2018年3月6日火曜日

七大学のフランス派遣事業について

事業の概要としては、特異な柔道=高専柔道の流れを汲む七帝柔道の強者達を、柔道教育最先端ともいえるフランスに送り込もうという企画。
詳しいところは「七大学柔道 フランス」とでも検索してもらいたい。
下手に僕が解説しようとすると、どうも恣意的な文章になりかねんので、ちょっと気が引ける。

先週の土曜日、つまりは僕がしばらくぶりに後輩に絞め落されたその日なのだが、フランス人柔道家のフラマン氏が来札され、交流の場が設けられた。
このフラマン氏、元フランス柔道代表選手であり、現在は慶應大柔道部のコーチとのこと。
乱取では、立って向かえば投げられ、引き込んでも生半可な動きでは崩されず、といった具合だった。
現役選手にはたいへん良い経験をさせてもらったのではないかと思う。
僕にはできないことができる人というのは、いつも羨ましい。それが部に貢献できそうなことなら尚のこと。

そんなこんなで、道場、あるいは居酒屋で、侃々諤々、とまでは行かないものの、それなりに腹を割った話が繰り広げられた。主にOBと。
現役は二部練の疲れもあって休養を選んだみたい。
その中でお互いに同意できた内容を2つ挙げると、
(と言っても僕の記憶力は褒められたものでもないので、多少の改変はきっとあるのでご注意ください)
「フランス遠征そのものは、『良い』か『悪い』かで言えば、間違いなく『良いこと』である」
「お金については、無限に湧き出てくるものではなく限られた資源であるから、割り振り方は考えないといけない」
こんなところ。
どちらも話し出すとキリがなくなるので、今回は話題に出すに留めておく。
飲み会では、仙人佐々木さんの「日本の学生柔道、ないし学生部活動は終わりを迎えようとしている」論や、フラマン氏が長芋料理に興味を示していたこと、翌日は手稲にスキーをしに行くこと、あとは日本と海外の社会の違いなんかの話をしたのを覚えている。

どうも話がまとまりそうにないので、一旦結論を出してみよう。
僕は本件、フランス遠征には反対の立場である。
賛成に鞍替えさせたいのであれば、最低でも、
・金銭面の問題で退部する学生を0にすること
・純粋培養の分け役を連れて行くこと
くらいはやってほしい。でないと学生への負担が大きすぎるし、構成メンバーが取役ばかりのチームだと僕の七帝観にそぐわなさ過ぎて気分が悪い。
それ以外はまた今度、気が向いたときにちょっとずつ挙げていくつもり、にしておく。
つまりは未定。

おわり。

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