2019年7月19日金曜日

物覚えが悪い 20190718

乱取を1本、その後亀取と抑え込みのテーマ別に参加。
フィジカルを前面に押し出すスタイルで、七帝前はフィジカル:テクニック=4:6くらいだったのを7:3あるいは8:2くらいにしただけのこと。
まあ当然ながら、割かし無双してしまった。
気分は虎牢関の呂布、負ける気がしないね。


抑え込みのテーマ別では、直前に崩れ上四方の講習。
解説をしたのは新主将藤田。
短時間で済ませようと思ったのだろう、かなり穴があった。
「教える」って難しいよな、何から言おうか、言うにしても言葉をどう選ぶか、実技的な部分は、とりあえずの到達目標は、受け手は何を考えてるのか、100伝えたうちのどれだけ伝わってたらいいのか、その確認方法は、とか。
まあ、2年目にはさわりくらいは説明できて欲しいし、幹部は全部の基本事項と自分の技については実戦レベルの説明もしてほしいけど。
じゃないと部として発展していけないでしょ、指導陣も毎日誰かが行けるって確証もないし。
まあこの日は僕がいたので、最後に出しゃばらせてもらって再解説。
崩れ上四方に対しての僕なりのポイントを羅列すると。
・実戦で使えるようになるのは、だいたい3年目の冬とかが多い
・柔軟性ある人の方が有利、これは腰を落としたり開脚してバランスを確保するのに重要なので
・下半身は前に押し込む力、爪先を使い、膝は浮かせ接地による力の分散を無くす
・腰部から胸部は圧し潰す力、腰を落とし胸を合わせ背筋を曲げぬよう
・肩から腕は挟み込む力、中級者くらいまでは腕メインだが、経験を積めば脇の意識が上回る
・上級者は全身の力を使えるので、驚くほど消耗しない
・展開としては、抑えられた側が横四方の対処を間違えたパターンからの派生が最も多い、テーマ別の際受け手はこの点に注意しないと、間違いが体に記憶される羽目になるので危険
・「這う」ちゃんとやっとけ、4年目の七帝にギリギリで間に合わない事例が多い気がする

1度で全部覚えろとは言わないし言えない。
やってりゃいつか覚えるし壁にぶち当たって自分でも考える。
僕は「いやまあやるし、いつかそのうち覚えるわー」って傾向の人。
だから物覚えがよくない、「ただやるだけ」で「覚えるのはいつかでいい」からそりゃ当然。
ただし、「やらないということはない」のだけが強みと言えば強み。
みんな自分の特徴は自覚しといた方が良いかもね、相性を無視できるほど僕らに時間とか余裕って無い。


そんな感じで練習終わり。
フィジカル強化とか個人的な趣向もあって、相撲勝ち抜き戦をやった。
疲れた時に出てくる西森が強敵だった。
アイツ手癖が悪いし動きが厭らしいんだもの。
1度はリベンジかましたけど、その後もう1回やられた。

帰り道の月は結構デカかった。
もしや今日はスーパームーンとかいうやつだったのかもしれん。
まあ満月になると変身したり、月に帰らないと的なことがあったりするわけでもないからどうでもいいっちゃあそうなんだけど。


おわり。

0 件のコメント:

コメントを投稿