2019年10月20日日曜日

資質 20191019

久々の練習参加。
括目せねばなるまい、東北戦も近いし、どういう練習をしているのか気になっていた。
結論から言うと、全体の雰囲気としては、いつも通りに近いものだった。
まあ、他人の心の機微を無視するタイプの僕なので、実のところマイナーチェンジは色々とあるだろうけど。


準備運動の際の、石川の掛け声が中々に長めでオリジナリティを感じた。
乱取では、1本目に毎回片桐が清田さんに当りに行ってるのが印象的。
佐々木コーチによれば、「片桐はオールマイティにいろいろできるが、もう一押しが足りない」らしい。
つまりは器用貧乏だということ。
優等生タイプに多い症状で、頑張っていることの証左。
頑張ることと結果を出すことは別で、求めているのはどっちだろうか。
チーム内での実力的な立ち位置も微妙なところで、良く言えば選び放題な状況でもある。


全体として色々と問題もあるけれど、解は自分たちで見つけられるはずだと思う。
まあ、問題の無い代なんて無かっただろうけど。
解を見つけるのは、ただ慣れていないだけ。
見つける、と言うよりかは、選んだものが正解になるように行動し続ける、という表現が正しいかも。
何をするにしても、状況把握と推察、理論としての一般化とその共有、どれも出来るはずのこと。
でなければ入学も難しいはず、いくら七帝で一番学力の低い北大とはいえ。
だからこそ、学生による自治、学生主体と自称しているのではなかろうか。
出なければ詐称だ、もしくはしょっぱいヤツというレッテルが進呈される。

そういえば、押し出しで相手が居なくて赤帯を投げ捨てようとしていたら、藤田が当たりに来てくれた。
しょっぱいポイントが1つ減った、これは褒めるべき事象。
あとは目上の方に「了解」とか言わなければ、イチ成年としてもギリギリ及第点をあげられると思う。

思考停止でその場しのぎに打込みや反復を受けることを、僕は侮辱だと思っている。
技を受けるときに、その実相手は何を目的にして、どこを目標にして練習しているのか、その心ごと受けるのが我々の愛ではなかろうか。
話が大袈裟になった、どうやら酒は飲んでないけど酔ったみたいだ。
そういえば同期(♂当時おおよそ20歳)にそんなこと言って居酒屋の店員(♀多分大学生)にラリアットかました奴もいたなあ。
お酒は二十歳になってから、飲まれた奴は見捨てるな、宅飲みのときは終わりの時間とご近所さんを気にして欲しい、現代大学生の、最低限のリスク管理。


折角無為に過ごせる大学生活を無駄にして柔道やってるんだから、色々と惜しめばいいのに。
惜しむからこそ、自分が怠ける時間を削る意志が生まれるし、相手の事情を慮る心の配り方も身に付くのだと思う。
つまり言いたいことは、羨ましいものだなあ、ということ。


帰り道は雨の中チャリでびしょ濡れ。
簡易防水機能を誇る服の上下の奮闘虚しく、結構浸みた。
まずお前がリスク管理しろよってか、今年はブーメランが多い気がする。


おわり。

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