2019年4月4日木曜日

加減 20190404

力加減はする、でも手加減はあんまりしたくない。

先に書いておくが、今回は辛めの文章になった。
いつもプラスもマイナスもフラットも頭の中にはあるのだけど、今回は字数と気力の関係でプラマイゼロには持っていけないはずのでご容赦願いたい。


今日も佐々木コーチの特別講義があった。
内容は基礎運動と逆転技と横三角。
今の現役部員の殆どが、正しい足蹴りができない。
できない、というのは実際誤りで、やっていない、というのが本当のところ。
手を抜いているというわけだ、意図的にか無意識かは知らないが。
基礎運動は正しくとか、理想を追ってやるとツラいもんだから。
正対師でも足蹴り足回し、エビとかできてない。
かみつき・足抜きを使う者はワニとか腰切りで腰が上下しまくっている。
それでいて技術を求めるのは何か違う。
「どうしたらいいですか?」って、どうするもこうするもない。
足し算が理解できないし覚えもしようとしない者に、どうやって掛け算を理解させられようか。
今の僕にはちょっと難易度が高すぎる。
ただ、この状況になるまで僕が放置していたことにも責任はあろう。
「意識してれば半数くらいはそれなりに出来るだろ、あとはそいつら現役同士で声掛けあってくれるはずだ」って、全然そんなことなかった。
僕としては、指導者は学生じゃ全く対応できないときに身代わりになるのが仕事だと思っているので、出来るだけ学生主体を崩したくはないんだけど。
自由が許されているのは、その行為の結果に責任を負うからで、、、なんか中学生を相手にしてるみたいな気分になるからやめとこう。
最近は雰囲気もまあまあ良くなってきたし、半年前とかは学級崩壊に近いものがあったけど、多分乗り切った、、、はず。

みんな心のどっかで、波乱万丈を求めているのかもしれない。
こう、ドラマチックな展開が自分の人生にもあるはずだ、みたいな。
行動も感情も波が大きいと疲れるから、僕は安定したい派なのでちょっと合わせられないかな。
その辺は好き好きなので如何ともしがたいけど。


今日も新入生が来てくれてたし、新歓の出だしとしては良い方だと思う。
あとはほっといてると隠れて出てこない経験者とか、「おっ柔道か、うーん、やってみっかな」って未経験者を呼び込めるかが、毎年の鍵である。
北大の懐事情的に、男子は確実に、新入生を15人の中に入れないといけない訳なので、入部してくれてすぐで申し訳ないが、それなりの強度の練習をしてもらうことになるかもしれない。
女子の方は、今日はテーマ別の時に新入部員の後藤とやってみたが、顔が僕の同期の東北大の女子主将に似ていたので、柔道の方は心配ないだろう。
ただし中身も似ているとしたら、、、うん、かなり不安だ。
冷や汗でそうになり、2分前にFBを確認したら、あんまり似てないことが判明したので今は心底ほっとしている。


道場外の木々の間では、蕗の薹が顔を出していた。
開いたものが殆どだったが、残雪はまだあったので、収穫のチャンスはまだあるはず。
今のところ2年目の片桐に話はしているので、僕と部員と蕗の薹の都合が合えば、宅ごっつぁんしたいものだ。


おわり。

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