2018年7月4日水曜日

調整 【現役紹介】

気付けば七帝まで1週間を切った。
ここまで来ると、人事は尽くしたはずで、あとは天命を待つのみ。
こう言うと語弊がありそうで嫌なのだけれど、これは決して、「勝負は時の運」って言っている訳ではない。
もしそうだとしたら、「練習量が全てを決定する柔道」を目指している身として、あまりにも救いがない。
勝敗を分けるのはいつだって、自分たちの積み上げた選択の良し悪しや、その多寡であるべきだと思う。
だから、天命っていうのは僕みたいな「終わった人間」が「覆らないこと」に対して適当っぽい名前を付けただけのこと、つまりは言葉の綾。


さてさて、先週は忌々しくも会社関係の都合もあって練習参加は土曜日だけだった。
午前練だったけれど、朝に洗濯機を回したらちょっとした不具合があって時間を食って、開始時間に遅れてしまうというプチ不幸。
まあそれはいいや。
追い込みラストということで、乱取にも熱が入っており、僕も良い刺激を貰えて、それなりに動けた気がする。

昨日は、仕事が上手いこと進んだので小雨の中チャリを駆って道場へ。
調整機関に入ってきたということで練習量は少なくなっていたが、個人個人でうまいこと調節して研ぎ澄ましていってほしい。


そんなこんなで、現役紹介、幹部部員もラスト(もし漏れとかあったらごめんね)。
水産主将の松本。
音楽はロックが好きで、その中でもどちらかというと反社会的な匂いのする奴らが好き(な気がする)。
つまりは僕と似たような系統で、ということはバンドを組んでも解散するリスクはきっと少ない。
コミュ力に長けていて、同期内での調整役をしていたような印象がある。
函館に行ってからは、流石に距離の問題もあるし、難しかったとは思うのだけれど。

見た目的には、長身かつスマートで、目鼻立ちは濃く、昭和の名優感が漂う。
同じく昭和の名優としては、僕と近い代だと宮竹がいたが、彼は強面系で、松本は優形、といった違いがある。
戦隊モノだとブルーかグリーンの立ち位置だと思う。
動物に例えるならラフコリー。

ラフコリーと言えば名犬ラッシー。けどラッシーはメスらしい。
仔犬の相場は\150,000~っぽい。松本の相場は勿論プライスレス。
血統書の備考欄に書くとしたら、巣鴨高校出身というのは1つの重要なポイントかも。

迷える仔羊たちを導くのはきっと得意。
対象が自分自身だと、ちょっと苦手なのかもしれないけど、後は覚悟を決めるだけ。
ここまで来たら、覚悟の多寡を誤ることも無いでしょう。
「勇気」とは「怖さ」を知ることッ!「恐怖」を我が物とすること』ってかの男爵も言ってたし。
七帝柔道では次に何かを託すことはきっと茶飯事だけど、流石に胴体真っ二つにされたり血のシャボン玉(解毒ピアス入り)を作る羽目になったりはしないはずなので、そこは安心してほしい。


おわり。

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