2019年2月10日日曜日

伝わらない 20190209

土曜日のこと。
現役とOBOGの比が1:1くらい、もしかするとそれ以上だったかも。
乱取は押し出しになった。
この押し出しというシステム、僕は嫌い。
乱取の相手から赤帯を受け取って、それをまた次に回して、というシステム。
また赤帯の本数は、乱取参加人数の1/3を基準にするので、必然的に「2本連続で乱取して1本休む」という状況になり易い。
6分×6本やるのと、6分×2本→6分休憩の3セットでは、単純思考だと練習効率は1/3カット。
つまりは、相対的に辛くない部類の練習メニューになる。
システム的に「甘え」が内包されているに等しい、と僕は思っている。
で、その甘ちゃん気分で勝てるほど、七大学に地力の差は無い。

じゃあどうすればいいか、まずはカットされた1/3を埋めなければならない。
でないと勝負すらできなくなる。
それでさらに勝ちたいと思うのなら、それ以上のプラスアルファを積まねばならない。
方法はいくらでも思いつくし、チームで意思統一が図れていたのなら、方法なんて極論何だって良い。

問題は意志があるのかどうかだけ。
それが一番重要で、その涵養が最も難しい。
流れができているうちは、自然と受け継がれる類のものだから、失くなったときに「え?じゃあ今までどうやってたんだっけ?考えたことなかった」ってなことになり易い。
僕の働いているところでも同じような問題が起きていて、組織である以上この手の問題は常に抱えているモノなんだろうなあ、なんて思った。

まあそう言いつつ、押し出しを常用・多用するようにしたのは僕の頃なのだけれど。
今思えば押し出しよりも、取役連中は毎回基立とかのほうが良かったのかもしれない。
当時は威厳も共感性も実力も徳の高さも不足していた(今現在については言及を控えるが)ので、自然と緩めの判断をしてしまっていたのだろうか、だとすれば情けない、いやそれは今もか。


練習後は足抜きについて技術紹介。
小笠原と僕から1つずつ。
下から脇を差されたときにどう対処するか。
無視して自分の状況を整えて突破するのか、別のケースに変化するのか、一度巻き戻して作り直すのか。
説明するときは、全体の流れ・部分的な補助・状況設定など、何とか伝わりやすいようにやっているつもりだけど、どうなんだろうか。
自分がそうだったのだけど、ヒトは結局他人の話について、その半分も聞かないものだと思っている。
なので伝わらなかったからと言って、感情をマイナスにはしないよう心掛けている。
説明なんて何回でもすれば良い。
やっているうちに、説明する側の思考も整理されるし、洗練されていく気がするので双方得をするはずだ。


2/16 は追いコン。
今回は14:00試合開始らしい。
納会と同じく現役対OBOGだが、さてさて彼らの成長は如何に。
ちなみに納会の時で、男子については、OB16人に対し現役は26人分の駒を使って終了させている。

おわり。

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