2019年8月20日火曜日

適正圧 20190819

オフ明け。
道場に着くと技研終わり際。
今週から、仙人佐々木コーチによる技伝授の期間が始まる。
やる技はこんな感じらしい。


部全体の目標としては、全ての技に対して最低限の理解をすること。
前三角を例にとると、多分こんな感じ。
1年目
「確かこんなんだっけ」10秒くらいかけて正対下から脚掛けて組んでグイーーー。
2年目
(技研前)「やべー確かアレだよなアレ」7,8秒くらいかけて正対下から脚掛けて組んでグイーーー。
(技研後)「ああそうそう前に出てきた相手をこうしてああして、、、」6秒くらいでスイーーーッ。
3年目
・使わない人
技研後の2年目と同じくらいの技術レベル、スーーーッ。
知識レベルとしては、教えるときに1,2分くらいは語れる。
「えーっと、まずこの反復がそのまま実戦で使えることはほぼ無いんだけども、、、」
「下からケツ持ち上げて腰反らし気味に」
「首に掛けた方の足首をもう片方の膝裏で捉えて」
「んで極め方はこうだけど、全体の反復ではここまではやんなくていいよとりあえず慣れてくれれば」
・使う人
「こんなん」スパーン スパーン スパーン スパーン スパーン スパーン スパーン スパーン スパーン スパーン。
4年目
・使わない人
3年目と同じ以下略。
・使う人
「こんなん」スパンッ スパンッ スパンッ スパンッ スパンッ スパンッ スパンッ スパンッ スパンッ スパンッ。
ちなみにこういう人に下手な尋ね方すると、応用編も含めて幹から枝葉から網羅される場合もあるので注意したほうが良い、需要供給差で情報価値デフレスパイラルからの拙い自己判断で練習への投資コスパが酷いことになる。

ちなみに、何故か指名されて縦返を指導したのだけど、僕実際のところあんまり使わないんだが。
まあ初級編、中級編くらいまでなら大丈夫だから、そういう意味では良いのか。
とりあえず挟むイメージが重要、固定さえできればどうにかなる。
ならなければフィジカルが足りないってだけ。

フィジカルと言えば、最近は2年目近藤主催の逆立ち特訓が、少しずつ効果出てきたらしい。
やはり「できたらいいなあ」と「やるぞー」では成長度に違いが出るものらしい。
「できるわけがない」ってのはいつも自分の頭の中でのことで、それを理解せざるを得なくて、それでも進まざるを得ない人や時、場合にやっと蒙が開けるのがいつものパターン。
答えがどこから出てくるのかもその時次第、肉体が自然と察するのかもしれんし、運命的な出会いがあるのかもしれん、黄金律を見出すこともあるのかも。
出来なけりゃそこで終わるだけ、簡単なこと。


帰り道のチャリはずっと向い風。
身を低くして風を捌くと、流れを行く川魚の気分になった。
しかしここ1,2週間漕いでも漕いでもなかなか進まなかったのが嘘のよう。
理由は明白で、単なる空気の入れ忘れ。
入れ立てで6.5barくらいだったのが、1.3barくらいまで抜けていたから、そら進まんわ。
漕ぐ力が伝わらない感、大外刈や大内刈の打込みをするのに相手が前重心になってきたようなアレ、ホントに時間の無駄。
というかパンクしなくてよかった。
あとこの日は最近流行りの煽り運転も無くて安心した。


おわり。

2 件のコメント:

  1. 北大の練習は使わない技に時間かけすぎ。能力が一年なんて2個3個死ぬほどやれば十分でしょ。それができてほかの技もなぜかできるようになるよ。俺は下になっても、どのポジションでもできること結構あるけどご存知のようにくその役にも立たなかったよ。七帝とがってるほうが大事じゃない?森本はバランスいいほうだけど、他の俺の思い返す取り役はみんなバランス悪いよ。
    あと元谷先生は金次郎。みんなが元谷返しって表現する技を金次朗って間違えて書くの超失礼。毎年なんだけどね。あと関節も毎年間違えてるわ笑

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    1. 確かに技は2、3個あれば十分ですね。目標到達レベルについても、全体主義的な面が大きいのかもしれません。
      ただ知識としては、ある程度知っておくべきだとは思います。でないと議論できなくなるので。
      となると問題は個人の使う技の選び方とその習得、習熟ですね。そのあたりは毎年個々に任せる、ってことで、悪く言えばなあなあなのかもしれません。フィジカルで勝てない人がフィジカル重視の技を練習するのも結構毎年の光景で、効率悪いと思いつつも「まああいつが自分で選んだしなあ」で済ませているところはあります。


      関節(或いは間接?)絞めと金次郎については仰る通りですね、意識外でした。
      ご指摘ありがとうございます。

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