2022年1月9日日曜日

オーダーメイド 20220108

土曜休みで久々の前後半参加。

張り切って基礎運動をやると体が上手く動かず、特にエビが妙なことになっていた。

左足裏で蹴り出す前の膝の曲げ具合が悪いのと、蹴った後の右膝の引き付けが浅く、また切り返しの際の体の連動が遅くなっていた。

きっと前々日から2日連続での参加、この日が3日目ということで疲労が取れていなかったのかもしれない。

こういう時にどれだけ気を張って踏ん張れるかどうかが、現役とOBOGの境目のような気がした、いやはや僕もOBになったもんだ。


練習では、成人式その他で現役部員は6,7人ほどしかおらず、賑わいは当然いつもほどではなかった。

まあそれならそれでいる人間の深堀りをやってみた次第。

そんなわけでいくつか紹介。


・感覚派と理論派

3年目の中だと、澤田・後藤は前者、石田と中山は後者ってイメージが強い。

僕からすると、技を教える分には前者、全体で共有させる段階では後者の方だと比較的楽しやすい。

ちなみに僕は家族から「石橋を叩いてヒビが入っても『行けんじゃね?』って渡るタイプ」のようなことを言われたことがある。


・自分中心と相手依存

7,8割は前者で、「自分はこう動きたい」を軸に最適解を探し始めるタイプ。

後者は「状況としてこうなってればいいや」って適地に入ったらあとは悠々自適、ぬくぬくし始めるタイプ。

1年目の羽成はたぶん後者、いや別に怠け者ってわけではなく、「あれ?コイツ良い位置に入ったし、巧いことキープしてんなあ」って瞬間が多い。


これらはあくまで傾向ってだけで、全局面でどちらかに極振りってのは無いんだけど、色々と整理してみるのは大事なことだと思う。

大事なのは自分で軸を仮決めして、一見バラバラな物事をまとめてみること。

ってわけで、以下番外編。

僕が今メインで使ってる技とか行動をまとめてみた。

やり方はこれでなくとも何でもいいんだけど、誰かの参考になれば嬉しいかな。


1.各局面での動きを抽出、攻め手(左)と守り手(右)に分類。

抽出する動きについては足切りラインを設けている。

今の僕だと、攻め手なら幹部学年の分け役の平均値くらいを相手にして、仕掛けたら半分以上成功するかどうか。

守りならば、同じく幹部の、今度は抜き役の平均値くらいを相手にして、1分以上保つかどうか。

分類は単純な2択にはせず、何故なら兼用の動きもあるので、それらを各局面の中間位置に配してみた。


2.局面間を移動する動きについて、矢印を引いていく。
使う場面をイメージしたかったので、まずは攻めるとき。

3.次は守るとき。

4.最後は逆転や「待て」を狙うとき。

以上、抜けはあると思うけど、あとは分析。
こうして見ると僕はまず、全局面で攻めも守りも何かしらは持っている。
攻める際には、最終的に手数を多く持つ足抜きを狙うパターンが、最も成功率が高くなりそう。
対して守る際には、立技と正対上で時間稼ぎして、本命は正対下・亀・足抜きでぐるぐると展開していくことになる。
今後攻め手を増やすとしたら、立技→正対上 or 亀のパターンがあれば、局面間の移動がよりスムースかもしれない。

以上、僕自身の分析をやってみた。
繰り返しになるが、急ぎ仕事でやってみたのでこの分析手法自体に改善の余地は大いにあると思う。
誰か上手い方法あれば公開していただくか、もしくは僕にだけ教えてもらってSNSなんかで小出しにしたり自己啓発本みたいなのを共同出版させてもらったりして甘い汁を啜らせてもらえるとありがたい。

最後に、現役の人たちについて言えることとしたら、こんなに技の種類は無くても良いってこと。
多分各局面の攻めと守りに使える動きが1つずつあれば、結構安定するはず。
あとはそれらの動きを関連させられれば、七帝で十分使える選手になっていると思う。
今度同じ分析を、現役時代の僕でやってみよう、きっとスカスカになっちゃって恥ずかしいんだけど。
まあ過ぎたことだし、良いか。


おわり。

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