2022年6月29日水曜日

少年ハート 20220627

調整期間で、2階に上がったときには乱取は終わってた。
辛うじてテーマ別の方に参加。
この日は主に守り側のテクニックを伝授。
この直前期なので大したものも特には無いのだけど、それでも何か積み上げてほしい、とそういうのを止められない辺りが、自分のことながらまだまだ青いなあ、なんて思う。
本当はこの時期、何か足すよりも引くことの方が重要。
結局のところ、土壇場で出る何かってそれまで真摯に培ってきた何かしかないわけで、今更になって焦っても仕方がない。
ここぞというときに起死回生の一手が出せるのはフィクションの王道ではあるけれど、あれも実は根拠をちゃんと伴っている。
僕らが見逃したり気にも留めなかったりする小さなコマやなんとなしの小話に、地道な修行だったり重要な歴史が刻まれている。
そういうのが目に見えやすいルールだから、七帝戦は独特の雰囲気になるのだろう。
IJFで足したり変えられたりした色んなルールがごっそり引かれている(相対的な話)ので、選手ごとに芯の部分が見えてくる。
なので僕が最近足している付け焼刃も、今週末にはすぐに取れ去って剥き出しの、彼ら彼女らの姿が見えることと思う。
僕らOBOGはそれを見て、自分の芯を思い出せるんじゃななかろうか。
思い出した記憶が良かろうとそうでなかろうと、没頭していたいつかと今とが繋がって、そこに感動するんだろうきっと。
現役選手にとって「いつか」のひとつになるであろう今週末、良いものになることを願う。
それなりの支援はできるけれど、やるのは結局彼ら彼女ら自身。

具体的な話はできないのでいつもより抽象的な話だったけど、こんなところ。


おわり。

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