乱取の気分で道場に行ったら技研だった。
メインパーソナリティは勿論、仙人佐々木コーチ。
風貌は相変わらずで、ザンバラの白髪にちょっと頑固そうな職人っぽい顔つき、それで今回は道着を着ていたのでパッと見は達人。
北大の応援団のボロ羽織を着ても何も違和感なさそう。
むしろ、「あれは俺が与えたんだ」とか言い出しても、巷の人々なら信じてしまいそうな気もする。
ちなみに私服は上下黒、Tシャツにジャージで、チャリで30分くらいのところまで帰る、と言っていたが大丈夫だったろうか。
高齢者かつ1級障がい者とはとても思えないバイタリティを感じた。
横三角と言えば、今や中学生でも知っているポピュラーな亀取技術。
ただ、一般に普及している横三角と、七帝で使えるレベルの横三角には雲泥の差があると思う。
まあ、七帝ではじっくりと技を極めていけるルールになっているから、時間制限のあるその他のルールとは、発想が根本的に違ってもしょうがない。
ポイントはいくつもあるけれど、全部を語るには僕の気力が持たないので、1つだけに絞る。
横三角は、脚で返す、これが最重要。
日々の練習の中で、どうしても忘れがちになる部分。
その中でも特に致命的なのが、脚で返す、ということを忘れ去ること。
部内では強いって人が、この状態に陥りやすい。
弱い人にはめっぽう効くけど、本当に取るべき時に取れなくなってしまうので、腕で返すことは、僕はお勧めしない。
具体的なところは、今度写真付きでまとめられたらいいなあ。
もう1つ。
肩極め縦四方。
昨日現役のを受けて思ったのは、極めることを痛めつけることと勘違いしているということ。
関節技では重要なのかもしれないが、抑え込みにおいて極める、とは、相手を制すること。
昔風の言い方をすれば、脇差をぶっ刺して、その後相手が絶命するまでの間反撃にあわないようにすること(抑え込みの定義と、30秒で一本というルールについて、僕はそう習った覚えがある)。
極める感覚を養うまでに、コツを掴むまでに時間はかかるが、多少の体格差は関係なく抑えきることができるようになる技術なので、腐らずに頑張ってもらいたい。
うーん話が抽象的にならざるを得ない。
誰か具体的な話をして、技術体系をまとめてほしい気もするが、難しい。
そういえば、現役の夏休みの予定を聞いてみた。
8月頭にキャンプをするらしい。
2泊3日で、2日目に何をしようか、と悩んでいた。
あとは、男女別々(時期的にも場所的にも)で遠征するとのこと。
男子は名大、女子は東大に行くらしい。
どちらもド平日真っ盛りの日程だったので、僕は参加できないけれど、近くにお住いの方々がいらっしゃれば行ってあげてほしい。
そんな宣伝もしてみたところで。
おわり。
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