2018年10月23日火曜日

流れ 20181022

週始めの練習に行ってきた。
今週も技研メインなのかなー、と思っていたのだが、東北戦も近いのだろう、基立が入っていた。
基立といえば、立っている人を追い込むための練習である。
だけど、昨日は普通に乱取をしてしまったような気がする、反省せねば。
基立は能力を高めるための練習ではなく、儀式や試練のようなものだと思う。
試練は強敵であるほど良い。


基立の後は急遽、上四方固の技研。
胸を合わせないタイプの抑え方で、割と強いし、極めの形自体難しいものではない。
ただ、実戦ではなかなかその形に入ることも少ないのが欠点だろうか。
僕自身がこれを知ったのは2年目の後半くらいな気がするが、実戦で使えるようになったのは幹部以降でだった気がする。
ある程度自分の型ができて、その中での補助的な抑え方として。
僕は下からの返しと、亀取の横三角を主に使っていて、その流れから外れたときの咄嗟の処置として使っていた。

そんな考え方だったから、練習後に1年目の近藤に「どんな風にこの抑込に持っていくのか」と聞かれて困った。
なるほど確かに、ゴールが明確なのに、至るためのプロセスがあまりに他人任せなのは問題だろう。
流れの中で動くことも大事だが、そもそも自分の流れに持ち込むのは更に重要であろう。
新しい着眼点を貰うことが出来た。
指導する立場でも、指導される人たちに気付かされることは多い。
これに関しては僕も不明瞭な領域だから、言い出しっぺの近藤には暫く自分で試行錯誤してもらおう、ということで話をまとめた。


その後は、筋トレを少々やって帰宅。
2年目の藤田がラダーを引っ張り出していたのを見て、僕も便乗させてもらった。
僕はああいう敏捷系のトレーニングは苦手で、一定のペースでなんかやる、ってのが好きなのだが、だからこそたまには良い。
なんとなーくの流れで動いている自分を、小刻みに扱っていくのは本当に難しい。
スタープラチナくらいの素早さと正確さがあれば、、、と思った。


おわり。

0 件のコメント:

コメントを投稿