2019年11月7日木曜日

初雪 20191107

18:20頃に道場着、暖かい。
おお、遂に暖房もついたか。
外とは大違い、雪の降る(というか、みぞれが吹き荒ぶ)中チャリを漕いだ甲斐もあると思えた。
2階へ上がると打込み中。
どうやら今日は18:00スタートだったらしい。
「つまりはけっこう練習に参加できるな、、、いやなんか寒くね?」
部室の暖房はお亡くなりになっていた。
蒸気の通う音は聞こえず、漂う空気は30分ほど前までいたであろう現役の発した温みの名残だった、ちょっぴり湿っぽい。
着替える間に、もしやと思っていたら、道場の方もだめ。
下の階から来る暖気は、練習範囲を通り越して上の大窓から抜けていくばかり。
「練習終わったら即シャワー浴びに行こう」、そう決意した。


着替えて出ていくと反復やってた、フリーではなく、指定の2周目。
何故もう1周かと言うと、「上級生ですら、技術の幹も枝葉も先細り感が甚だしい」ということ。
ちょうど僕は中に入らない状況だったので、外から色々言ってみた。
1周目に言ったこと、言えなかったこと、全員の様子見ながら思いついたこと、色々。
まあそもそもの形はそれなりに出来ていたのでひと安心した。
ここからは+αをどれだけ重ねられるか。
ちょくちょく明らかな間違いもあったが、そのくらいは現役で気付いて是正し合ってほしい。
自浄作用自浄作用。


正対、乱取、抑え込み。
そういや今の現役は、あたる相手についてどんな思考で選んでいるのだろうか。
僕の場合は時期によって大きく変わっていた気がする。
1年目の時はほぼ誰でも良かった、何故ならトップクラスの弱さだったから。
2年目になると、基本上の人を選んでいた。
後輩とやっても取られはしなくても取れない。
だったら先輩とやって分ける練習を重ねるべきだ、と思っていた。
そしたら途中から抜き役にならざるを得なくなってきたので、後輩との乱捕り機会も増やした。
3年目では1つ下の取れそうな取れなさそうな連中との乱捕り機会を増やした。
代替わり後は抜き役:それ以外=2:8くらいだったと思う。
これは人数の多さとか比率、あとはチーム作り的に、抜き役同士で当たるよりも分け役の成長を優先しようとした結果だった。
それでもたまには同期のゴリラとか1つ下のおいなりさんとか(一応(北大での)学年では)1つ上の経験豊富な先輩とかとやることもあった、全然取れる気しなかったし、むしろ取られないようにするのがギリギリだった。

引退した今は基本待っている。
使命感や責任感を持った人だけ来ればいいと思っている。
それに見合うくらいの実力は、まだ最低限は持てているはずだし。
ちょくちょくテコ入れのために自分からあたることもあるけど。
就職してからは時間も取りづらくなったし、優先順位を決めている。
無限の時間・体力・財力・精神力を抱えていない僕のリソースでは、全員平等は到底不可能だから、色々思うところを決めて振り分けている。


そういや、抑え込みでは坂田と西森の崩れ上を返せなくなってきた。
多分だけど、僕を30秒抑え切れるなら今の七帝界の6~7割くらいはイケる。
あとはどうその形に入るかだけど、そこは考え所。


練習後はやっぱり寒かった。
というか最後の研究の時点で何人か震えていたし。
虚弱体質の彼らにはだいぶ酷だったかもしれん。
体調不良者がこれ以上増えないことを祈るばかり。

この時期は寒いけど、鍋が旨い季節でもある。
肉も野菜も食べやすいし、安上がりだし、何より複数人でワイワイやれる。
夏ならむさくるしいだけの連中も、冬なら立派な熱生産器。
湿度の上がり過ぎと近隣住民への配慮を忘れなければ、かなりおすすめ。
つーかそのうち誰かの家に乗り込んでってのもアリかもしれない。
久々にやるかー、さて何つくろうかな。


おわり。

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