2019年6月18日火曜日

ラスト3週間 20190617

七帝合宿初日。
滅茶苦茶寒かった。
最高気温が20度を余裕で下回っていた。
道場での寝泊まりには、防寒具も必要なのかもしれない。
6月も後半だというのに、福岡との気温差は大丈夫かと心配になる。

あと確か、この日は練習が終わったのが20:40頃だった。
そこから2時間足らずで晩飯と入浴を済ませて道場で就寝ということだったのだが、果たして間に合ったのだろうか。
2年目の千葉は基立の疲れからか、結構長いこと部室に篭ってたけど。

疲れと言えば、今日は悪いことをした。
見知らぬ顔の男性がいたので、とりあえず1本お願いしたところ、疲労困憊にさせてしまった。
話を聞くと、再受験で歯学部を目指す23歳とのこと。
運動自体3年ぶりと言っており、そうかそれは仕方ないなあ、と思った。
10日ぶりとかでも結構なツラさになるのに、その100倍くらいのブランクなら、どんだけツラいんだろうか。
まあでもまた来てくれれば嬉しい。
来なかったら僕のせいか、いや申し訳ないなそれは。
嘘でもついて無理矢理気味にでも引っ張ってくる方が良いのだろうか、、、。


嘘について最近思うことがある。
三流の商人は嘘が分からない。
二流は相手に嘘をつく。
一流は嘘を使わない、、、嘘である、一流はまず自分に嘘をつく。
「要らない」商品を、「要るかも」と思わせるには、心底からの言葉が無いと難しい。
だからこそ、自分自身の「まあ確かに要らないっちゃあそうだよな」って思考を潰し切れるかどうかが、重要なのだろうと思っている。
まあそうして身の回りが商品に満たされた先に、「所有物の占有領域と、心の余裕とは反比例する」なんて言って捨てさせて、振り出しに戻すのが常套手段なんだが。
「物事は円」――――「回転したならば」―――――
そういうことなんだろうなあ。

で、人が感動して「欲しい」って思う商品は誰の商品かというと、ソイツらではない。
ほぼ間違いなく、嘘をつけない一流の職人の一品だろう。
僕もそんな人になりたいと思うこともある。
しかし非才で浅学、卑怯な自分がそれを赦さず、今日も嘘をついて生きている。


おわり。

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