2018年3月20日火曜日

七大学のフランス派遣事業について その2

注意。
今回の記事は、極めて個人的な推測、邪推、当てずっぽう、詭弁の類が盛り込まれていると思われるので(十中八九は本人に自覚がない)読まれる方はお気を付けください。
また、悪質な批判になる可能性も否定できないので、そのあたりもご了承いただければ幸いです。


まず一言。
学生の頬を札束でぶっ叩いておいて、「こんなチャンスを与える我々OBOGはなんて『良いこと』をしているのだろう」って調子なのが酷く残念。
去年の流行語大賞ってなんでしたっけ?
七帝柔道は学生柔道ではなく、学生は常に周囲のオトナの顔色と懐中の紙切れを気にしないといけないような、そんな世界でしたっけ?


二言目。
老いさらばえて今際の際の2,3歩手前で、何かを遺していきたい気持ちは何となく分かる。けれどそれに若手の、それも学生を利用するのは実に遺憾。

「学生の今後の糧にもなるから」って、学生が欲しているのは今の糧なんだと思うのだけれど。
諸先輩方は現役学生の当時は苦しくなかったのか?
いやいや、きっと誰もが1つや2つ、苦しさを抱えていたはずだろう。
それでも、一つの青春時代として振り返って、現役学生に自分の『あの頃』を重ねて「何か為になることをしたい」と言いつつ、現役学生に余計な苦労を負わせている。
それが自らの『あの頃』をも踏みにじっているとは思わないのだろうか。

それとも生き馬の目を抜くようなグローバル社会で競う先輩方は、「所詮学生に見えている世界は狭い」と切り捨てているだけなのだろうか。
それも社会に出ての成長の1つの形なのかもしれないが、僕は哀しい。

確かに事業自体は『良いこと』だけれども。
じゃあ「日本以外も重要だから、日本人への還元は全然行き渡ってないけれど、これから日本の税金の8割は世界のために使いましょう!」ってマニフェストの政党がいたら、果たして誰が投票するんでしょうか?
「いや流石にそれはオカシイだろ」と思った方はいますか?
奇遇ですね、僕も貴方と同感です。


おわり。

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