2022年6月27日月曜日

罠 20220624

男女とも優勝大会出場ということで、僕は居残り組と練習。
あと1週間なのだけど、ここ最近いつも疑問に思ってたのは「何で僕相手に前に出てくるんだろう」。
優勝大会出場組ならまだしも、居残り組に後れを取るほど弱くはない。
なのに何故か「隙あらばとってみようかなぁ」って動きをしてくるのが、不思議でたまらなかった。
「ふーんギリッギリまでレベルアップしたいのか、まあそれはそれでいいや」って思ってたのが1ヶ月前。
流石に「これはオカシイ」と思って真剣に考え始めたのが先週のこと。
それで分かったのは、つまりは前提条件が一致しない。
そもそも知識としての七帝を知らないということだろう。
多分だけど、他大研究はしていても歴史研究はしていない。


闘うことと勝負することは同じではなくて、僕らはチームとして勝利を得ることを第一義としている。
3年目以下の現役達にもきっと、そのあたり大枠の理解はあるのだとは思う。
しかしではそれを達するための具体的方法となると、やはり身に覚えがないものには想像も及ばないわけで。
想像力の源泉は知識。
東北大なんかは昔々の映像を漁って研究するような風習がある(今もそうかは知らないが)ので、試合でしか使わないような細かいテクニックにも馴染みがあるのかもしれない。
そうなると、正攻法の割合の強い北大には搦め手で嵌める、なんて戦術に当たる可能性も当然考えておくべきだろう。

とそんなことを思いつつ、ズルい手をふんだんに使って乱取してた。
準備運動不足なのでそこまで自在に体を動かせないってのもあるけれど。
まあしかしこの辺りは基本小手先のテクニックなので、変な引っ掛かり方さえしなければそうそうやられることもない。
逆に、こちらが仕掛けて嵌めるということも可能なわけで、さてどういう大会になるのか興味が尽きないところではある。



おわり。

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