2019年10月21日月曜日

間に合った 20191021

道場着いたら十字五種やってた。

今週の反復は、横帯取、関節絞め2番、重藤ワールド、十字五種の4つ。
今回は良くある失敗ポイントをちょいちょい挙げてみる。

横帯取は立姿勢からの捨身技。
身の捨て所が肝心。
相手のコントロールがそこそこでも、ビビッて遠間からかけると失敗する。
回転軸が相手の胸の前とか高すぎたり、足先とかで手前に置いたりすると、堪えられてしまって直で抑えられてしまう。
軸は相手の膝裏あたりにするのが最もコスパが良い。

関節絞め2番は亀取技。
横三角を陽動にしているが、実戦でも陽動レベルだとまず掛からない。
どちらもそれなりに出来て初めて、相乗効果で突破力が増す。
横三角以外でも、前付きの技なら組み合わせは可能かと思う。
絞めが上手くいかない場合も多い。
これはそもそも論として、絞めが苦手なパターンが殆どなので別の話。
そうでなければ、返した時の絞め位置のズレを、最後に修正すれば上手くいくはず。

重藤ワールドは足抜き下からのカウンター技。
可と思っていたが、清田さん曰く「後ろ帯叩いて引き付け、前に出てきた相手を返し、そのまま固定力バツグンの横四方に抑える動き」を言うらしい。
北大柔道部歴9年目にして初耳だった、浅学で申し訳ない。
脇を抱えに来ている方の腕の処理を間違うと、返すのが難しい。
深めか浅めかで、後ろ帯を叩いた方の腕の使い途が変わる。
肩を殺すか、腕を巻き込むか。

十字五種は十字に「入ってから」の連携の指南。
1番は足首の引っ掛け忘れ。
2番は引っ掛けた足での相手のコントロールを放棄して腕で返しに。
3番は逆転しにくる相手を上半身でいなそうと、それだけになって。
4番は回転軸を間違えて。
5番は首を刈れなくて、それぞれ失敗しやすい。
あとは全編にわたって内腿の締めが抜けてしまいがち。


練習後は清田監督に触発されて反り跳んでみた。
なんか行けそうな気がしたが、前6回後ろ9回でいつも通りに終わった。
全身連動性能が落ちてくると肉体強度の低下分を補えないので、現役の相手ができなくなってしまう。
怪我のリスクも飛躍的に上昇するので、ベストでなくともベターくらいは維持していきたい。


おわり。

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