪我中の千葉の「ファーイトー」が定期的に響いてはそのまま流されていた。
つまりは雰囲気が死んでいるって言うこと。
いやもうこれ完全に負けるチームだろって、他人の痛みのわからなさに定評がある僕ですら、はっきりとした死相を幻視した気がする。
多分だけど、今現在、現役の8割は死兆星が見えていると思う。

2年目が指揮を執っているけど、一体彼らがこの2週間の評価をどう下すのか、結構気になる。
「いや慣れてないしこんなもんだろ、大体俺らがやる前から雰囲気良くなかったし」とか言いそう。
まあ仕方ないのかもね。
、、、ホントに?

雰囲気に巻き込まれて僕まで落ち込むのは嫌だったので、申し訳ないけど自己暗示掛けながら練習してた。
こういう時でも次の展開を見据えて動いていける佐々木さんは本当にすごいと思った。
ただ現役の人たちは、その「次」が何なのかを、真剣に考えた方が良いと思うけど。


練習終わりの帰り道、外は雪だった。
直径1,2mmくらいだろうか、細かい雪が勢いよく降り注いでいた。
粉雪、と言うには粒がはっきりしていて、顔に当たるとちょっと痛い。
なんと表現すべきやら、帰り道は云々と悩んでいた。
寮に到着する寸前に思い至った。
和三盆だ。
そう思うと和菓子が食べたくなったけど、買い物が面倒なので止めた。
1日置いたカレーが待っていたし。
そういうわけで、今日のブログはカレーを食べながら書いてみた。
我々の体は口にしたものから出来ているわけだから、思考もそれに準ずるのかもしれない。
え?そんなことない?まあいいけど。


おわり。

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