2018年10月5日金曜日

残業 20181004

練習後のトレーニング。
今の僕は、いつもテキトーに、思いついたことをやっている。
自重で体幹や綱登りをやってみたり、宮武さん率いる「一旦時代の流れに逆らってみ隊(いま勝手に名付けた)」に参加したり、ケトルベルや鉄棒を振り回したり。
基本は独りでやることが多いのだけれど、その合間合間に全体をチラ見している。
見ていて思ったのが、「最近明るくなってきたなあ」ということ。
無論雰囲気のことである、物理的には全く逆、今の札幌は短い秋に差し掛かっていて、朝晩は冷えてきた。

代替わり当初は、何となくみんな暗かった。
練習が終わると各々の時間に入って、「いや、終わったらもうプライベートなんで」ってちょっと壁を作っていた感じか。
まるで会社での僕を見ているよう。
深入りされたりしたりするのが面倒に思えて、なるべく関わらなくて済むようにしたい、という傾向だったように思う。
それが最近はちょっと変わった。
何と言うか、積極性が出てきた。
元々は必要に駆られてやっている人しか残っていなかったのが、昨日はほぼ全員が残って活きた目をして動いていた。
羨ましいことだなぁ、と思った。
僕が主将だった時は、死んだ目をして部に関わらざるを得なかった人もいただろう。
その人達も、僕がやり方を換えていれば、積極的に動けるようになっていたのだろうか、なんてことを考えさせられた。


兎も角、今の練習後のトレーニングについて、雰囲気はいい感じだ。
みんなで苦しんでいて、それを過度に悲観的に捉えてはいない。
前に進むために、今の苦しみを受け入れている。
中島は宮武さんに追い込まれてヒィヒィ言ってるし、三木はコミュニケーション能力が向上して伝えることに対して積極的になって、上手くなった。
藤田は入部当初の若枝のような体が、今や壮木のような健やかさを見せている。
つねおは長いもみあげを湛えて達人の雰囲気を醸しており、ゴムまりのような町田とストレッチをしていた。
町田が「崩上を受けて一番痛いし動けない」と恨み言を呟いていて、確かにそうだな、と思った。
柔らかさがあれば抑え込んだ後の対応能力が向上してもっと強くなるだろうから、もうつねおとは30秒抑えはやらないようにしようかなぁ。
本当はもっとみんないろいろあるけど、そろそろ出社するので観察内容はまた次の機会に。


おわり。

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