2018年8月19日日曜日

帰省録 その3

長くなってしまったけど多分この回で帰省録と言う名の珍道中も終わりになるはず。
僕自身も流れをだいぶ忘れてきているので、ちょっとおさらい。

1日目。
午前の便で福岡へ、新幹線と在来線で地元へ。
午後からダンガン渡辺と合流、人吉で柔道をする。
暑いわ強い人もいるわ湿ってるわ暑いわで、あまり心地好くない懐かしさを感じる。
渡辺は膝を痛めてたけど、そのあとは人吉の夜の街へ。
思ってたより5倍は栄えてた。

2日目。
膝の怪我の為、渡辺が接骨院にピットイン。
遅めに出て、昼過ぎに僕の地元付近で自称テラOBの清野と合流。
夏といえばということで海へ行くも、あまりはしゃぐことなく終わる。
清野のあの、幾人もの方々を魅了した往時の大胸筋は、もはやただのおっぱいになっていた、Bカップ。
帰りに日奈久温泉に寄って湯治、野良ネコが名産のちくわを所望していたけど、あげなかったらそっぽ向いて何処かへ行った。
実家で御馳走にありつく(お客さんが来るということで普段より豪華になってて満足)。


そんなこんなで3日目。

特に何も決めていなかったけど、ドライブに行くことに。
車は清野と渡辺のの2台があったが、「1台で行こう」と言うことで一旦人吉へ。
人吉で渡辺の車を置いて、清野カーに乗り込み、目的地は霧島へ。

実家の牛と清野と渡辺。
清野の農家感がバッチリ。


渡辺には目もくれずに飼料を食む牛たち。
カープTシャツの赤は全く気にならなかったのか。


人吉からの発車後、飲み物が要る、ということでコンビニに寄ることに。
勿論ジャンをやる流れに、そして曰く、「森本がそろそろグーを出したくなってきてるはず」。
続けて曰く、「あ、確かに、俺もそろそろ森本がグー出したくなる頃だと思うわー」。
お判りいただけただろうか、これが同期愛の名を騙るハイエナどもがよくやる手口である。
このハイエナどもは同期3人であることを良いことに、多数派を形成し数の暴力で僕をやり込めようというのだ。
そうして土台を作ったところで間髪入れずに仕掛けてくるのは流石と言うべきか、このゴミどもめと言うべきか。

「飲み物ともう1品ならいいんじゃないか」
ーまあそれくらいなら、、、
「金額の上限は無くていいか~」
ーいや合計で300円までなら、、、
「ぴったりって難しくね?消費税くらいならいいだろ」
ーうーーーん、、、
「じゃあ大体300円くらいで」
ーいやダメだ、税込合計額300円まで!

こうして「349円(税抜)までは大体300円だろ」という流れを回避できた僕は一安心した。
そしてなんだかんだグーを出す羽目になるのは回避できていなかった、ええーいこのゴミどもめ!


そんなこんなで、まずは霧島の手前にあるえびの高原へ。
高原らしく割と涼しめで、札幌には劣るが過ごしやすい天気。
硫黄山の噴火の影響で入山規制がされており、足を引きずる渡辺もいるのでミュージアムセンターと物産館を見物して終わる。
物産館では清野がソフトクリームを貪っていた、これがデブエット。
あとは行ってないけど、トレッキングコースやらキャンプ場なんかもあるらしい。

奥に噴煙が見える。


そろそろ昼も近くなるけど、とりあえず山を下ることに。
次は霧島神宮を目指す。
途中、車道すぐ横の藪から鹿が跳び出してきたが衝突せずに無事回避。

中央付近に鹿。

スマホのズームマックス、けど顔だけきれいに隠れてる。
インスタ映えするような盛り写メでないと撮られたくない、ということか。

何はともあれ無事に下りきって、霧島神宮へ。
ここでは普通にお参りをした後、おみくじで勝負することに。
「運勢の悪い奴は日ごろ徳が積めてないからだ。徳を積むには他人に良くすることだ。つまりは飲み物をごっつぁんしてあげるとか」
結果は1. 渡辺(大吉)、2.僕(吉)、3.清野(末吉)。

結果発表。

僕のおみくじ結果。当たり障りのないことが書いてあった。

この後清野は神域でふしだらな発言を繰り返して、階段に躓いて足首を軽く捻っていた、僕は神の存在を身近に感じることができた、、、。


この時たしか12時も過ぎていたので、道の駅霧島のレストランで昼食に。
飲み物という指定だったので、食べ物の他に一番高いブルーベリージュースをオーダー。

1人だけ何とも言えない表情で飲んでたけど、美味いジュースだった。


そして今回最後の目的地、渡辺お勧めの曽木の滝へ。
東洋のナイアガラを自称しているとのことだが、ググると日本各地に東洋のナイアガラはあるらしく、ちょっと期待薄だった。
とりあえず駐車場に車を停めて、土産物屋や飯屋を見てジャンの心構えだけはしておいた。

思ってたのの7倍くらいデカかった。

幅210m、落差12mらしい。

記念撮影。

「マイナスイオンが呼んでいる」とのこと。
真実は多分、近くにいた他の観光客(女性)を見に行っただけ。

清野?いやサルだった。

滝の観賞を終え、仁義なきジャン。
「ここで負けた奴が真の敗者な」
という「最後の得点は100万点!」みたいなノリで、負けたのは僕だった。
白玉ぜんざい(冷やし)を注文。


他人の金で食うぜんざいは美味そうだなぁ!

テイスティングしてるつもりなのかもしれんが、
どう見てもただの冴えないしかめっ面だからな。


このあとは人吉で渡辺を降ろし、僕も実家で降ろしてもらって解散。
と、実はその前に、実家最寄のIC直前のSAで、最後の最後、清野と一騎打ちのジャン。
情けなくも返り討ちにあい、通算成績は6戦3敗。
ソフトクリームをごっつぁんしてあげる。
プレミオとかいう名前だったと思うが、甘さがくどかった気がする、不味くはない。


現役引退して社会人になって、金を持ったことで更に性質が悪くなった僕らの小競り合いもひとまず終わり。
道中互いの近況報告や、現役時代の昔話も面白かったけど、ここで披露するにはちょっと違うのでやめておく。

友人と言うのは何となく憚られるけれど、友人以上に話せることは多い連中で、この関係性にしっくりくる名前は、今のところ僕は知らない。


以上、同期と過ごした2日半の記録。
思えば最後まで食ってばっかの道中で、札幌に戻って2,3日は体が重かった。
また機会があれば、ここに書いても恥ずかしくない記憶を残せたらいいと思う。
多分無理だけど。


おわり。

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