2019年7月3日水曜日

無駄な争いは極力避ける 20190702

僕にとっては、七帝前の北大の練習ラストだった。
小手先の、厭らしい技術を伝えておいた。


鍛えに鍛えた技でもって、仕事を果たす。
美しい。
王道である。
しかし我々は王ではない。
だから小細工も弄さないといけなくなる。
小細工は、ルールに則った上で、またはルールのグレーゾーンにて行なわなければならない。
だがしかし、それをやられると審判としては面倒なことこの上ない。


この日は取ることについて話をした。
自分に有利な体勢だけど、得意パターンではないときの動き方。
これって結構難しい。
自分が通したい主張が、相手が打ち出している主張と絶妙に噛み合ってない展開。
今の僕だったら、あえて迂回することもある。
主導権を渡すことなく、それとなく方向を変える。
方向を変えるのが自分だと消耗が大きいので避けたい。
だから相手自ら動いてもらう、そのために餌をぶら下げる。
相手に利を与えつつ、その実自分のペースに持ち込むということ。
そんで最終的には自分の目的を達成させる。
問題はこの塩梅で、具体的にどう動くか。
そこについてちょっと詰めてみたけど、果たして付け焼刃は付いたのかどうか。
もしついてても、使う場面は来るのか。
出来るなら最初から自分の展開に持ち込んでほしいけど、そんなうまいこと進まないってのもありがちだろう。


しかし九州の大雨は大丈夫だろうか。
九大の面々は無事だろうか、一番酷いのは鹿児島の方だとは言うが、心配である。
被災者や関係者の無事と、それから大会の開催・運営が上手くいくことを祈るしかない。


おわり。

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