2019年6月16日日曜日

得と徳とを篤と説くと 20190615

土曜日の練習。
雰囲気が変わっていた。
ピリピリとした空間。
手抜きしていた部分も、劇的に減っていた。
乱取で実力を窺うでなく、その前後で分かる。
準備運動から最後の柔軟まで、意味づけする分だけ成長機会は増える。
もっと言うと日常生活から、自分を整えているかどうかでも全く変わる。
成長したくて行動した人が、ちゃんと成長している。
こんなに嬉しいことは無いと思う。
後は、その度合いがどれだけ目標地点に届き得るかどうか。


去年の七帝では最下位。
秋の東北戦はズタボロ。
3月の寝業錬成でも負けばかり。
面子も15人は揃うものの、余裕は全くない。
状況は依然、最下位候補筆頭。
それでも勝ちたいって思うから、雰囲気が変わったのだろう。


僕らは、出来て当たり前のことが出来ない。
当然、普通、と評されるいろんな物事が、本当にそうであったことはほとんどない。
朝起きる、最低限3食摂る、時間に遅れない、周囲に感謝する、身の回りの整理整頓をする、エトセトラエトセトラ、、、。
求める何かを、それを得て当然の人間に、僕らは成っているのだろうか。
まずは自身を、それだけでなく、お互いにも。

自らの利だけを考えるような輩は害悪だ。
競技者として半端に強い連中に、こういう輩が多いように思う。
しかし他者の益だけに終始すれば、いつかは自分が摩耗してしまう。
自らの利を他者の益にもできれば、それが一番良いような気がする。


こんなことのたまう前に、まずはお前の徳はどうなんだって?
ちゃんと積めていたら、こんな記事書く羽目になってないってことで、ご理解いただきたい。


おわり。

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